チハルだより

絵本・童話作家 北川チハル WEBSITE

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童話・絵本テキスト教室「はるかぜ」受講生募集 原稿のご依頼 えほんのひろば

『もうすぐってどのくらい?』予約受付 by ビーケーワン

2007-05-23 | Weblog


もうすぐってどのくらい?
北川 チハルさく / ひだ きょうこえ
岩崎書店 (2007.5)
通常1-3週間以内に発送します。



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わたげ

2007-05-22 | Weblog



「こわい話」シリーズ向けの依頼稿3本をメール送稿。

東京で受け取った『もうすぐってどのくらい?』の見本本を
ようやくじっくりながめることができました。
うん、やっぱり、ポポちゃん、かわいい!
初登場のねこちゃんも、かわいいよ。
今回の魔法については……
読者さんがどう受けとめてくれるのか、
これまでのシリーズ絵本のなかで、
いちばんどきどきしています。

今日、今年はじめてのハルゼミの声をききました。


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『もうすぐってどのくらい?』予約受付開始 by Amazon

2007-05-21 | Weblog
もうすぐってどのくらい?

岩崎書店

このアイテムの詳細を見る

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出発~ひだきょうこさんとランチ

2007-05-21 | Weblog



東京日記その1(5月17日)

朝いつもどおりに学校へ行く娘たちを見送り、
神戸から来てくれたママちゃんに家のことをお願いし、
8時にみっつのかばんを持って出発。

少しづつ荷造りしていたので、
新幹線に乗ってから、
あれもこれも忘れてきたことに気づき、
一瞬血の気が引くけれど、
せまいニッポンなんとかなるさ、
人生3x年それでなんとかしのいできたよと
3秒後に開き直る。

車中はほとんど寝てすごす。
慢性的寝不足のなせる業?
前日「今夜くらい早く寝よう!」と思っていたのに、
本を読み出したらとめられず、
午前2時以降は、おそろしくて時計の針が見られなかった……

東京駅で中央線に乗り換え、
市ヶ谷駅を出ると雨。
日本児童文芸家協会の総会&懇親会がある日は
雨の日が多いなぁと思いながら、
アルカディア市ヶ谷についてすぐ
雨よけのロングスカートをぬぎ、
靴をはきかえる。

入口にもどると
岩崎書店の副編集長島岡理恵子さんが
待っててくださった。
ほどなく、まほうつかいのポポちゃん絵本シリーズで
ご一緒しているひだきょうこさんがお見えになり、
和食でランチ。

できたてほやほやの見本絵本
『もうすぐってどのくらい?』を受け取り、
ひださんに「ごちそう」シーンの
アンティークレースのお話をうかがったり、
島岡さんと絵本ができるまでの
テキストのことをふりかえったり。

仕事の話をしながらも、
三人で会うといつのまにか、
「女の子」の会話になってしまう。
(ここ肝心ね、女の、じゃなくて女の子の会話、ね。
年齢は超越しちゃってるってことで
ききのがしてね)

ひださんは、3年前にお会いしたときから
わたしにとって
「永遠の」「絵描きの国の」「おちゃめな」「お姫さま」で、
それがちっともかわっていないことがうれしくて。

時間がきて、
「また会おうね」って手をふって、
おふたりの姿がみえなくなってから、
ひださんにも、島岡さんにも
お渡ししわすれたものがあったことに気づくけど、
またいつか
お渡しできる日もくるよね……って
わたしときたら生来うっかりものだけど、
そんなことに対して
こんなにも前向きでいいのかしらと
ちょっとだけ考えてみたりして。
(To be continued)


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もどりました!

2007-05-21 | Weblog



昨夕、東京出張から帰宅し、
今日から仕事部屋にもどっております。

たくさんのひとにお会いし、
たくさんおしゃべりし、たくさん歩いた
3泊4日の旅でした。

そこでいただいたすてきな時間のことを
写真やことばで
このブログに刻んでいきたいなと思っています。

ですが、今月末〆切の短編が3本あり、
(それもできれば早く、とお急ぎのご様子)
出発直前にいただいた講演依頼のことも
考えなければならず、
東京日記のアップはすこしずつ……
ということになりそうです。
よろしければ、気長にどうぞおつきあいください。

まずは
東京でお目にかかりましたみなさま、
楽しい時間をありがとうございました。
また各会開催にあたってご準備、ご進行くださったみなさま、
打ち合わせ等のセッティングをしてくださったみなさま、
大変お世話になりました。

そして、各賞ご受賞のみなさま、
おめでとうございました!

お会いしたい、ご挨拶したい、
もっともっとおしゃべりしたい、
ご一緒したいと思いながら
叶わなかったみなさまに
いつかの機会を願いつつ、
無事京都亀岡の山の仕事部屋に
もどりました~のご報告まで。


メール、おたよりのお返事、
いただいたご本のご感想なども
毎日すこしづつ書いていきますので、
待っていただけたらうれしいデス……



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『うちゅういちのタコさんた』by風野潮氏

2007-05-16 | Weblog



潮のつれづれ語り

2007年5月15日付記事にて。

http://blog.kansai.com/ushio04/315


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東京出張

2007-05-14 | Weblog



17日(木)から東京出張になります。
留守番のものはおりますが、
仕事部屋については留守電設定になります。
留守電メッセージ、ファックス、メール等は
21日(月)以降確認いたしますのでご了承ください。

なお、メールにつきましては、
あやまって迷惑メール対策システムに
自動的にふりわけされることがあります。
手動で確認しておりますが、
一度に作業する件数が多くなりますと
見落としがでることもありますので、
21日以降、しばらくたっても返信ないようでしたら、
お手数ですが再送信していただきますよう
よろしくお願いいたします。





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赤ちゃんパワー

2007-05-14 | エッセイ
 

 さきごろ、絵本『ふたごのあかちゃん』(ひさかたチャイルド)を上梓しました。登場するのは生まれたばかりの男女の双子。しゃべります。歩きます。真夜中の病院で大活躍するスーパーベイビーズ!です。この現実ばなれした赤ちゃんの話を書いたのは、私が現実に赤ちゃんを生み育て、その小さな体に秘められた大きな力にビックリしたことがきっかけです。
 はじめて子を授かったとき、妊娠悪阻で食事も水も喉を通らず、緊急入院することになりました。ミイラのようにやせ枯れていく私とうらはらに、豆粒ほどの赤ちゃんは元気に育ちつづけてくれました。母体の弱さに負けない命に、どれほど励まされたことでしょう。
 無事に誕生したその娘、なぜか生まれてすぐには泣きませんでした。彼女は静かに看護士さんに体をふかれ、銀色の月のように輝く無垢の瞳で私をじっと見つめていたのです。「ふうん、これがお母さんか」というような顔つきで。新しい命の神々しさに、赤ちゃんよりもさきに私のほうが泣きました。
 退院後はうってかわり激しく泣く娘でした。ほとんど昼寝をせず、泣き声で意思を伝え、要求し、不満を訴え、周囲の大人の生活どころか世の中さえひっくり返しそうな勢いでした。その一方で唐突に、「あはははは」と大人びた笑い方をしてみせたり、何の飾りもない壁に熱心に声をかけ、手足をぱたぱたふってみせたりするのです。
「赤ちゃんには、予想以上の特殊な力があるのかな」と眺めても、あどけないその姿に、まさかの疑問は、たちまち幸福感にかすみました。いえ、もしかして、彼女はこちらの心を見透かして、わざと赤ちゃんらしくふるまっていたのかもしれません。
 思えば、赤ちゃんの愛らしさと不思議さ(不可解さ、というべきか)にふりまわされ、そして救われた日々でした。かえりみて気づくのです。親が、この世に不慣れな赤ちゃんを、大切に守り育ててきたことは、結果的に赤ちゃんが、子育てに不慣れな親を守り育ててきたことでもあるのだな、と。
 とにもかくにも、赤ちゃんの未知なる力について、わくわく想像するうちに『ふたごのあかちゃん』はできました。はたこうしろう氏が、かわいらしい双子を愉快に描いてくださって、魅力的な赤ちゃんパワー全開です。各所の読み語りの会で、この絵本にふれた子が、「すっげぇ!」「赤ちゃんなのに、なんで?」と目を丸くするたび、私は心の中でつぶやきます。
 そうよ、赤ちゃんってすごいのよ。そしてだれもがみんな、偉大な赤ちゃんパワーをふりまいて、この世に生まれてきたんだよ。

■京都新聞 2007年5月8日 丹波ワイド版 口丹随想掲載

 

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『おはなしがいっぱい! ほんがいっぱい!』in亀岡市立図書館

2007-05-13 | Weblog



娘たちと一緒に行ってきました。
3階のひろびろとしたフロアにはじゅうたんが敷かれ
寝転んで本を読むことができる空間に、
テーマ別に本がならび、
図書館クイズなどの趣向がこらされ、
大型紙芝居や
スタッフさんによる読みがたりもあるイベントです。

亀岡市在住の作家コーナーには、
澤田徳子さん、たんぽぽさん、そしてわたしの本たちも。
貸し出しOKということで、
わたしが行った閉場まぎわには、
本もまばらになっていました。

スタッフのみなさんもあたたかく、
いい雰囲気でした。
館長さんはじめ、
いつもなにかとお声をかけてくださる山崎さん、
関係者のみなさまに感謝!

このイベント、秋にもまた開催されるそうです。


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『おへそ曲がりの贈り物』

2007-05-12 | メディア関連
 
 
おへそ曲がりの贈り物

講談社 廣田尚久 著



 児童養護施設、寄付、資産家。言葉の並びにウェブスター作『あしながおじさん』を連想する。とはいえ本書に登場するのは、架空のアメリカ紳士ではなく実在の日本人、3年前にこの世を去った自称「おへそ曲がり」の老女である。

 使いきれない巨額の資産を得たひとり身の彼女は、存命中も匿名で児童施設に寄付をしながら、弁護士の著者に相談をもちかけるのだ。

 「私が死んだら、将来のある子どもたちに遺産を使ってほしいの」

 彼女の願いをかなえるべく、はじめられたのが、寄付受け入れ先の施設めぐり。これを「巡礼」と称する著者の思いとは?

 13カ所の訪問で浮き彫りにされていく、施設の歴史に落とされた戦争の影や、子どもたちの抱える不条理な事情。それらに自らの過去を重ねた著者は、この仕事に私的な意味をも見いだした。「老女の死」を「子どもたちの生」につなげていく「遺言執行人」としての使命を果たすことこそ自身の変革をなすものだ、と。

 ここから「巡礼」につながる糸はややおぼろげながら、1人の人間が平和を祈り、血の通った仕事に尽力する姿と純粋な魂が目に浮かぶ。施設の壁の内側へ注がれた真摯(しんし)な眼差(まなざ)しに、かつて保育士の卵として関連施設に出入りした身にほっとした。大人になるのも悪くない、と著者の背中に触れ、思う。

 ノンフィクションである本書の真価は、この依頼にかかわる足跡を克明に記していったことにある。そのため、読者に素性を明かさない「おへそ曲がり」の遺志は肉質を伴って安易な美談に終わることを免れた。

 タイトルの「贈り物」は、むろん寄付のみを指してはいない。「博愛の連鎖」を掲げて本書は結ばれる。

 資産の有無にかかわらず、自らの遺志によってひらく未来はあるだろう。次代への愛に満ちた志が、もたらすものは計り知れず、しばらく私は途方に暮れた。そして生の尊さに、安堵(あんど)した。(講談社・1470円)

 児童文学作家 北川チハル 

■ 産経新聞 2007年3月18日掲載


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おはなしがいっぱい! ほんがいっぱい!

2007-05-11 | Weblog



亀岡市立図書館イベントのご案内です。

5月12日(土)・13日(日) 各日とも10時~16時

『おはなしがいっぱい! ほんがいっぱい!』
 ~子どももおとなもいっしょによもう よんでもらおう~

亀岡市立図書館 中央館 3階にて。

くわしくは、亀岡市立図書館のホームページをごらんください。

わたしの本も、ならべられているそうです。
おちかくのかたは、ぜひどうぞ。
わたしも、時間をみつけて、ちょこっと遊びにいくつもり。


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『もうすぐってどのくらい?』新刊情報 by岩崎書店

2007-05-10 | Weblog



本日サイトリニューアルした岩崎書店の「今月の新刊本」にて。

わ~津久井さんのブログが!!

絵本の画像をクリックして、詳細をごらんください。
5月25日刊行予定となっています。


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やえざくら

2007-05-09 | Weblog



ひらすらに、今月末〆切の怪談短編3本の推敲を……

やえざくらの木陰がうれしい夏日です。
今年になって、はじめて裸足ですごしたよ。


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しゃが

2007-05-08 | Weblog


 

竹林で 咲いてたよ。 木下闇を 照らす花。


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灯台 『ふたごのあかちゃん』

2007-05-07 | メディア関連



2007年6月号の雑誌「灯台」にて、

『ふたごのあかちゃん』が紹介されました。
(「読み聞かせ」におすすめの本)

■評・漆原 智良氏


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