TVニュースや、各紙(Web版)報道によると、
【細野豪志原発事故担当相らは19日、大阪市内で開かれた関西広域連合の会合に出席し、
関西の首長らに関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に理解を求めた。
しかし、橋下徹大阪市長らは原発の安全性に疑問を呈し、再稼働に難色を示した。】
(時事通信 5/19付け) と云う。
大飯再稼働に難色=原発相らの説得に―関西の首長
(時事通信) - 2012年5月19日(土)20:13
橋下は大嫌いだが、再稼働反対を真剣に言っているのであれば、その点は大いに
主張して欲しい。 尤も、NHK報道では、橋下氏は、短時間の稼働を提案したという
から、本音が見え隠れしているようだが・・・
細野原発相、大飯原発の安全性を関西首長に説明
(読売新聞) - 2012年5月19日(土)22:03
その細野豪志原発相は、「国会事故調査委員会」による事情聴取を19日受けた。
事故当時に首相補佐官だったとのこと。
国会内で、約3時間に亘る事情聴取だったようだが、現職の原発責任者ではあっても
事故当時「閣僚ではなかった」と云うことで、事情聴取は公開されなかったとのこと。
事前に細野氏は公開での聴取を求めたが、委員会の方針で非公開としたらしい。
国会事故調、細野環境相から聴取
現職閣僚でも非公開
(朝日新聞) - 2012年5月19日(土)21:04
話は少し変わるが、一方では関西電力が一般家庭向け節電料金プランを発表したとのこと。
ピーク時の料金を通常料金の2倍程度に設定。 一方で深夜料金は通常時の1/3程度に
減額すると云う。 ピーク時は深夜の6倍位になるが、時事通信の見出しは何故か意図的。
ピーク料金は夜間の6倍
=節電プラン導入、商品券も進呈―関電
(時事通信) - 2012年5月19日(土)21:52
これだけパッと見ると、料金が突然6倍になるような印象を与える。
また、専用メーターに交換し(無償)、昨年同期より削減できた%により、
5%で500円、10%で1000円、15%で1500円のQUOカードを贈るとか、インターネットで
使用料を紹介できるシステムに加入するとさらに500円分追加されるという(西日本新聞)。
私は、適切な「節電料金システム」は、各家庭での電気使用と電気料金の節約に
繋がるので、肯定的に考えている。
しかし、これが福島原発事故後1年2ヶ月も経って、ようやく提案されたことが、
危機感の無さを示しているもので、実際には「電力不足」がそれほど深刻なものでは
ないことを電力事業者自体が認識していることを裏付けている。
本当に深刻な状況であるとすれば、もっと速く調査検討し、提案していたはずであるから。
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大飯再稼働に難色=原発相らの説得に―関西の首長
(時事通信) - 2012年5月19日(土)20:13
細野豪志原発事故担当相らは19日、大阪市内で開かれた関西広域連合の会合に出席し、関西の首長らに関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に理解を求めた。しかし、橋下徹大阪市長らは原発の安全性に疑問を呈し、再稼働に難色を示した。
細野原発相、大飯原発の安全性を関西首長に説明
(読売新聞) - 2012年5月19日(土)22:03
細野原発相と斎藤勁官房副長官は19日、大阪市で開かれた関西広域連合(広域連合長・井戸敏三兵庫県知事)の会合に出席し、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の安全性について説明し、再稼働に向けて理解を求めた。
大阪市の橋下徹市長や京都府の山田啓二知事らは、政府の取り組みを批判し、議論は平行線のまま終わった。
会合には大阪、京都、兵庫などの7府県2政令市の首長らが出席した。
会合では細野氏が、野田首相と関係閣僚による会合で、大飯原発の安全確認を行い、東京電力福島第一原発事故と同程度の津波があっても対策は十分取れていると説明し、運転再開に協力を求めた。斎藤氏は主要8か国首脳会議に出席中の首相からの伝言として、「日本は可能な限り原発に依存しない社会を目指している。同時に国民生活や産業活動に対し、不安を与えることを避けなければならない」との言葉を紹介した。
これに対し、橋下氏は「福島と同じレベルでの対策では安心できないのが多くの国民の感覚だ」などと批判した。そのうえで「必要性がどうしてもあるなら、電力需給 逼迫 ( ひっぱく ) 期に臨時の運転で、1か月か、2か月か、3か月か、そういう動かし方はある」と述べ、運転期間を限定すべきだとの考えを示した。
国会事故調、細野環境相から聴取
現職閣僚でも非公開
(朝日新聞) - 2012年5月19日(土)21:04
東京電力福島第一原発事故を検証する「国会事故調査委員会」(委員長=黒川清・元日本学術会議会長)は19日、事故当時に首相補佐官だった細野豪志原発相から事情を聴いた。政府と東電でつくる事故対策統合本部の事務局長として東電に常駐したキーマンで、明らかになっている政治家への聴取は4人目。聴取は非公開で、やりとりは明らかにされなかった。
国会内で約3時間に及んだ19日の聴取後、細野氏は記者団に「政府の責任は極めて重い。出てきた事実に対して、すべて我々は自覚をしなければならない」と強調。ただ、やりとりの内容については「調査の途中なので、すべて話すというわけにいかない」とかわした。
細野氏は18日の閣議後会見では「公開でしてほしいという思いが強くあった」とし、非公開となったのは国会事故調の判断と説明している。国会事故調によると、政治家への聴取で公開するのは事故当時の閣僚に限るという。事故調関係者は「どの聴取対象者も、組織の決定権をもつ関係者に限って参考人招致するという線引きをしている」と話す。
ピーク料金は夜間の6倍
=節電プラン導入、商品券も進呈―関電
(時事通信) - 2012年5月19日(土)21:52
関西電力は19日、電力需要のピーク時の電気料金を高くする一方、夜間は安くし、料金格差を過去最高の約6倍に引き上げた家庭用の新料金プランを5月中に導入すると発表した。希望者が加入する選択制。節電量に応じ商品券「QUO(クオ)カード」を配布する優遇措置も初めて導入し、家庭の節電を促す。
家庭向け通常料金は現在、時間帯に関係なく1キロワット時当たり24円21銭。新プランは夏の平日午後1時~4時を50円程度と通常の約2倍に引き上げる一方、午後11時~翌日午前7時は8円強と通常の約3分の1に下げる。
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