カープな毎日

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大竹FA権行使

2013年11月12日 22時05分04秒 | オフシーズン
 大竹が球団と約30分間の会談をした後、FA権を行使することを表明しました。大竹は他球団の話を聞いてみたいと語り、移籍が前提の権利行使ではないとのことですが、新しい世界を知りたいとも語っており、移籍に前向きの発言がありました。

 前回の交渉後のコメントでは、残留は確定したと思っていたので、権利行使の記事を見た時は、あまりの驚いて目を疑ってしまいました。昨日の石原の残留表明で、大竹も続くと思っていたので、ショックは隠せないですね。

 鈴木球団本部長によると、前回の交渉で条件面はほぼ合意していたようで、今日の大竹の権利行使は、鈴木球団本部長にとってもショックだったとのことで、事態が急変したことを物語っています。
 この1週間で大竹にどのような心境の変化があったのか分かりませんが、大竹が悩んで決めたことなので仕方ありません。

 ただ一つ気になるのは、大竹が優勝したいと語ったことです。今季のカープは負け越したとはいえ3位に入り、CSファイナルステージまで進みました。来季は本当に優勝を狙うことも無理ではありません。新井貴が同じようなことを言って阪神に移籍しましたが、あの時とはチーム状態が全く違うので、優勝したいという理由での移籍は納得できないですね。
 
 もしかすると、権利行使した真の理由が契約条件ということも考えてしまいます。他球団の条件は、カープを上回ることは確実なので、残留はかなり厳しいでしょう。金銭的な条件の問題で移籍するのであれば、大竹には失望してしまいます。石原のようにカープで優勝したいという思いが強い選手に残ってもらえれば良いと思います。
 
 理由はどうあれ、決まったことをあれこれ言っていても仕方ありません。松田オーナーのいうとおり、気持ちを切り替えましょう。
 来季は大瀬良、九里の即戦力先発投手が入団します。2人が大竹以上の活躍をしてくれれば、全く問題ありません。そして、大竹の移籍に伴う人的補償もあるので、赤松のような有能な選手が獲得できれば、カープにとってもプラスになるはずです。
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