お正月早々ですが、嫁の親友のお父さんのお葬式に行ってきました。ベトナムでお葬式は初めてです。ダナンからタクシーで30分くらいの山の中のでした。ハン市場で果物盛カゴを作ってもらい持参しました。黒っぽい半袖を着て行きましたがあまり関係なさそうでした。嫁は準備手伝いに回りましたが私は非常にツライ待ち時間でした。来るのが早すぎて私は2人目のお客さんだったので、その後に来たお客さん全てにお辞儀や握手の挨拶を交わさなければなりませんでした。日本人だと言うとマジマジ見られましたね。多分日本人を初めて見る人も多かったでしょう。喪主の方の挨拶が終わると直ぐに飲み食いの始まりですね。いや料理は美味しかったですよ。しかしながら例の乾杯で飲み干す習慣には参りました。ご長老が多くて失礼な事は出来ない雰囲気でした。私は途中から美味しそうなコッテリスープにフランスパンをちぎって食べ始めたら、ご長老が「まだ早い」と乾杯してきました。因みにベトナムのフランスパンはかなり美味しいですよ。信じられないでしょうが・・・。
新年早々思い切ったタイミングで発表です。最もベトナムに恩恵のあるTPPが消滅して直ぐでしたね。ベトナム人は一般にギャンブル好きな国民です。既に人気のサッカーなどは胴元が国に変わるという事です。さてピンと来るのは日本のパチンコですね。あくまで遊戯機械の輸出です。ベトナムのゲーム機の多くは日本製の10~20年前の物が多いのですが、パチンコも合法化されれば多分日本にとっては大きなチャンスになりそうですね。
Xmasにはベトナムに大体居ますので年賀状はダナンの絵葉書を出す事にしています。いつもお店にほど近いスーベニアカフェで書くことにしています。今回は「川内炭プロジェクト」のクラウドファンディング支援者の方々にも出しましたのでかなり多かったですね。コーヒー一杯で何時間も粘って悪い客でした。律儀にベトナムの住所に返信くれた方がおりました。「機会あればベトナムに行きたいと思います」と。「どうぞどうぞ」という感じです。
お正月の訪問客にカロリーの比較図を見せました。健康に気を使うベトナム人に試してみたのです。予め健診指導員にはベトナムで使用する許可を頂いています。さてベトナム人の反応ですが「あ、これとこれ食べたい」です。カロリーの多い食品はブタになると説明しましたが、数字には全く興味を示しませんでした。「これはビタミンCが多い、これはコラーゲンが多い、これは薬と同じだ」という会話までは付いてきたのですが・・・。そもそもベトナム人で太っている人は殆ど見かけません。むしろ最近は子供にプックリした子が多く、裕福な家庭の象徴なんだそうです。
ベトナムの礼儀作法を嫁から初めて聞きました。音を立てて食べると卑しいheo(ぶた)のようだと言われるんだとか。ブン(米の麺)をすすった時は親戚中がこちらを見ました。その時は嫁が「麺は音を立てるのが日本では礼儀だ」と助けてくれました。でもご飯をガツガツ食べるのはNGだそうです。米粒は1ヶ所に集めて静かに口に入れるようにとの事。まベトナムは米の一人当たり消費量が世界一ですからね。ベトナム人の好きな鍋も本当は自分の箸を使ってはダメだそうです。家族同士の食事くらいならOKとか。日本なら鍋の最後にご飯と卵を落としてオジヤにしたりしますがベトナムではブンを入れていました。余談ですがベトナムの一般家庭でフォーや生春巻きは出てきたことありませんね。ブンと揚げ春巻きですね。ご飯に汁を掛けて食べるのもベトナム人は好きですが箸でかき混ぜるのはあまり良くないのだそうです。椀を傾けて廻すんだとか。これはちょっと驚きましたね。
今回ベトナムのお正月で2か所同じ事に気が付きました。写真にあるように身長130cm以下の子供料金ですね。一つはアジアパーク、そして回転鍋キチキチです。身長で判断するんですね。嫁によると「無料になる」と言っています。
私は東南アジアの中でもベトナム、特にダナンのタクシーには好感を持っています。端的に言えば外国人にシツコクなく騙されたりトラブルで言い争いをした事が無いからです。ま100mくらい遠回りしたとかはありますよ。小さいもんです。また勘定は細かくキッチリ出すと喜びます。知ってて反対方向に曲がるなどもありません。ジャカルタなんかでは反対方向が3回くらいありました。危険を感じて途中で降ろしてもらいました。ただお正月はお客さんが多く超混んでいて電話でお願いしても中々来てくれません。店でいつも頼んでいるマイリンタクシーが中々来なくて嫁はイライラしてきました。その時偶然交差点から曲がって〇〇タクシーが近づいてきました。「どこまでですか」「〇〇まで」「ちょっと近いので他当たって下さい」とスーと窓が締まり行ってしまいました。嫁は「お正月は遊びに出る人が多いから仕方ないのよ」と私に言い訳していましたが内心はカチンと来ていた事でしょう。2分後くらいに電話していたマイリンタクシーが来ると開口一番「遅いじゃないの。他の会社に乗り換える所だったのよ」「前のお客さんがアチコチ回ったものですから」「〇〇タクシーなんかは自分から近づいてきてお客を断るんだから感じ悪いったらありゃしない。お客を大事にしないとバチが当たるよ」その後一日中会う人会う人にこの〇〇タクシーの行動を説明するのでした。いや嫁に限らず一般にベトナム人の口コミは強力です。あのイオンホーチミンの初日15万人集客はfacebookの口コミが大きいと言います。広がるのも冷めるのも早いベトナムです。
嫁と友人のお昼に付き合ってビンコムデパートの回転ナベに行ってきました。日本ではあまり聞いた事が無いと思います。回転する仕組みや皿の色で分けられているのは回転寿司と同じですが、ネタはナベの具です。野菜、肉、きのこ、魚、貝、豆腐、ワカメ、トウモロコシなどです。麺も半分にしてありました。グリーンの野菜麺というのもありました。写真奥の方です。最初はベトナム人の好きな抹茶の麺かと思いました。変わり種で言うとカエルの肉がありました。ナベの熱源は全て電気プレートです。間違いなく皆さん写真を撮りますね。非常に人気があり超満員ですね。
ベトナムも旧暦お正月7日目でお店も開くところが多くなりました。アメリカからベトナムに一時帰国してきている嫁の友人のサヨナラパーティーで解散は昨夜2時だったようです。それでも帰らなった人もいるようです。私は既に熟睡していて帰ってきた事に気が付きませんでした。誘われましたが行かずに正解でしたね。さて今朝ほどメールチェックしていると停電がありました。お正月早々です。wifiが切れますのでネットも使えません。お店も準備中でしたが冷蔵庫が心配です。長引くようだとジェネレーターで対応しないとなりません。30分ほどで復旧しましたが月に一回くらいあります。ベトナム第三の都市でもまだこれが現実です。10年くらい前は週に4回くらい1~2時間停電はザラでした。昨年ベトナムは日本が援助表明していた原発建設を国会審議で中止と決めました。経済的理由としていますがフクイチの影響である事は自明です。ベトナムも電力不足は益々深刻です。早急なな風力と太陽光、バイオマスの普及を望みます。日本は大規模工業団地の開発を丸抱えで技術協力すれば良いのになぁ、と思います。
ベトナムのお正月では親戚や友人が連れ立って訪問する風習があります。女性陣は世間話に盛り上がり、男性陣は殆どしゃべりませんが、子供はお年玉が楽しみです。今年も「コラーゲン姉さん」が来ました。以前日本からのお土産に「資生堂コラーゲンドリンクを」とリクエストしたお姉さんです。なんと1万円でした。男の子2人と連れ立って来ますが1年振りに見ると成長していますね。お母さんと違い遠慮深く大人しいです。最近分かったのはコラーゲン姉さんは学校の先生のようですね。facebookで分かりました。子供は日本語学校に入れたようです。お年玉をあげたら「ありがとうございます」、帰りには「さようなら」を言いました。
嫁の友だちの勧めで音楽ライブの店に行きました。ナツカシイですね「ライブハウス」という響き。私も東京に出て最初に刺激を受けたモノの一つでした。老舗ライブなのか店の作りも古かったですし、客層も少し高めでした。1時間くらいすると隣のオバサングループのリーダーがいきなりステージに上がり歌い出しました。見事な声量です。嫁から聞くとここの社長なんだとか・・・。さて演出で感心した事がありました。アメリカンポップスが演奏されている時に何気に気が付きました。後ろの大きなモニターにベトナム戦争のフィルムが映されコメントが流れてきました。「〇〇年、〇万人死亡」みたいな。激戦地だったここダナンの様子も出てきて、その後の復興の様子や現在の観光都市としての魅力の画面に変って行きました。いや持ち帰りたいくらい良い映像ビデオでしたよ。お客さんも結構入っていて接客もスマートでした。6人で180万ドン(9千円)でした。