ソコロビッチが初ブルペン

　新外国人のソコロビッチが、キャンプで初めてブルペンに入り、チェンジアップなど変化球を交えて31球を投げました。初めての日本のボールにも違和感ないとのことで、まずは問題ない感じですね。
　今日は感触を確かめる程度だったと思われ、制球を意識していたようなので、まだ実力は分かりません。これから状態が上がってくれば、武器である150㎞台の直球で如何に制球できるかが、成功のカギになりますね。実戦での登板が楽しみですね。


　昨日の鈴木に続いて、今日はドラフト3位の上本が1軍キャンプに参加して、午前中の早出特守からランチ特打までのメニューを行いました。ノックでは軽快なプレーを披露して、即戦力としての片りんを見せたようですが、1軍のレベルの高さを実感できたようで、更なるレベルアップを誓ったとのことです。
　まだ始まったばかりで、いくら即戦力といえども直ぐに1軍レベルに適応するのは難しいと思います。2軍でプロのスピードに慣れてくれば、上本の実力が発揮できるはずです。次は実力で1軍昇格を勝ち取ってほしいですね。

　鈴木、上本とルーキーが1軍キャンプに召集されています。ルイスがダウンしている間は、誰かが招集されるということでしょうか。そうなると、次は下水流が招集されそうですね。

鈴木が1軍練習に参加

　ドラフト2位の鈴木が、1軍キャンプに参加しました。インフルエンザでリタイヤしたルイスの代わりとして午前中の練習だけでしたが、守備練習では石井守備・走塁コーチのノックを受け、ランチ特打では前田智、エルドレッドと並んで練習を行いました。
ランチ特打では、104スイングで安打性の当たりが38本と打撃センスの高さを示しました。

　今日のところは、1軍を体験した程度でしたが、鈴木にとってはプロのレベルを実感するとともに、1流選手の動きを間近で見られて得るものが多く、本人のモチベーションも上がったことでしょう。次は実力で1軍昇格を果たせるように、2軍で鍛えてきてほしいですね。

　鈴木が1軍練習に参加したことで、2軍であっても動きが良ければ鈴木のように1軍に召集されることがあるでしょうから、他の2軍選手にも好影響を与えそうですね。


　前田健が今日もブルペンでの投球練習を行いました。WBCに向けてハイペース調整続けており、今日はスライダーも交えて78球を投げました。例年はスロー調整なのでこの時期の2日連続ブルペンは異例のことですね。
　今年は調整ペースが異なることから、難しいところもあると思いますが、前田健は自分の状態をしっかり把握しているはずなので、ピークの状態から逆算していると思うので問題ないでしょうね。

春季キャンプ始まる

　ついにキャンプインを迎えました。日南でのキャンプ初日はあいにくの雨で、いきなりのメニュー変更となりましたが、選手たちの動きは良かったようです。

　投手陣は20人中19人がブルペン入りするなど、初日から活気がありました。エースの前田健が初日にブルペン入りすのは3年ぶりのことで、WBC公式球を使って、WBCでの背番号20にちなんで、立ち投げで20球、捕手を座らせて20球の合計40球を投げるはずでしたが、最後の1球に満足がいかず更に1球を追加しました。今村も初めてWBC公式球を使って40球を投げました。

　初日からブルペンに賑わうというのは、代表候補の2人がハイペースで調整していることが、他の投手にも影響しているのかもしれません。キャンプ序盤からチーム内での競争が始まるのは、相乗効果が出て全体のレベルアップに繋がるので良いことですね。

　野手陣は室内での練習となりましたが、堂林が居残り特打を行うなど、投手陣と同様に初日から活気があったようです。また、ケガから復帰の栗原や前田智も打撃練習を行うなど、あいにくの天気でしたが初日から充実の練習ができたようです。

　明日は天候も回復するので、本格的な練習が始まるので、もっと活気溢れる練習が見られますね。

　しかし、ひとつだけ残念なこともありました。新外国人のルイスがインフルエンザにかかりキャンプ初日からリタイアしました。
　練習前に体調不良を訴えて39度の発熱があったとのことです。数日間は宿舎の自室で隔離される見込みです。
　いきなりのリタイアは残念ですが、まだキャンプは始まったばかりですから、遅れを取り戻すことはできるので焦らずしっかりと治してほしいですね。