カープな毎日

カープファンのひとりごと。

まえけん8奪三振も16勝目はならず

2010年10月07日 23時21分53秒 | 試合結果
広島 000 000 001 1
巨人 010 000 20X 3
勝:東野13勝8敗
敗:前田健15勝8敗
セ:山口8勝3敗5S
本:[巨人]阿部44号

 前田健が投手3冠を賭けて今季最終先発しました。2回に阿部に本塁打を浴びて先制を許してしまいましたが、3回以降は5者連続三振を奪うなど、全く危なげない投球で巨人打線を無安打に抑えました。
 
 早く前田健を援護したい打線でしたが、東野の前に4回まで2塁すら踏めず得点を挙げられる雰囲気がありませんでした。8回まで3安打に抑えられ、得点圏に走者を進めたのは5回だけで3塁を一度も踏むことができず、ほぼ完ぺきに抑えられてしまいました。
 
 援護が無い中、耐えてきた前田健でしたが、7回に2死から安打と四球で1,2塁とされると、高橋に痛恨の2点適時打を浴びて、点差を3に広げられてしまいました。
 
 東野の降板した9回にクルーンを攻めて岩本の適時打で1点を返したものの、その後の2死1,2塁ではヒューバーが代わった山口に三ゴロに抑えられてしまい追いつくことができませんでした。

 まえけんの最終登板は残念ながら打線の援護がなく白星で締めることができませんでしたが、三振を8個奪い2位の村中に13個差を付けたので、奪三振も1位が確定的になりました。
 勝利数と防御率はほぼ確定しており、問題の奪三振も安全圏に入ったので投手3冠がかなり現実味を増してきました。
 序盤は全体的に球が高く調子が良くないと思われましたが、阿部に本塁打を打たれた後から、本来の投球が戻ってきました。特に圧巻だったのは、5回から6回にかけて5者連続三振を奪った場面ですね。奪三振数を増やさないと村中に逆転される可能性があるということで、今日は三振を奪いに行きながら、4回までは2個と稼げていませんでした。三振を奪えていないという状況でプレシャーもあったでしょうが、それを撥ね退けて5者連続三振を奪うことができるというのは凄いことだと思います。
 状況が苦しくなると、一段ギアが上げられるところが、まえけんの素晴らしいところです。
 待望の投手三冠は明日の由規の結果次第となりましたが、今日の試合で決められたと思うので、最終戦での中継ぎ登板はないでしょうね。
 後は来季に向けてしっかりと体を休めて疲れを取ってほしいですね。
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好投の齊藤見殺し

2010年10月06日 22時05分43秒 | 試合結果
広 島 000 000 000 0
ヤクルト 000 010 01X 2
勝:館山12勝7敗
敗:齊藤4勝7敗
本:[ヤクルト]田中4号

 先発の齊藤は毎回のように走者を背負いながらも、要所を締める投球でヤクルト打線を抑えていましたが、5回に田中にソロ本塁打を打たれて先制点を奪われてしまいました。それでも今日は崩れることなく、6回と7回を三者凡退に抑えて追加点を与えませんでした。
 齊藤の好投に応えたい打線でしたが、今日も苦手の館山に苦しみました。1回、3回、4回と2塁打を放つも2死からだったこともあり得点に繋がりませんでした。
 中盤以降は館山に全く手が出ず、5回から7回までは無安打に抑えられて完封負けが見え始めた8回に、振り逃げと安打で1死1,3塁とこの試合最大の得点機を作りましたが、好調の岩本が三振、栗原も遊ゴロに倒れてチャンスを逸してしまいました。
 この逸機で流れがヤクルトに傾き、この回から登板した上野が2安打で2死1,2塁のピンチを招いて降板すると、更に継いだ大島が安打を打たれ満塁とされた後に、押し出し四球を与えて決定的な追加点を与えてしまいました。
 結局、打線は最後まで館山を攻略できず、完封負けを喫してしまいました。

 今日の齊藤は制球が良く、丁寧にコースに投げ分けていたと思います。最大のピンチだった3回は1死1,2塁でデントナを低めのチェンジアップで中飛に打ち取り、四球を挟んで2死満塁からは武内を低めのスライダーで一ゴロに打ち取って無失点に抑えました。低め中心にコントロールされれば、簡単に打たれることはないということを再認識できた試合ではないでしょうか。
 7回を投げて6安打されながらも失点は本塁打の1点のみに抑えられてのは、制球が良かったこともありますが、四球が2個だったことも大きかったと思います。無駄な四球を減らせば、余計な失点もしないということですね。
 今季最終登板で好投できたことで、気分良く今季を締められたことでしょう。そしてこの好投を来季に繋げてほしいですね。

 本当に館山を打てないですね。先週の対戦でも1点しか奪えず、今日は完封負けと完全に抑え込まれています。先週はチャンスがありながらも、適時打不足で得点ができませんでしたが、今日はチャンスらしいチャンスは1度だけでした。その唯一のチャンスで当たっている岩本が打席に入りながら、結果は三振で犠飛すら打てませんでした。やはりどこか館山を打てないという苦手意識があるのでしょうね。
 いつまでも苦手にしているわけにはいかないので、来季に向けて対策を練るとともに、苦手意識を払しょくしなければいけませんね。
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絶対勝ちたい試合

2010年10月05日 23時24分51秒 | 試合結果
 明日からは今季最後の関東遠征となります。明日のヤクルト戦はどうやら前田健が先発するようですね。ローテどおりなら明後日の巨人戦での先発だと思いますが、相手を考慮して1日早めるのでしょう。
 巨人はまだ阪神と2位争いをしており、ベストメンバーで試合に臨むでしょうが、ヤクルトは順位も確定して、若手の起用に切り替える可能性があるので、投げやすいヤクルト戦に変えたのでしょうね。

 本当ならカープも丸、會澤らに経験を積ませるため起用しても良い試合ですが、前田健が先発するとなると話は別ですね。前田健が投げるのであれば、絶対に勝ちたい試合ですから、ベストメンバーで戦う必要があります。
 まえけんは今季最終登板ですから、勝って16勝目を挙げて投手3冠を確実にしておきたいところです。また、まえけんは沢村賞の受賞も視野に入れているので、前回登板と同様に完封を狙ってマウンドに上がるでしょう。
 沢村賞はダルビッシュと金子千がライバルとなりますので、16勝は絶対にクリアしておきたいですね。そして、最終登板を完封で締められれば、投票者へのインパクトも抜群でしょう。
 完封とまでは言わないまでも完投勝利を挙げるためには、打線が序盤から援護をしてまえけんを楽に投げさせて挙げてほしいですね。
 
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本拠地最終戦を飾れず

2010年10月03日 22時38分49秒 | 試合結果
阪神 100 203 001 7
広島 000 001 010 2
勝:スタンリッジ11勝5敗
敗:今井4敗
本:[阪神]鳥谷19号、金本15号、城島28号

 今季の本拠地最終戦のマウンドには期待の今井が上がりました。今井は初回、鳥谷に先頭打者本塁打を浴びると、4回には金本に2ランを、6回にも城島に2ランを浴びるなど6回を投げて6失点と打たれてしまいました。
 奮起したい打線は初回に2死1,3塁の得点機を逃すと、2回以降は5回まで1安打に抑えられて2塁すら踏めませんでした。6点差をつけられて試合がほぼ決した6回に岩本の適時打で1点を返しましたが、その後のチャンスでは栗原と廣瀬が倒れて1点どまりでした。岩本は8回にも適時打を放ち、2打席連続打点を挙げて気を吐きましたが、ここでも後続の栗原と代打嶋が倒れて、地元最終戦は阪神に大敗してしまいました。

 岩本が今日も3番に入り2打席連続適時打を放ちました。昨日も適時打を放っており、復帰後4試合全てで打点を挙げています。岩本の3番起用は来季へ向けた予行演習とも考えられ、適性を見ているのかもしれません。そこで2試合続けて結果を出しているので、このまま行くと来季は3番岩本の可能性もありそうですね。
 3番には天谷など俊足選手を起用したいと思っていたので、岩本は5番に入ると思っていましたが、この2試合を見ていると3番も悪くないと思いますね。あとは天谷が3番の座を取り返すために奮起してチーム内で競争が激しくなるとレベルアップにも繋がって良いと思いますね。
 
 昨日に続き6番中堅でスタメンに入った丸が2安打を放ちました。ようやく1軍にも慣れてきて本領を発揮し始めたのでしょう。スタメンで複数安打を放ったことは、本人にとっても自信になったと思います。残り3試合ですが丸には経験を積む貴重な試合なので頑張ってほしいですね。丸の存在が来季に向けての光となってきました。

 今日、球団から来季の戦力外選手が発表されました。今年は育成2名を含む10名とここ数年ではかなり多い人数となっています。
 広池は好きだったので戦力外は残念です。1軍では1敗で防御率27.00と散々でしたが、2軍は1勝2敗1Sで防御率3.13とまだまだ投げられると思いました。やはり37歳と年齢的に苦しいかったのでしょう。
 意外なところでは青木勇と森ですかね。青木勇は今季は6試合に登板して勝敗なしで防御率5.91と成績は良くありませんが、まだ1軍で通用すると思っていました。ただ2軍でも勝敗なしで防御率4.71では苦しいかもしれませんね。
 森も1軍では勝敗なしで防御率8.10でしたが、2軍は2勝で防御率2.45なのでまだ投げられると思いますね。1軍で投げる時はあまり目立ちませんが、意外と良い投球をしていたと思います。
 広池、青木勇、森は今季崩壊した中継ぎ投手ですから、来季の補強では最重要ポイントとなります。先発との人数のバランスを考えて、補強する前に人数を減らしたのでしょうね。
 今季の成績が悪すぎたので、今オフはドラフト、トレード、トライアウトなどで大量補強することを示唆していますね。もしかしたら、球団初のFA選手の獲得も有り得るかもしれません。
 投手:広池、佐藤、森、青木勇、中村、山中(育成)
 捕手:山本
 内野:田中
 外野:鞘師、山内(育成)
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投手陣炎上連勝止まる

2010年10月02日 19時55分46秒 | 試合結果
阪神 200 050 211 11
広島 100 000 012 4
勝:能見7勝
敗:ジオ8勝8敗
本:[阪神]城島27号

 ジオは制球が悪く、初回に1安打2四球で満塁とするとブラゼルに2点適時打を打たれて先制を許してしまいました。その後も毎回走者を背負いながらも粘り強い投球で得点を与えませんでしたが、5回に四球と安打で無死1,3塁とされ、ブラゼルの2ゴロをを木村が失策して追加点を奪われると、1死後に四球を与えて代打林に適時打を打たれてKOされてしまいました。
 後を継いだ青木高も鳥谷とマートンに適時打を打たれて、この回5点を試合が決してしまうと、その後も梅津、武内、大島と出る投手が尽く失点を繰り返して、19安打11失点と投手陣が炎上してしまいました。

 打線は2点を先制された直後に3番左翼でスタメンに復帰した岩本が適時打を放ちましたが、その後はメッセンジャーを捕えられず得点を挙げられませんでした。5回から登板した能見には2回をパーフェクトに抑えられるなど反撃の糸口すら作れませんでした。ようやく8回に木村の内野ゴロで1点を返し、9回には無死満塁から小窪の適時打などで2点を返しましたが、時すでに遅く焼け石に水で阪神に大敗してしまいました。

 安定感抜群だったジオが2試合連続でKOされてしまいました。今日は与四球が4個で全て失点に絡んでいます。特に5回は先頭の新井に四球を与えて5失点のきっかけとなっているのはいけませんね。制球に苦しみ2回から4回もピンチの連続ながら粘り強く投げていただけに悔やまれます。
 ジオの来季残留は確定的だと思っていましたが、ここ5試合の登板で3回KOされているのは気になります。残り試合を考えるとジオは今季最終登板の可能性もあり、印象が悪いままシーズンを終えるかもしれません。そうなると来季の去就も分からなくなりますね。それでも未知の新助っ人を探すよりは良いと思うので、ジオは残留させてもらいたいです。

 岩本が3番左翼でスタメン復帰して、第1打席で適時打を放ちました。1軍復帰後は代打で1度打席に入っただけで、出場が無かったのでまだ体調が万全ではないのかと思われましたが、今日の様子なら大丈夫そうです。
 残りは4試合と少なくなってきましたが、岩本には来季に繋がる重要な試合ですから、スタメンで起用して、実戦経験を積ませてほしいですね。

 横浜の森笠が現役引退することになり、来季からカープのコーチに就任することが分かりました。まだ33歳と若いので現役でできると思うので、コーチ就任は早いように思いますが、本人の意思で決めたことなので仕方ないですね。
 カープでは育成部門を担当するようなので、若手を鍛えて選手のレベルアップに力を尽くしてほしいですね。
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ソリアーノ初勝利初完封で阪神に引導

2010年10月01日 23時43分42秒 | 試合結果
阪神 000 000 000 0
広島 100 400 00X 5
勝:ソリアーノ1勝3敗
敗:秋山4勝2敗
本:[広島]梵13号

 先発のソリアーノは初回に四球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、鳥谷、新井、ブラゼルの主軸を抑えて無失点で切り抜けると、負けられないプレッシャーに押しつぶされた阪神打線に凡打の山を築かせました。
 打線は梵が初回に先頭打者本塁打を放って1点を先制すると、4回には栗原と嶋の連打で1,2塁とすると、廣瀬の犠打が野選と暴投を誘って1点を貰うと、更に石原の犠飛と梵の適時打で3点を加えて秋山をKOしました。
 5回以降も毎回のように走者を出しながらも2併殺の拙攻で追加点を挙げられられず、阪神にダメ押しができませんでしたが、ソリアーノが3回以降は2塁すら踏ませない好投で
、全く危なげなく9回まで投げ抜き、散発4安打に抑えてプロ初勝利を初完封で飾りました。
 
 阪神が敗れたため中日の優勝が決まりました。こんなにあっさりと阪神が負けて中日の優勝が決まるとは思いませんでした。昨日は9回に藤川球が逆転3ランを打たれて最悪の負け方をしており、間違いなく尾を引いていましたね。そこに1敗もできないというプレッシャーも加わり本来のプレーが出来ていませんでした。来季こそはカープにもこんなプレッシャーの中で戦って欲しいですね。

 今日の勝負のポイントは初回の攻防でしたね。阪神は立ち上がりに難のあるソリアーノに対して無死1,2塁としながら主軸が凡退して得点できず、対するカープは梵の本塁打であっさりと先制点を挙げました。
 阪神は拙攻で無得点だった上、カープに先制点を奪われたことで、いきなり窮地に立たされてしまいました。それが攻撃の焦りを生み、ソリアーノの荒れ球に凡打を繰り返したのでしょう。そして4回の無死1,2塁では、廣瀬の投前犠打を秋山が間に合わない3塁に送球し、それが暴投となってしまいました。このプレーが阪神の状態を現していたと思います。
 初回のソリアーノの粘りの投球と梵の本塁打で今日の試合は決まったと言っても過言ではないですね。

 ソリアーノがようやく初勝利を挙げました。ここまで好投しても味方打線の援護が無かったり、中継ぎが逆転されて初勝利を逃していました。それでもひたむきに初勝利に向けて投げる姿を見たら、何としても今季中に初白星を挙げてほしいと思っていたので、初勝利を挙げられて良かったと思います。
 この白星を自信にして、来季の飛躍につなげてほしいですね。そして来季はローテを争う存在になってほしいです。
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