カープな毎日

カープファンのひとりごと。

九里が村上に痛恨被弾で逆転を許して2連敗

2024年09月18日 22時53分13秒 | 試合結果
広島 001 200 100 4
ヤクルト 000 212 00X 5
勝利投手:大西9勝1敗1S
敗戦投手:九里7勝9敗
セーブ:小澤5勝6敗7S
本塁打:[ヤクルト]村上28号

 打線は、3回に無死1塁とするも、菊池は中飛、九里は犠打失敗で好機拡大できませんでしたが、一走矢野が二盗を決めると、秋山の適時打で先制点を挙げました。
 続く4回には1死後に連打で1,2塁として、末包の適時打と矢野の内野ゴロの間に2点を追加しました。

 先発の九里は、3回まで毎回走者を出しながらも無失点に抑えていましたが、4回に四球で無死1塁として、村上に2点本塁打を浴びると、続く4回には安打と犠打で2死2塁とされ、サンタナの適時打で同点に追いつかれました。
 さらに6回にも1死後に連続短長打で1死2,3塁のピンチを招いたところで、塹江に交代しました。
 塹江は、死球で満塁としてしまい、代打松本直の犠飛と長岡の適時打で2点を失ってしまいました。
 
 打線は、6回に四球と犠打で1死2塁としながら、末包と矢野がともに左飛に倒れてしまうも、7回2死後に連打で1,3塁として、小園の適時打で1点を返しました。
 
 7回は黒原がマウンドに上がり、2死後に2塁打と四球で1,2塁とされるも、中村を二飛に打ち取って無失点で凌ぐと、8回は島内が三者凡退に抑えましたが、打線が得点を奪えず、ヤクルトに逆転負けを喫して、チームは2連敗となりました。

 打線は、3回にまずい攻撃がありながらも、機動力を活かして先制点を挙げると、4回にも2点を追加して、試合の主導権を握ったかと思われましたが、先発の九里が、4回に先頭打者への四球を与えると、村上に2点本塁打を浴びて、掴んだ試合の流れを失うと、5回に追いつかれ、6回には勝ち越されてしまいました。
 打線が良い形で得点を重ねて、流れを掴んだと思った矢先に、九里が四球後に本塁打を浴びるという最悪の失点パターンで流れを失ってしまいました。
 今季は要所で粘れない試合が続いており、九里らしい気迫のこもった投球が見られません。今季の残り試合も少なくなってきましたが、来季に繋げるためにも、昨季までの気迫のこもった投球を取り戻してほしいですね。

 また、明日から21日までは所要により更新できません。次回更新は22日以降となります。
 
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森下が6失点KOされて連勝ならず

2024年09月16日 21時04分22秒 | 試合結果
DeNA 150 000 122 11
広 島 100 001 000 2
勝利投手:東13勝3敗
敗戦投手:森下10勝8敗
本塁打:[DeNA]牧21号
    [広島]坂倉11号

 先発の森下が、初回1死後、牧に本塁打を浴びて先制を許しましたが、直後の1回裏に坂倉の本塁打で同点に追いつきました。
 しかし、森下が2回に連打で無死1,3塁のピンチを背負い、伊藤光の適時打と森のスクイズが適時内野安打となり2点を失うと、さらに、犠打で1死2,3塁とされて、梶原に2点適時打を打たれ、2死後には佐野にも適時打を打たれて、この回5点を失いました。
 3回から5回までは1安打無失点に封じるも、5回を投げて8安打6失点で降板となりました。

 6回は中﨑がマウンドに上がり、2安打と犠打で2死2,3塁のピンチを招くも、梶原を左飛に打ち取って無失点で切り抜けました。
 
 打線は、4回1死後に安打と四球で1,2塁とするも、菊池は遊ゴロ、矢野は三振に倒れて得点を奪えませんでしたが、6回に2安打で2死1,2塁として、菊池の適時打で1点を返しました。

 7回に登板した黒原は、2死後に矢野と菊池の連続失策で1,2塁のピンチを背負い、桑原の適時打で痛すぎる追加点を奪われてしまうと、8回には塹江が、3連打で無死満塁のピンチを招き、桑原の適時内野安打と牧の犠飛で2点を失ってしまい、9回も遠藤が無死1塁から併殺で2死としながら、安打で走者を出して、伊藤と森敬の連続適時2塁打で2点を失いました。

 打線は、8回に安打と敵失で無死1,2塁としながら、末包が三振、菊池は二飛、矢野が遊ゴロに倒れるなど、7回以降は毎回先頭打者を出塁させながら得点を奪えず、DeNAに完敗を喫して、勝負の7連戦は、まさかの1勝6敗の大失速となり、自力優勝の可能性が消滅しました。

 森下の乱調により試合が序盤で壊れてしまいました。立ち上がりから球の切れ、制球とも良くなく、初回には牧に本塁打を浴びてしまいました。それでも、打線が直後に追いついたことで、立ち直るきっかけになるかと思いましたが、2回も甘くなった球を捉えられるなど、6長短打で5点を失いました。
 森下は3試合連続で初回に失点しており、序盤で失点する投球が続いていることから、明らかに疲労によりパフォーマンスが低下しています。
 森下に限らず、先発と中継ぎが失点する試合が急増しており、投手陣が全体的に疲弊していることが、9月に入ってからの急失速の原因となっています。 
 Aクラス死守のため、残り15試合に向けて打線のテコ入れよりも、投手陣の対策を行う必要があります。
 新井監督に考えがあるようなので、次戦ではその結果を示して、チームを立て直してほしいですね。

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常廣がプロ初登板初勝利を挙げてチームの連敗を止める

2024年09月15日 23時20分18秒 | 試合結果
DeNA 001 000 100 2
広 島 410 203 00X 10
勝利投手:常廣1勝
敗戦投手:吉野2勝2敗
本塁打:[広島]菊池9号

 プロ初登板初先発の常廣は、初回に先頭の梶原を三振に斬ると、牧も左飛に打ち取りましたが、佐野とオースティンに連続短長打を打たれて、2死2、3塁のピンチを招きました。しかし、宮崎を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 援護したい打線は初回に安打と四球で2死1、2塁として、小園の2点適時2塁打で先制し、さらに安打で2、3塁として、末包と菊池の連続適時短長打で2点を追加して4点を挙げました。
 2回にも安打と連続四球などで1死満塁として、2死後に矢野が四球を選んで押し出しで1点を追加しました。
 
 常廣は、2回に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも、梶原を中飛に打ち取ってピンチを脱しましたが、3回に連続短長打で無2、3塁とされ、1死後宮崎の内野ゴロの間に1点を失いました。
 4回にも四球と犠打で2死2塁のピンチを招きましたが、梶原を左飛に打ち取ってピンチを脱すると、その裏に打線が連打で無死1,2塁として、野間は併殺で2死3塁となるも、小園と矢野の連続適時短長打で2点を追加しました。
 常廣は、5回にも連打と死球で2死満塁のピンチを迎えましたが、桑原を三ゴロに抑えて、5回を投げて7安打3四死球1失点でマウンドを降りました。
 
 打線は、5回2死後に連打などで1,3塁とするも、堂林が三振に倒れてしまいましたが、6回に安打と敵失などで1死2,3塁として、2死後に菊池が3点本塁打を放って、リードを9点に広げました。

 6回は塹江が登板して、安打と菊池の失策で無死1,2塁とされるも、梶原と牧をともに中飛、佐野を三邪飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、7回登板した森浦が2死2塁から桑原に適時2塁打を浴びて1点を失いました。
 8回は島内が小園の失策と安打などで2死2,3塁とされるも、オースティンを三振に斬って無失点で凌ぐと、9回は長谷部が1四球無失点に抑えて、DeNAに快勝し、チームの連敗を6で止めると共に、常廣がプロ初登板で初勝利を挙げました。

 常廣は毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球でしたが、味方の好守にも助けられて、3回の1失点で踏ん張り、5回1失点でプロ初勝利を挙げました。
 初回は簡単に2死を取るも、矢野のまずい守備もあって2,3塁のピンチを招きまたが、落ち着いて宮崎を三振に斬って無失点で切り抜けました。
 ここを無失点で抑えたことで、野手陣の奮起を呼び込み1回裏の4得点に繋がったと思います。
 直球の最速は153kmと力強く、フォークも要所で決まり、潜在能力の高さを感じさせました。一方で、制球が不安定だったので、先発として安定した投球を続けるためには、制球力の向上が必要になりそうです。
 とは言え、プロ初登板初先発はただでさえ緊張するところに、チームは今季ワースト6連敗中とかなりのプレッシャーを受けた登板だったはずですが、物怖じせず、堂々と投球していたメンタルは素晴らしいと思います。
 今日の登板で自信を得ると共に反省点も見つかったと思うので、これからしっかりと修正して、来季に向けてステップアップしてほしいですね。
 次世代のエース候補であることは、間違いないと思うので、今から来季の活躍が楽しみですね。
 
 
 
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終盤にリリーフ陣が乱れてサヨナラ負け

2024年09月14日 19時51分45秒 | 試合結果
広島 000 102 000 3
阪神 000 000 301 4
勝利投手:ゲラ1勝4敗12S
敗戦投手:黒原4勝3敗

 打線を大幅に入れ替えて、2番に坂倉、3番に堂林、4番には野間を起用してテコ入れを行いました。その打線は、3回に安打と犠打で2死2塁とするも、秋山が中飛に倒れてしまいましたが、4回に2塁打と犠打で1死3塁として、野間の犠飛で1点を先制しました。

 先発の森は、3回に安打と犠打で1死2塁のピンチを招くも、才木を二ゴロ、近本を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、4回無死1塁では、森下を三振、大山を三振併殺に抑え、5回には無死1塁から、井上を三ゴロに打ち取り、その後は坂倉が二盗を阻止、梅野を二ゴロに打ち取って、ピンチを芽を摘み取りました。
 
 打線は6回に連打と犠打で1死2,3塁として、野間の二ゴロの間に1点を挙げると、続く小園の適時打でこの回2点を追加しました。
 
 森は、6回を三者凡退に抑えて、6回を投げて3安打1死球5奪三振無失点でマウンドを降りました。
 7回は島内が登板するも、死球と安打に四球で1死満塁のピンチを迎えてしまい、森浦にマウンドを譲りましたが、森浦は梅野に押し出し四球を与え、続く木浪の遊ゴロは矢野の適時失策、さらに代打原口の適時打で同点に追いつかれました。

 打線は、9回に安打と犠打で1死2塁とするも、二俣は三振、秋山は遊ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
 
 8回は黒原が登板して1安打無失点に抑えると、9回も続投して連続四死球などで2死1,3塁となり、中野に適時打を浴びて、サヨナラ負けを喫して、チームは今季ワーストの6連敗となりました。

 打線を大幅に組み替えて中盤までに3点を挙げると、先発の森が阪神打線を寄せ付けず6回無失点に抑える好投を見せ、連敗脱出かと思われましたが、7回に島内と森浦が3四死球を与え、矢野の失策も重なって同点に追いつかれました。
 こうなると試合の流れは阪神に傾き、イニング跨ぎとなった黒原が9回に四死球からピンチを招き、サヨナラ打を浴びてしまいました。
 新井監督は、島内の交代が遅かったとコメントしていましたが、その前に好投の森を6回で代えたことも失敗だったと思います。
 森の投球数は86球であり、まだ余力があったと思われ、さらにハーンが米国に一時帰国して不在であることを考えれば、森にもう1イニング投げさせても良かったと思います。
 為すこと全てが裏目に出ており、チーム全体に流れの悪さを感じます。こんな時は、雨天中止があれば良いのですが、それも無さそうなので、何とか自力でこの悪い流れを断ち切って連敗を止めてほしいですね。
 
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守備が乱れて失点を重ねて5連敗で3位転落

2024年09月13日 23時19分20秒 | 試合結果
広島 100 002 000 3
阪神 010 311 10X 7
勝利投手:髙橋4勝
敗戦投手:大瀬良6勝5敗
本塁打:[阪神]森下16号

 打線は、初回に2塁打と犠打で1死3塁として、小園の内野ゴロの間に1点を先制しましたが、先発の大瀬良が2回1死後に、連打と不運な内野安打で2死満塁のピンチを招き、近本に押し出し四球を与えて同点に追いつかれました。
 4回には1死後に四球と矢野が打球を弾いた内野安打に犠打で2死2,3塁のピンチを迎え、近本に2点適時打を浴びて勝ち越しを許すと、さらに盗塁と安打で1,3塁とされて、小園の適時失策で、この回3点目を失いました。
 続く5回には連打と犠打で1死2,3塁とされたところでマウンドを塹江に譲りました。
 代わった塹江は、四球で満塁とピンチを拡大し、2死後に近本に押し出し四球を与えてしまい、大瀬良は4回1/3を投げて9安打5失点でした。

 打線は、4回2死後に2塁打で好機を作るも、坂倉が遊ゴロに倒れてしまうなど、2回から5回までは1安打に抑えられていましたが、6回に死球と内野安打に四球で無死満塁として、1死後に堂林の適時打、坂倉の犠飛で2点を返しました。

 しかし、6回に登板た中﨑が、死四球で1死1,2塁のピンチを招き、前川に適時2塁打を浴びて1点を失うと、7回には大道が2死後、森下に本塁打を浴びてしまいました。
 8回は遠藤が登板して1安打無失点に抑えました。

 打線は、7回以降1安打に抑えられて、阪神に完敗を喫して、チームは5連敗で3位転落となりました。

二回2死一、二塁。大瀬良は足元を襲った高橋の打球に左足を出した。投手の本能だろうが、これがかかと部分に当たって、二遊間方向に飛んでいた打球は三遊間に向きを変え、内野安打となった。投手の背後には遊撃・矢野が回り込んでおり、スルーしていれば捕球して二塁ベースを踏むなり、一塁に送球して3アウト目を稼げていた場面だった。満塁となって近本に押し出し四球。不運を象徴する場面になった。


 投打で精彩を欠いた試合が続く中、守備でも精彩を欠いて逆転負けを喫しました。
 2回は梅野の遊撃内野安打は一度は失策と記録されたことからも、微妙なプレーとはいえ、鉄壁の守備を誇るチームとしてはアウトにしてほしい当たりでした。さらに、2死1、2塁で高橋の打球に大瀬良が足を出してかかとに当たり、打球方向が変わってしまい内野安打となってピンチを拡大させてしまいました。足に当たっていなければ遊ゴロで3アウトになっていたと思われるだけに、大瀬良を責めることはできませんが、不運な当たり2本で同点に追いつかれて、試合の流れが変わり始めてしまうと4回には、1死一塁で遊撃への当たりを矢野がグラブで弾いて内野安打としてしまいました。捕球できていれば併殺若しくは2死が取れていただけに、悔やまれるプレーとなり試合の流れが阪神に傾きかけると、近本に2点適時打を浴び、さらに小園は適時失策してしまい、完全に阪神ペースとなってしまいました。
 投手と中心に守り勝つ野球を掲げるチームとしては、とても残念なプレーが続いてしまい、今のチーム状態を表している試合となりました。
 5連敗と厳しい状況となっていますが、原点の守り勝つ野球をもう一度取り戻して、悪い流れを断ち切ってほしいですね。
 
 
 

 
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まさかの栗林が大乱調で痛すぎる逆転負け

2024年09月11日 22時50分21秒 | 試合結果
巨人 000 000 009 9
広島 000 101 000 2
勝利投手:泉2勝1S
敗戦投手:栗林5敗37S

 先発のアドゥワは、初回1死から坂本に安打を打たれるも、後続を断つと、2回と3回は三者凡退に抑えました。
 4回2死後には岡本和に安打を許すも、続くモンテスを左飛に打ち取り、6回も三者凡退に抑えて、6回を投げて2安打無四球無失点で2塁さえ踏ませない好投でした。

 打線は、3回まで三者凡退に抑えられていましたが、4回2死後に安打と盗塁で2塁に進み、堂林の適時2塁打で先制点を挙げました。 
 6回1死後には四球と安打で1死1,3塁として、堂林の犠飛でリードを2点に広げました。
 8回2死後に矢野が右中間への当たりで3塁を狙うもアウトになってしまい、追加点機を作れませんでした。

 7回はハーンが安打で無死1塁とされるも、岡本和を遊飛、モンテスを三ゴロ併殺に打ち取ると、8回も続投して三者凡退に抑えました。
 9回は栗林が連続四球と安打で無死満塁として、吉川に押し出し死球、岡本和の適時打、モンテスに押し出し四球で1死も取れず3点を失ってしまいました。
 代わった森浦も門脇と浅野の連続適時打、1死後には代打長野の2点適時打を浴びてしまい、2死1,2塁の場面でマウンドを降りました。
 後を継いだ大道も増田に2点適時3塁打を浴びてしまい、一挙9失点で痛恨の逆転負けを喫して、チームは3連敗で首位巨人とは3ゲーム差になり、リーグ制覇に向けてかなり厳しい状況になりました。

 勝利目前でまさかの9失点で逆転負けを喫しました。チームにとって、この敗戦は単なる1敗よりも大きなダメージを受けており、簡単に切り替えができないように思います。
 栗林に限らず、カープの多くの選手にとっては、チームが実質的には初めての優勝争いをしている中での戦いであり、個々の選手は負けられない試合のプレッシャーを感じていると思われます。
 9月に入って、新井監督がラストスパートを掛ける采配を始めてから、チームが急失速となっており、完全に裏目に出てしまいました。
 もちろん、ラストスパートを掛ける必要はあると思いますが、先発の登板間隔を縮める、リリーフの3連騰を解禁する、ベテランの休養を無くすといった程度のものにして、基本的にはこれまでの戦いを継続させる方が良かったと思われます。
 今日も好投のアドゥワを早々に降板させ、ハーンを2イニング投げさせるなど、明らかに8月までの戦い方と変わっており、返って選手たちにプレッシャーを掛けているかもしれません。
 今日の敗戦は、かなり痛い試合となりましたが、優勝の可能性が無くなった訳ではなく、3位阪神も猛追してきているので、何とかチームを立て直して、明日からの試合に臨んでほしいですね。
 
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森下が踏ん張れず巨人に完敗

2024年09月10日 22時58分26秒 | 試合結果
巨人 100 003 200 6
広島 000 001 000 1
勝利投手:菅野14勝2敗
敗戦投手:森下10勝7敗
本塁打:[巨人]坂本6号

 先発の森下は、初回1死後、坂本に本塁打を打たれて先制を許しましたが、2回と3回は走者を出しながらも無失点で凌ぎ、4回は三者凡退に抑えました。
 5回2死後に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも、坂本の左邪飛を末包が好捕して無失点で凌ぎました。
 しかし6回2死後に安打と死球で2死1,2塁として、門脇に2点2塁打を打たれると、敬遠で2死1,3塁となり、代打秋広に適時時打を浴びて4点目失って
降板となりました。
 代わった塹江は、丸を左飛に打ち取って後続を断ち、森下は5回2/3を投げて7安打4四死球4失点でした。
 7回は松本が登板して、1死後に連続短長打と敬遠で1死満塁のピンチを迎え、浅野と門脇の連続適時打で2点を失って、試合が決してしまいました。
 8回は中﨑、9回は黒原がともに三者凡退に抑えました。

 打線は、菅野に対して3回に安打で無死1塁とするも、會澤は三振、森下は犠打失敗、秋山が左飛に倒れてしまうなど、5回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。
 菅野が降板した6回2死後に安打と四球で1,2塁として、野間の適時2塁打で1点を返して、なおも2,3塁の好機でしたが、小園は中飛に倒れて1点止まりでした。
 9回2死後に連打で1,2塁とするも、代打中村奨が遊ゴロに倒れて、優勝争いを左右する勝負の7連戦初戦は巨人に完敗を喫して、チームは連敗となりました。

 森下が初回に坂本に本塁打を浴びて、またしても先制を許してしまいました。2回以降は粘りを見せて無失点に抑えると、5回には無死1塁で一走門脇を牽制で刺し、2死後には安打と四球で1,2塁のピンチを招きながらも、本塁打を打たれている坂本を末包の好守に助けられて無失点に抑えました。
 ここで試合の流れが変わるかと思われましたが、坂倉、末包、菊池があっさりと三者凡退に倒れると、森下が6回2死無走者から3点を失って、試合の流れを掴み損ねました。
 菅野が5回でマウンドを降りただけに、試合後半に試合をひっくり返せる可能性があっただけに、6回は森下に踏ん張ってほしかったです。
 これ以上巨人に離させる訳にはいかないので、ここが踏ん張りどころです。まずは明日の試合で連敗を止めて、負の連鎖を断ち切ってほしいですね。
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勝負どころで攻めきれず中日戦の負け越し決まる

2024年09月08日 21時28分24秒 | 試合結果
中日 300 100 000 4
広島 000 210 000 3
勝利投手:齋藤4勝3敗
敗戦投手:玉村4勝5敗
セーブ:マルティネス1勝3敗37S
本塁打:[中日]細川20号、木下3号

 先発の玉村は、初回に四球で無死1塁として、福永の適時2塁打で先制を許すと、1死後には細川の2点本塁打で、いきなり3点を失いました。
 2回にも無死1塁で併殺を取った後に連打を浴びて1,3塁のピンチを招きながらも、福永を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、3回は三者凡退に抑えましたが、3回の攻撃で代打を送られて、3回5安打1四球3失点で降板となりました。
 4回は松本が登板するも、1死後に木下に本塁打を浴びて追加点を奪われてしまいました。

 打線は、2回に2安打で2死1,2塁とするも、石原が三振に倒れてしまいましたが、4回に連打で無死1,3塁として、末包の適時打で1点を返すと、さらに犠打で1死2,3塁として石原の三ゴロの間に1点を追加して、2点差に追い上げました。

 5回は黒原が登板すると、2塁打と自らの失策で無死1,3塁のピンチを迎えましたが、カリステと細川を連続三振に斬り、ブライトを遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、打線が5回裏に連打で無死1,2塁として、野間の適時打で1点を返し、なおも無死1,3塁の同点機でしたが、小園が一ゴロ、坂倉一邪飛、末包は三振に抑えられて追いつくことができませんでした。

 6回も黒原が続投すると、1死後に連続四球で1,2塁のピンチを招いたところで、森浦に交代すると、代打山本を左飛に打ち取り、岡林の安打で満塁とピンチが拡大するも、福永を三振に斬って無失点で凌ぎました。
 7回はハーンが三者凡退に抑えると、8回も続投して四球と自らの失策で1死1,2塁のピンチを迎えましたが、代打石川昂と岡林を左飛に抑えてピンチを脱しました。
 9回は栗林を投入し、2死後に連打で1,2塁のピンチを背負うも、二走尾田を牽制で刺して得点を与えませんでした。

 打線は6回に安打と犠打で1死2塁とするも、代打上本が右飛、秋山の四球後、矢野は二ゴロに倒れてしまうと、7回から9回は三者凡退に抑えられて、中日に競り負けて、今季の中日戦の負け越しが決まりました。

 玉村が初回に3点を失い、またも先発が初回に失点してしまう悪循環となってしまい、新井監督も早々に勝負に出ましたが、今日は2番手の松本も失点して4点を追いかける展開となってしまいました。
 それでも、4回に2点を返して反撃を開始すると、5回に登板した黒原が無死1,3塁のピンチを無失点で凌ぎ、直後には3連打で1点差に追い上げ、なおも無死1,3塁で小園、坂倉、末包に回るという願ってもない好機でしたが、まさかの無得点に終わってしまいました。
 打線が4回に2点を返し、5回は黒原がピンチ凌ぎ、直後に1点差に追い上げた時点で、試合の流れは完全にカープに傾いていました。しかし、この千載一遇の好機を逃したことで、流れを掴み損ねてしまい、最後まで引き戻すことができませんでした。
 5回の拙攻が敗因ですが、4回も3連打で1点を返して、なおも無死1,2塁の場面で菊池は犠打でしたが、柳は浮足立っていたので、犠打で1死を与えるよりも、強硬策で勝負を掛けても良かったと思います。実際に1死が取れたことで、落ち着きを取り戻して、2,3塁のピンチは内野ゴロの間に1点に抑えられました。
 負けられない試合ということで、選手だけでなくベンチもどこか焦りを感じているように思います。優勝を意識せず、これまでのように目の前の試合に集中して、平常心を保って戦ってほしいですね。
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九里が7回途中1失点の力投で連敗止める

2024年09月07日 20時51分43秒 | 試合結果
中日 000 000 100 1
広島 000 110 00X 2
勝利投手:九里7勝8敗
敗戦投手:福谷1勝1敗
セーブ:栗林4敗37S
本塁打:[広島]坂倉10号

 打線は、2回1死後に幸運な2塁打で出塁するも、続く菊池が三ゴロ、矢野は左飛に倒れてしまうと、3回は安打と暴投で無死2塁としながら、九里の犠打で二走石原は三塁に進塁できず、秋山は三ゴロ、上本も遊ゴロに打ち取られて得点を奪えませんでした。

 先発の九里は、3回までパーフェクトに抑えると、4回に安打と暴投で1死2塁のピンチを迎えるも、川越を一ゴロ、細川を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 打線は、4回2死後に坂倉が本塁打を放って先制点を挙げると、5回には安打と犠打で1死2塁として、秋山の適時打で1点を追加しました。

 九里は、7回に無死1塁で川越を一直併殺に打ち取るも、連打で2死1,3塁とされて、カリステの適時打で1点を失ったところでマウンドを降りました。
 代わったハーンは四球で2死満塁とピンチを拡大するも、代打石川昂を三ゴロに打ち取ってピンチを脱して、九里は6回2/3を投げて5安打7奪三振1失点でした。

 打線は7回に敵失を犠打で1死2塁の好機を作るも、秋山が三邪飛、上本は三振に倒れると、9回には2四球で1死1,2塁としながら、菊池が中飛、矢野は投ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 8回は島内が登板して、安打と犠打で1死2塁のピンチを招くも、福永を三ゴロ、川越を三振に斬って無失点で切り抜けると、9回は栗林が三者凡退に抑えて、中日に競り勝ち、連敗を4で止めました。

 打線は、2回と3回の先制機であと一本が出ずに得点を奪えず、今日も昨日までと同様に重苦しい空気がチームを覆いましたが、九里が気迫の投球で中日打線を圧倒して3回までを完璧に抑えると、4回のピンチも無失点で凌いで、先制点を与えませんでした。
 この九里の投球に坂倉が応えて、4回に先制本塁打を放ってチームを覆っていた重苦しい空気を払拭すると、拙攻の呪縛から解放された打線は、5回にも追加点を挙げました。
 坂倉の先制本塁打は、チームの雰囲気を変えるきっかけになっており、大きな価値がある本塁打だったと思いますが、中日打線を6回まで1安打に抑えて試合の主導権を渡さなかった九里の気迫のこもった投球があったからこそ、打線が奮起したことは間違いないと思います。 
 先発投手の序盤での失点も止まり、打線も拙攻地獄から脱したので、ここからチーム状態を上げていってほしいですね。
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大瀬良が初回に連続本塁打を浴びて4連敗

2024年09月06日 21時39分50秒 | 試合結果
中日 300 000 000 3
広島 000 000 000 0
勝利投手:松葉5勝5敗
敗戦投手:大瀬良6勝4敗
セーブ:マルティネス1勝3敗36S
本塁打:[中日]細川19号、宇佐見3号

 先発の大瀬良は、初回2死後に安打で出塁を許すと、細川に2点本塁打を打たれると、続く宇佐見に本塁打を打たれて、いきなり3点を失いました。
 2回にも四球と安打で無死1,2塁のピンチを招くも、松葉を犠打失敗、岡林を併殺に打ち取ると、3回にも1死後に連続長短打で1死1,3塁のピンチを迎えましたが、宇佐見を併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。
 4回と5回も安打を打たれるも後続を断ち、5回を投げて8安打1四球3失点でマウンドを降りました。

 打線は、初回に秋山が安打で出塁すると、続く上本も安打を放ちましたが、一走秋山は三塁を狙ってアウトになってしまいました。それでも小園の安打と堂林の四球で1死満塁と好機を作りながら、坂倉が捕邪飛、菊池は二ゴロで無得点に終わりました。
 3回の2死2塁は堂林が二ゴロ、4回1死2塁では、矢野が一邪飛、會澤は右飛に倒れて得点を奪えませんでした。
 
 6回からは中﨑が登板して、2回を1安打無失点に抑えると、8回は黒原が三者凡退に抑えました。
 9回は塹江が1死後に連続内野安打と四球で2死満塁のピンチを招くも、福永を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 打線は、5回から7回まで三者凡退に抑えられると、8回には連打で無死1,2塁としながら、上本が併殺、小園の四球を挟んで堂林は三振に倒れてしまい、零封負けを喫して、チームは4連敗となりました。
 
 またしても初回の攻防が試合を決めました。中日は2死後の3連打で3点を先制しましたが、反対にカープは3連打に四球の4者連続出塁ながら無得点に終わりました。
 2回以降は中日が走者を出しながらも追加点を奪えず、試合の流れを掴み切れませんでしたが、対するカープも好機であと1本が出ず拙攻を繰り返してしまい、最後まで流れを掴めず、そのまま試合が終わってしまいました。
 前カードのDeNA戦から投手陣の失点が目立ってしますが、打線も拙攻を繰り返しています。
 投手陣が序盤で失点することで、得点を奪わないといけないという思いが強すぎるのかもしれませんが、優勝争いのプレッシャーも少なからずあると思います。
 新井監督が、今週からラストスパートを掛けることを公言したことが裏目に出ているように感じます。これまでどおりの戦いをした方が、選手がのびのびプレーできたかもしれません。
 とりあえず、この連敗を止めることで、チームを覆う重苦しい雰囲気を払拭しないといけませんね。
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