i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

カーボンナノチューブのセシウム吸着100倍

2013-07-08 23:21:13 | 一般
7/7毎日新聞が伝えておりました。

-<セシウム>吸着性能100倍超 信州大・北大、新素材開発-

 炭素だけでできた「カーボンナノチューブ(CNT)」を使い、放射性セシウムを効率良く吸着する新素材を、鶴岡秀志・信州大特任教授と古月文志(ふうげつぶんし)・北海道大教授らのチームが開発した。放射性セシウムの吸着に有効とされる顔料のプルシアンブルー(PB)のみの場合に比べ、吸着性能は100倍以上高いといい、福島県で1日800トンの汚染水を処理する実験に着手した。

 PBは放射性セシウムを吸着するため、汚染された土壌や水の除染の効果が高い。しかし、PBを汚染現場で散布しても、PBは微粒子のために回収が難しく、実用化へのハードルが高かった。

 チームは、CNTが微細なメッシュ構造で取り込んだ物質を逃がさない特長に注目。CNTとPBなどを組み合わせた新素材を開発し、発泡性樹脂(スポンジ)に含ませた。このスポンジに汚染水を3回通したところ、97%以上の放射性セシウムを除去できた。また、使用後のスポンジを約500度で加熱すると、体積は1万分の1以下になり、保管にも便利という。

 鶴岡さんは「汚染された土壌や水のほかに、焼却灰の浄化にも活用できるのではないか」と話す。

-引用終わり-

私はちょっと炭素繊維に興味がありましたので、記事を保存しておきます。

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地域と再エネを考える、会津

2013-07-07 14:35:48 | しもきたインフラ
7/7福島民報が伝えておりました。

-地域と再生エネ考える 喜多方でシンポジウム-

 会津自然エネルギー機構主催のシンポジウム「地域の自立と再生可能エネルギー」は6日、福島県喜多方市の大和川酒蔵北方風土館で開かれた。

 座談会では「地域主体の再生可能エネルギー事業の実現」をテーマに、赤坂憲雄県立博物館長がコーディネーターを務め、パネリストの飯田哲也環境エネルギー政策研究所長、末吉竹二郎国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問、志沢昌彦ほうとくエネルギー副社長、大地を守る会の戎谷(えびすだに)徹也さんが意見を交わした。

 パネリストからは国内外の再生可能エネルギーの動きなどが紹介され、「地域が自立するためには地域が主体となって事業を進めることが大切」「新しい時代にふさわしい経済の在り方を考えていこう」などの意見が出された。

 座談会に先立ち、再生可能エネルギーを題材にした映画「パワー・トゥ・ザ・ピープル」を上映した。

 同機構は株式会社「会津電力」を設立する計画で、水力や風力、地熱など会津の豊かな自然エネルギーを生かした自立した地域社会の実現を目指している。会津地方の市民有志らが去る2月に設立した。

-引用終わり-

私も昨年、似たような趣旨で「下北電力」「下北風力ファンド」を提唱したことがあります。

現在、聞くところによると青森の再生エネの課題は「送電線容量の不足」にあるらしいです。しかしながら、それらは原発ありきの容量であるので、仮に原発稼働が停止になれば送電線容量にはかなりの余裕が生まれるでしょう。

それよりも先に、電力会社に余裕が無くなりましょうか。

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観光振興大賞、青森商議所

2013-07-07 10:06:56 | しもきた
7/6東奥日報WEBが伝えておりました。

-観光振興大賞の青森商議所を表彰-

 日本商工会議所の「全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」で、最高賞の大賞を受賞した青森商工会議所が5日、岩手県で開催中の「全国商工会議所観光振興大会」で表彰を受けた。

-引用終わり-

これは「のっけ丼」と「帆立小屋」の成功によるものですね。

私は「のっけ丼」は例の中国美女レポーター「モンちゃん」で知りました。ちょっと愛ちゃん似の雰囲気がある口調で説明しています。中国版ツイッターで大人気になりました。

青森はもともと「農林水産物」と「再生エネルギー」に恵まれています。材料があるわけですから戦略次第ですね。

私は先日の「佐井のウニ祭り」と「ぬいどう食堂」の活況を拝見して、「美味いものをきちっと伝える戦略」という事と上記の「のっけ丼」の成功に繋がるものを感じました。

我が川内で言うなら「ヤマメつかみ取り祭り」と「(新作)ホタテ丼」のセットですかね。出来れば川内野球場が直ぐ近くなので「地元ゆかり芸能人交流戦」があれば盛り上がることウケアイです。

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風レンズ風車、新潟で稼働へ

2013-07-05 15:17:52 | 下北の風力発電
7/5新潟日報が伝えておりました。

-小型風力発電、稼働へ準備着々-

 新潟市がマリンピア日本海近くで進める小型風力発電機の設置工事が大詰めを迎えている。4日には、全5基の支柱への風車取り付け作業が終わった。風車の周囲に特殊なカバーを付けた独特の外観が注目を集めている。

 市の計画では、発電機は高さ約13メートルで、1基の出力は5キロワット。風車はカバーの付いた「風レンズ風車」を採用。騒音防止や野鳥の衝突回避のほか、通り抜ける風を強める効果があり、同じ大きさの風車に比べ発電量が約3倍になるという。事業費は約5400万円。

 中央区水道町1の海岸の市有地では、既に5本の支柱の設置が完了し、2日からは風車部分の取り付けが行われていた。4日は最後の1基の作業が行われ、直径約3メートルのカバーと風車を組み立てた後、クレーン車でつり上げ、作業員がボルトで固定した。

 配線などを終えた後、今月中に稼働する予定だ。

 年間2万5千キロワット時の発電を見込み、隣接する市の施設「老人憩の家なぎさ荘」の一部電力を賄う。余った分は東北電力に売る。なぎさ荘を利用した東区の女性(82)は「見た人が環境について考えるきっかけになってほしいです」と話した。

-引用終わり-

昨年、実は私もこの風レンズ風車を記事のような福祉施設への電力補助にと考えていました。生前お婆ちゃんが施設に大変お世話になったので、モニタリングも兼ねて設置したい希望がありましたが・・・。

ところで想定発電量から判断すると、平均風速5m/s程度を見込んでいるようですね。5m/sあればまあまあの稼働率になると思いますが、事業費が高目なので採算性は厳しいと思います。ただ風車だけの事業ではないと思いますので細部のコメントは出来ませんが・・・。

それと後で確認してみますが、売電が許可されている機種であるか、という問題も出てきます。

しかしながら、これは日本発のアイデア風車ですので、私は今後もっと普及してほしいと願っています。

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再稼働はそう簡単にならないと予測、規制委員長

2013-07-05 15:17:11 | 大間原発の中間貯蔵化
7/4デーリー東北が伝えておりました。

-「簡単に再稼働ならない」 柏崎刈羽で規制委員長-

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は4日、都内で開かれた海外メディア向けの記者会見で、東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に向けた安全審査の申請を表明したことに関して「(新潟県の泉田裕彦)知事がなかなか納得されてないこともあり、そう簡単には再稼働にならないと予測される」と述べた。

 田中氏は「私どもはそういう外的な条件は考慮せず、技術的、科学的にできるだけ速やかに審査を進める」と指摘し、申請の受理や審査の順番に影響しないと強調。「審査は申請内容に依存する。(新規制基準を)どれだけ満たす形で申請するかで、審査期間は変わってくる」と説明した。

-引用終わり-

規制委員長は「規制委は技術的、科学的に審査をするだけ」と繰り返し説明しています。

私は未だ「防潮堤の設計基準」について疑問を持っています。
①最大津波は誰が定義するのか
②津波高さに対して、防潮堤の高さに安全率は無いのか。想定外の津波で処理されるのか。
③防潮堤の直下にも断層があってはならない、と規定すべきではないか。




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地中熱の拡大へ研究会

2013-07-03 22:34:59 | 下北の地熱発電
7/3東奥日報WEBが伝えておりました。

-地中熱の利用拡大へ県が研究会-

 県は3日、冷暖房や融雪での地中熱の利用を拡大して産業振興につなげることを目指し、有識者や民間企業等による「県地中熱利用普及研究会」を発足させた。

 初期コストの高額さなど普及に向けて課題になっていることを整理し、2013年度末までに解決案を取りまとめる。

-引用終わり-

私は先ず公共施設や駅前広場などに適用させたらどうかと思います。身近で言いますと大湊駅前、下北駅前、病院前、などです。

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修学旅行の販売体験を町長に提案する生徒

2013-07-02 23:39:13 | 一般
7/2デーリー東北が伝えておりました。

-東京で販売体験の生徒ら町長に提案/洋野-

 洋野町ふるさと特別大使として、4月に修学旅行先の都内で地元特産品の販売体験を行った中野、宿戸両中学校の3年生と水上信宏町長が1日、両中学校で意見交換会を行った。生徒が体験を通して思い付いた町のPR方法について、さまざまなアイデアを提案した。

-引用終わり-

こんな雰囲気が大切なんだと思いますね。

青森市では高校生カフェが人気だそうな。いろんな制約はありそうですが他校も挑戦できるように動いてくれれば、と思ったりします。かなり有用な生きた社会勉強ですね。

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木材利用ポイント事業、青森

2013-07-02 23:38:40 | あおもり
7/1東奥日報WEBが伝えておりました。

-本県が国に提案「木材ポイント」-

 林野庁は1日から、国産材を活用した住宅新築やリフォーム、木質ペレットストーブなど木材関連製品の購入者にポイントを与え、地域の農林水産物などと交換できる「木材利用ポイント事業」を始める。

-引用終わり-

ボーナスが上向きで消費税、長期金利が上がる前の今が住宅市場の駆け込みチャンスなのですね。

私はいろいろなポイントの相互利用がまちづくりに活かせるのではないかと考えています。地域通貨が良い例ですが、スーパーや小売店のポイントも相互利用を可能にする工夫ができないかと思います。地域物産と交換できる権利を都会に居る子供や親戚などにプレゼントできるようにするなど工夫することでポイント集めも面白くなるでしょう。

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ベトナムでデジタル教科書

2013-07-01 22:26:53 | ベトナム滞在記
7/1ベトジョーが伝えておりました。

-ベトナム初のデジタル教科書がお目見え-

 ベトナム教育出版社は26日、国内初となるデジタル教科書「Classbook」を発表した。ハノイモイ紙(電子版)が報じた。

 Classbookの液晶モニタは8インチ(4:3)で、視野角178度のISPパネルを採用している。バッテリー駆動時間は8~10時間で、学校での授業で使うには十分な時間を保証している。

 コンテンツは教育訓練省が規定している小学校から高校までの教科書の内容を完備しており、最新のソフトウェアを無料でインストールすることも出来る。練習問題なども豊富で、自習などにも最適だという。なお、販売価格は1台480万ドン(約2万2300円)となっている。

-引用終わり-

そう言えば、ダナンの幼稚園では2年前から幼児教育にiPadを使っているらしいですね。昨年は国会議員にもiPadが支給されたようです。小学校~高校が本来一番早く対応しそうな感じですが、そこがベトナムらしいですね。


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日本海地震発生で大間原発の評価が変わるか

2013-07-01 00:20:56 | 大間原発の中間貯蔵化
私がちょっと不謹慎に思っていることを書きます。

原発新規制基準施行近くに日本海側でM6程度の地震が発生しはしないかと・・・。

【青森県東方沖】
・5/13 M3.3 深70km
・5/30 M2.9 深50km
・6/12 M4.1 深20km
・6/20 M4.7 深20km
・6/25 M4.1 深70km
・6/27 M3.7 深90km
【青森県三八上北】
・5/22 M2.9 深90km
【北海道南西沖】
・5/25 M2.8 深10km
【渡島東部】
・6/9  M2.0 深10km
【秋田沿岸北部】
・4/4  M2.7 深20km 

①規制委が大間原発に対する活断層、津波の検証に真剣になると思われる。事業者の調査は終わっているはずであるが結果が公表されていない。
②住民避難に対する準備不足がどうなっているか、メディアは追及していない。避難道路の予定や津波が来た場合の実現性の無い船での避難方法の是非。
③事故の対象は東通原発、大間原発、むつ中間貯蔵施設、六ヶ所サイクル施設の複合災害は考えられないか。

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