チハルだより

絵本・童話作家 北川チハル WEBSITE

おしらせ

童話・絵本テキスト教室「はるかぜ」受講生募集 原稿のご依頼 えほんのひろば

おはなし会情報

2007-05-25 | Weblog



2007年5月26日(土)14時30分より、
亀岡市立図書館中央館3階でひらかれるおはなし会にて、
スタッフの方による
絵本『ふたごのあかちゃん』の読みがたりがあるそうです。
おちかくの方は、ぜひどうぞ。
チハルも聞きに行く予定。
たのしみです!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンプとか特殊な例とかいろいろ

2007-05-25 | Weblog



「……カンプができました」とメイトの編集さんから宅急便。
カンプって?と調べたら

comprehensive layout
=印刷の仕上がり見本

ふうん。
業界用語(?)って、いろいろあるんだなぁ。

今回の「カンプ」はジュニアメイト9月号のもの。
絵は夏目尚吾さんが描いてくださっています。


日本文藝家協会からお電話がありました。
以前、ご相談していた件についてのご回答でした。
くわしくは、ここに書きませんが、
これから世にだそうというキャラクターについて、
依頼者と、デザイナーと、
その物語の世界観を構築して絵本をつくる作家と画家と、
版元が全部ちがう場合の
著作権(2次使用を含む)のあつかいについて、
ご相談していたのでした。

特殊な例、ということで
ご回答をいただくまでには、かなりの時間がかかりました。
それでも、特殊な例がふりかかった身には、
たいへんありがたいことでした。

ただ、今回の「特殊」な例に、現在のわたしは
かかわっておりません。
版元の編集さんは誠実な方でしたが、
依頼者サイドの作家へのあつかいには疑問があり、
ご一緒にお仕事させていただくのは無理だと感じました。

でも、もしこの仕事を請けていたら、
今回のせっかくのご回答が、まにあったかな……。

「はじめての相談ケース」ということで、
時間がかかるのは当たり前のことで、
しっかりとしたご回答をしてくださるためのことであるから、
しかたがないのでしょうけれど、
作家とか画家さんとか、
フリーランサー的立場の弱さを
あらためて感じたことでした。

こんなふうに感じているのは、
決してわたしだけではないと思います。
「働いても働いても……」
という声を実際まわりの同業の方から耳にします。
(著名な方、人気作家さんであっても、です。
超人気作家さんなら別、かな?)
仕事があっても、もともとの立場の弱さに
足をひっぱられてしまうがゆえの
ことばであるように思います。

このあたりを現在サポートしてくれるのが、
日本文藝家協会であり、
各種団体???であるのだろうけど、
その存在さえ知らない方も多いようで……。

ただ「書く」だけで作家としての仕事ができると思うほうが、
社会人として甘いのだと認識はしているけれど、
「職」としての現在の社会的立場の弱さを
改善していけるような取り組みが
もっともっと
各団体を中心にひろく展開され、
アピールされていくといいなあと思っています。
(たとえば、作家のための営業セミナー?みたいな
ものを定期的にひらくとか……?)



うれしいおたよりが届いています。
先日、体験取材させていただいた
田んぼの写真が入っていました。
(うえに、アップしたよ)
国松エリカさんといっしょに手植えした苗が、
みるからに大きくなっている!
苗さん、すくすく育ってくれて、ありがとう。
また田んぼに様子を見に行くからねー。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする