海保は、映画【海猿】 で、その活動がポピュラーになり親しみを持つ国民が
増えていた処に、この政府によるゴリ押しに動員されて一気に支持を失った!
海上保安庁は、尖閣問題でもその存在意義を示せていたのに、結局「政権の犬?」
(海上なのに「犬」は無いが、海豚と云うのもイルカに申し訳ないし「鮫」とか?)
でしかないことを露呈してしまった感じ。
それぞれの善意の海上保安官は、兵士と同じで、寧ろ被害者か?
しかし、米軍の施設なのに、米軍艦船や自衛隊が出て来ず、この国民弾圧と云う
困難な任務を海上保安庁に押し付けたのは国民の反発を畏れたからであろうか?
今の内に強行しておけば、沖縄知事選挙の頃には大多数の県民も
『喉元過ぎれば熱さ忘れる』で、この強行措置を忘れてしまっているだろうし
その頃には、工事も相当進んでいて既成事実が目の前に顕われているから
『現状容認』傾向の強い日本人は『しようがないとあきらめるだろう』と
「心が折れる」ことを目論んでいるようである。
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スパット台船に支柱取り付け 辺野古沿岸
(琉球新報)- 2014年8月17日(日)
沖縄防衛局は17日午前9時すぎ、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けた海底ボーリング調査に使用するため、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部の浅瀬に浮かべたスパット台船に支柱4本を取り付ける作業を終えた。調査カ所の海底に固定する作業が完了すれば掘削作業の準備が整う。
防衛局は同日午前7時50分ごろ、移設予定地に隣接するキャンプ・シュワブに搬入していた小型のスパット台船をクレーンでつり上げてシュワブの沿岸部海上に降ろした。午前8時すぎからは沿岸部陸上にあったスパット台船の支柱4本を順次、台船近くに降ろし、組み合わせる作業が行われた。
その後、沖縄防衛局の作業船十数隻が台船の周囲に集結。午前9時40分ごろ、作業船と台船をロープでつなぐ作業が始まった。
一方、キャンプ・シュワブのゲート前では、午前7時すぎから新基地建設に反対する市民が集まり始め、
午前9時すぎに最初の集会を行った。「海上保安庁は帰れ」「弾圧許さん」などとシュプレヒコールを上げた。午前11時半現在、名護市辺野古では風雨が激しくなっている。
【琉球新報電子版】
掘削作業に着手 辺野古台船を設置
琉球新報-号外 PDF版
辺野古沖で海底調査着手
=普天間代替施設埋め立てへ準備―沖縄防衛局、台船固定
(時事通信) - 2014年8月17日(日)21:00
防衛省沖縄防衛局は17日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先の名護市辺野古沖で、海底を掘削して地盤の強度を調べるボーリング調査に着手した。11月末までに16地点で行う。防衛局は調査の結果を踏まえて代替施設の設計を行い、早期の埋め立て開始を目指す。
ボーリング調査は埋め立て工事の前提となる。17日は、移設先の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部で作業の足場となる台船を組み立て、調査地点にえい航、固定した。海底調査は最深で50メートルまで掘り進め実施。汚泥拡散防止などの措置を取った上で、18日にも掘削作業に入る。
政権側には、既成事実を積み重ねることで11月の県知事選で移設を容認する仲井真弘多知事の3選を後押しする狙いがあるとみられるが、反対派の反発は必至だ。
17日も午前中、反対派が小型船などで抗議活動を展開し、海上保安庁の警備のゴムボートとにらみ合う場面があった。昼ごろから天候が悪化し、抗議船が引き上げた中で、台船設置作業が行われた。
海底ボーリング調査着手
辺野古沖に台船設置
(産経新聞) - 2014年8月17日(日)20:59
防衛省は17日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設作業に向け、辺野古沖で海底ボーリング調査に使う台船を設置し、調査活動に着手した。準備が整い次第、地盤の強度や地質を調べるために海底の掘削を開始。普天間飛行場の代替施設建設に向けた海上作業が本格化した。調査の履行期限は11月30日。
この日はクレーン車で台船を海に浮かべ、調査地点まで曳航(えいこう)した後、固定のための支柱4本を海底に下ろした。
移設反対派は海上抗議活動のため、作業現場近くまで複数の小型船を出したが、海上保安庁のボートなどに行く手を阻まれた。
調査は米軍や工事用船舶以外の航行を禁止した臨時制限区域内の16カ所で実施。当初は21カ所で調査予定だったが、「効率的な調査」のためとして変更した。臨時制限区域はブイやフロートで明示されており、立ち入れば日米地位協定に伴う刑事特別法の処罰対象となる。
<辺野古工事>ボーリング調査の足場設置
(毎日新聞)- 2014年8月17日(日)20:34
防衛省は17日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に向け、埋め立て工事海域で実施するボーリング調査の足場になる「スパット台船」1基を、辺野古沿岸部の浅瀬に設置した。海底掘削の準備が整い、近く着手するとみられる。
時折激しい雨が降る中、米軍キャンプ・シュワブ北岸の砂浜で組み立てていた台船を浅瀬までえい航し、4本の支柱を海に沈めて固定した。足場の中央には掘削機とみられる機器が設置された。周囲は立ち入りが制限され反対派は遠巻きに作業を監視した。砂浜では別の台船の組み立ても始まった。
ボーリング調査は海底地盤の強度を調べるもので、辺野古沿岸海域の16カ所で実施する予定。
【比嘉洋、福永方人】
クローズアップ2014:オスプレイ
運用拡大の動き 全国展開、急ぐ政府
(毎日新聞)- 2014年08月17日 東京朝刊
(中略)
(オスプレイの活動範囲を拡大させる動き)7月10日から、状況は変わる。
15日にオスプレイが厚木基地(神奈川県綾瀬市など)に飛来し、東日本での初飛行をした後、動きは加速した。19日には横田基地(東京都福生市など)を経由して札幌市の陸上自衛隊丘珠(おかだま)駐屯地に2機が飛来。20日、同駐屯地で開かれた航空イベントに展示された。
28日には、小野寺氏がオスプレイに乗って東京都小笠原村の父島を訪問。救急患者の輸送に活用する計画を表明した。小笠原村長との会談で小野寺氏は「離島への支援にはオスプレイのようなティルトローター機が大変重要だ」と述べたうえで「大変快適で、非常に安定した飛行機だ」と搭乗の感想を語った。
一方、30日には、米軍が三沢基地(青森県三沢市)で9月に開く航空イベントでオスプレイを展示することを公表。翌31日、陸自東富士演習場(静岡県御殿場市など)と北富士演習場(山梨県富士吉田市など)で離着陸訓練を行うことが地元自治体に通知された。今年秋には、和歌山県と宮城県で行われる災害対応の訓練に、オスプレイが起用される。いずれも東日本大震災や南海トラフ巨大地震といった大規模災害を念頭に置いた訓練だ。
7月以降に集中する一連の動きについて、小野寺氏は「沖縄の基地負担を軽減するため」と強調。オスプレイの訓練場所を沖縄県以外に移していく背景には、11月の同県知事選で3選を目指す仲井真弘多知事を側面支援し、普天間飛行場の名護市辺野古への移設に弾みをつけようとの狙いがあるとみられる。
(後略)
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