チハルだより

絵本・童話作家 北川チハル WEBSITE

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ブラックベリーの花がさきました。

2007-06-17 | Weblog



家のまわりを草刈しながら木苺や青じそつんで、
クモの赤ちゃんたちの「まどい」をみたり、
庭のブラックベリーに花がさいているのをみつけたり。

ブラックベリーが実るのは真夏です。
完熟しないとすっぱいです。
またプリザーブかジャムかなぁ。

きのうは仕込んでいた梅ジュースをつくり、
のこった4キロの梅はジャムにしました。
さくらんぼのときもそうだけど、
とにかく種をとるのがたーいへん!

その点、ブラックベリーはらくだけど、
ジャムやジュースばかり作っちゃって、
なんだかベトベトした毎日で、
もう大量の砂糖はみたくないよと思いながら
赤じそジュースは体にいいよね、と
今日も赤じその種をまく。
もうおそいかな?とも思うけど、
冷涼地では、まぁだいじょうぶではないかと。


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帰宅

2007-06-17 | Weblog



東京日記その23(5月20日)


朝起きて、荷物をまとめ、
泊まり先の羽村をあとにし、東京駅へ。
娘たちが、おみやげよろしくっていってたな、と思い出し、
リクエストの「花の子ぶた」まんじゅうを買って、
留守の間、お世話になってる方たちのお顔を思いだすたびに、
ふえていく袋をかかえ、
ようやく新幹線に乗り込みました。

車内で『河童のクゥと夏休み』を読みました。
この夏公開されるアニメ映画の原作、
木暮正夫先生のご本です。

今回の東京出張では結局スケジュールの都合で、
群馬でひらかれた先生の追悼展へ行くことは
できませんでした。
でも……それでよかったと思っています。
わたしはまだ、おだやかな気持ちで
そこに立つ自信がないのです。
そのかわりのように、
会場へ足を運んでくださった方がいらっしゃいます。
あらためてここにありがとう。

帰宅すると、仕事部屋の机の上に
次女からの手紙が置いてありました。
出張のあいだ、まめに電話はしていたのですが、
「きゅうにさびしくなっちゃったら、手紙を書いてね」
っていってあったわたしのことばを覚えていたのでしょう。

手紙は、こうでした。

ママへ。
さみしかったけど、
ママのこえが(電話で)きけてうれしかった。
ママがげんきでうれしかった。***より^0^


それにしても、いったいどれだけかかって、
わたしはこの東京日記を書いたのでしょう。
ながらくおつきあいくださいました皆様、
ありがとうございました。
(The end)


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日本児童文学者協会懇親会

2007-06-17 | Weblog



東京日記その22(5月19日)


神楽坂の日本出版クラブ会館へ駆け足で走っていくと、
すでに、2007年度文学賞贈呈式・表彰式は
はじまっておりました。

日本児童文学者協会賞(草野たきさん)
日本児童文学者協会新人賞(管野雪虫さん、鈴木レイ子さん)
三越左千夫少年詩賞(いとうゆうこさん)
長編児童文学新人賞(洗井しゅうさん)
日本児童文学者協会評論新人賞(諸星典子さん、井上乃武さん)

会場の入口付近は人があふれていて、
すごい熱気。
身長148センチ(ちなみに足は21センチ。関係ないか)のわたしは
爪先立ちで受賞者さんのスピーチを
聞いておりましたが、途中、
係の方がご案内くださって、ずずずいっと前まで。
(え? こんなに!っていうくらい!)

日本児童文学者協会は、入会してそれほどたっておらず、
日本出版クラブ会館での懇親会もはじめてだったので、
少し心もとなく思ってましたが、
これまでにお会いしたことのある編集者さんたちが
お声をかけてくださって、とてもうれしかったです。

会員の方もお顔がちっともわからなくて、
なんだか緊張しちゃって名札をじっと見ることもできなくて、
その反動でしょうか、
わずかに知ってる作家仲間や編集さんを
見つけると、なんでかころころ笑いあっているうちに、
会はあっというまのおひらき!

ほんとうに、わたしはいったいなにをしていたんだか、
という感じでしたが、
17日の会でご挨拶できなかった
尊敬する先輩作家の越水利江子さん、
昨年60周年記念の会のときに、
とても親切にしてくださった川北亮司先生、
そして、会長にご就任された那須正幹先生と
ちょっとだけお話できたことが幸いでした。

那須先生には、はじめてのご挨拶でした。
とても気さくに蛍の話をしてくださったことが、
いまも心にのこっています。

懇親会のあとは、
日ごろお世話になっている編集さんたちと
「ワイン党もビール党もウイスキー党も、
いいからとりあえず日本酒のめ!」の居酒屋へ。
(ちなみに、わたしは日本酒党)

そこで、あんびるやすこさんと
ご一緒させていただきました。
「なんでも魔女商会」シリーズが出たときから
母娘そろってあんびるさんのファンだったので、感激。

電車の時間があったので、早々に失礼しましたが、
途中まで送ってくださった編集さんと
歩きながら、電車のなかで、本づくりの話をしました。
話のなかで、その方の本に対する想いを感じ、
この方といっしょにお仕事できてよかったな、
またご一緒させていただきたいな、
と思った東京最後の夜でした。
(To be continued)


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