カープな毎日

カープファンのひとりごと。

ドラフト2位高橋と仮契約

2016年11月10日 21時33分09秒 | オフシーズン
 ドラフト2位で指名した高橋昂也投手と入団交渉を行い、契約金6,000万円、年俸600万円で仮契約しました。

 最速152㎞の直球と二種類のスライダー、フォーク、ツーシームを操り、高校BIG4と呼ばれた期待の左腕で、尾形スカウトは1年目の夏以降には、1軍に昇格できる即戦力として期待されています。
 
 高校BIG4の中で唯一の2位指名だったことから悔しさを味わっているようで、契約後には悔しさをバネに変えて行ければ良いとコメントしています。プロ入り前から悔しさを味わうことで、プロ入り後にもしっかりと練習に取り組むはずです。

 チームは、ジョンソンと戸田以外に1軍で結果を残している選手がおらず、特に中継ぎ左腕が不足している状況なので、1年目から1軍に昇格する可能性は十分あると思います。そのためには、まずはプロで戦い抜く体力を付けて、2軍で結果を残すことが必要になってきます。
 ライバルたちに負けたくない気持ちはあるでしょうが、焦らずにじっくりと練習して1年目から1軍で活躍してほしいですね。

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4選手がゴールデングラブ賞を受賞

2016年11月08日 21時41分02秒 | オフシーズン
 三井ゴールデングラブ賞が発表され、カープからは、捕手部門で石原、二塁手部門で菊池、外野手部門で丸と鈴木の4選手が選ばれました。菊池は両リーグを通じて最多得票で、丸とともに4年連続の受賞です。また石原は、セ・リーグの野手では最年長で、鈴木とともに初受賞となりました。

 守備のスペシャリストが受賞するゴールデングラブ賞を4人も受賞して、改めて今季のカープは打撃だけでなく、守備でも高い評価を受けたことを示しており、目標としていた守り勝つ野球が実践できたということでしょうね。
 守備が良いと投手のリズムも良くなり、それが攻撃にも良いリズムを生むので、攻守にわたってとても重要な要素だと思います。来季も守備で白星を挙げられるような野球を続けていけば、リーグ連覇、そして日本一にもつながるはずです。
 4選手には、これからも連続受賞できるように頑張ってほしいですね。そして、他の選手も受賞できるように、しっかりと守備練習に取り組んでほしいですね。


 ドラフト1位で指名した加藤拓也投手が入団交渉に臨み、契約金1億円+出来高払い5,000万円、年俸1,500万円で仮契約を結びました。なお、背番号は未定です。
 加藤投手は、最速153㎞の直球とフォークが武器で大学通算26勝を挙げた実績だけでなく、打者に向かっていく強いハートも魅力のとのことです。

 今のところ先発、中継ぎのどちらで起用されるかはわかりませんが、タイプ的には短いイニングで自慢の直球を思い切り投げ込める中継ぎ投手の方があっているように感じます。
 また、契約後には、経験のないプロの舞台に不安はあるとコメントしていました。一見、弱気に聞こえますが、自分の実力を過信せず、プロの世界で生き残るため、しっかりと練習に精進してレベルアップしていくと思うので、大きく成長する可能性が高いと思います。
 来春のキャンプやオープン戦で適性を見てから起用法が決まると思いますが、どちらで起用されたとしても、今季の岡田のように1年目から1軍で活躍してくれれば、黒田の抜けた穴を補うことができるはずなので、リーグNo.1の投手陣を維持できますね。

 
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黒田投手が功労賞を受賞

2016年11月07日 20時59分39秒 | 日記
 NPBは、セ・リーグの連盟特別表彰となる最優秀監督賞が緒方監督に、コミッショナー特別表彰の功労賞が黒田投手に決まったと発表されました。

 黒田投手は、今季10勝を挙げてチームの25年ぶりリーグ優勝に貢献するとともに、野球ファンだけでなく国民の目を野球に引き寄せたことが評価されての受賞となりました。
 黒田投手の影響力は、カープだけでなく、全国の野球ファン、更には米国にも及んでおり、今年の野球界を大いに盛り上げており、その功績をNPBとしても称えたということでしょう。
 チームの日本一は叶わなかったものの、リーグ優勝して優勝パレードを行って現役生活を最高の形で締めくくり、20年間苦しいことを我慢して良かったと語りましたが、コミッショナー特別表彰を受賞して20年間の苦労も報われたのではないでしょうか。
 功労賞の受賞、おめでとうございます。
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黒田が15回宙を舞い涙を流す

2016年11月05日 22時35分47秒 | 日記
 25年ぶり7度目のセ・リーグ制覇を果たしたチームを祝福する優勝パレードが、初優勝した1975年以来、41年ぶりに平和大通りで行われました。
 監督、コーチ、選手に球団幹部らは、オープンカー4台、2階建てのオープンバス5台に分乗して、約3キロのコースを約40分かけてパレードしました。沿道には、31万3000人のファンが集まり、真っ赤に染まったとのことです。

 パレード後は、マツダスタジアムで優勝報告会が行われ、緒方監督がファンに向けて優勝を報告しました。緒方監督は、黒田と新井がチーム牽引して優勝に貢献したことを労い、若手選手は、全力でプレーして成長したことを称えました。そして、ファンの声援が後押ししてチーム一丸となって戦うことができたと感謝しました。来年に向けては、リーグ連覇と日本一奪取を力強く宣言しました。

 その後は、引退する黒田投手の引退セレモニーが行われ、昨日の引退会見では晴れやかな表情でしたが、ファンの声援がマウンドに上がる気力を与えてくれたと感謝して、世界一のカープファンの前でユニホームを脱ぐことをできて、本当に最高の引き際だったと語り、20年間、本当にありがとうございましたとあいさつしました。
 その後は、記念撮影などを行い、新井の提案でナインから背番号と同じ15回胴上げをされました。最後は、1人マウンドに残りマウンドの手前で右膝を付いて、しばらく顔を上げられなくなって涙を流しました。その黒田に対して、スタンドからは、「黒田」の大合唱が起こりました。


 優勝パレードは、すごい盛り上がりだったようですね。さすがに見に行くことはできませんでしが、ファンだけでなく選手にとっても改めてリーグ制覇したことを実感でき、再びあの感動を思い出せたのではないでしょうか。

 その後の優勝報告会では、緒方監督が来季こそは日本一奪取を誓いました。来年は、優勝報告会ではなく、日本一報告会として開催できると信じています。

 そして、今日のメインは、黒田投手の引退セレモニーでしょう。胴上げは拒否していたようですが、新井さんの提案で15回も胴上げされました。その後のマウンドで20年間の現役生活を振り返って涙を流す姿は感動的でした。
 あのシーンは何度見ても、涙が出てきます。黒田投手の引き際がかっこ良すぎて、そして本当に素晴らしいと思いました。これまで引退セレモニーにこんなに感動したことはありませんでした。テレビを通して見てもこれだけ感動するのですから、マツダで見た3万人のファンはどれだけ涙を流したのでしょうか。
 今日を最後に背番号15が見られなくなるのがまだ信じられません。きっと指導者としてカープに戻ってきて、再び背番号15を見られる日が来ることを楽しみに待ちたいですね。 
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黒田が引退会見

2016年11月04日 22時13分55秒 | オフシーズン
 今季限りで現役を引退した黒田投手が、マツダスタジアムで記者会見を行いました。

 黒田は、シーズンが終わって間もないことから、まだ実感がないとのことですが、徐々に引退を実感しているとのことで、今年一年、多少のケガがあったなかでもチームに貢献できた安心感のほうが強いと心境を語りました。
 
 現役最終登板が、日本シリーズ第3戦となったことについては、チームが日本一になれなかったので、悔しい気持ちがあるが、自分の中では出し切った充実感はあると納得の表情でした。
 20年の現役生活については、出来過ぎの野球人生で、最後はリーグ優勝できたので、自分の中では満足できる野球人生で、一番印象に残った試合は、現時点ではリーグ優勝を決めた試合で登板したこととのことでした。

 そして、カープへの思いについては、これだけの野球人生を送ることはできなかったので、カープで良かったと思っており、今季は日本一を逃したので、後輩たちにリーグ連覇と日本一を目指してほしいとエールを送りました。
 また、最後にファンに向けては、これまでたくさんの人に応援してもらっており、感謝の思いを語りました。

 引退会見中の黒田は終始明るい表情で、本当にすべてを出し切って、一つの悔いもないことが良く分かる会見でした。更には、会見中に、新井のことを問われると、FA宣言の会見をすると言っていたと冗談を飛ばして、報道陣を笑わせるなど、これまでの引退会見とは違う雰囲気でした。

 今後については未定で、とりあえずは野球から離れてゆっくりしたいとのことでした。心身ともに限界だったと思いますので、しっかりと休んでリフレッシュしてほしいですね。そして新井監督が誕生するかどうかは分かりませんが、指導者としてカープに復帰して、チームのために力を貸してほしいですね。

 黒田投手、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。


 チームは、今日から秋季練習が始まりました。黒田がいなくなってどうなるのか多少の不安がありましたが、大瀬良、九里らの投手陣は黒田の抜けた先発枠を狙うなど、来季に向けての意気込んでいるようです。黒田引退が、チームにとっても良い方向に向かっていると思います。
 野村、福井らは、黒田から学んだことを忘れずに継続して、黒田の教えを次世代の選手にしっかりと伝えていってほしいですね。

 写真は、渡米前の最終登板となった2007年9月27日のヤクルト戦前にキャッチボールする黒田投手です。この試合は、観衆が1万人にも満たないガラガラの旧広島市民球場でした。





 そして、この下の写真は現役最終登板となった10月25日の日本ハム戦で投球する黒田投手です。4万人超の大観衆の前で最後を迎えられて本当に良かったですね。



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