カープな毎日

カープファンのひとりごと。

塹江と栗林の好リリーフで連敗止める

2021年05月08日 20時44分48秒 | 試合結果

広島 000 110 200 4
中日 001 010 100 3
勝利投手:九里4勝3敗
敗戦投手:福谷1勝3敗
セーブ:栗林9S
本塁打:[広島]羽月1号

 先発の九里は、3回1死後に安打と犠打で2死2塁とされ、大島に適時打を浴びて先制を許しましたが、直後の4回に先頭の羽月がプロ初本塁打を放って同点に追いつきました。

 続く5回には安打と犠打に四球で2死1,2塁として、羽月が適時打を放って勝ち越しに成功するも、九里が直後の5回に2塁打などで1死3塁とされて、福谷に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。さらに6回には2死後に連打に盗塁で2,3塁のピンチを招きましたが、阿部を三振に斬って、6回を投げて6安打1四球2失点でマウンドを降りました。

 打線は、7回に安打と犠打で1死2塁として、菊池涼の適時2塁打で1点を挙げ、さらに2死3塁では暴投でもう1点を追加してリードを2点に広げました。

 7回は中田がマウンドに上がり、2塁打と暴投に四球と盗塁で無死2,3塁のピンチを招くと、大島の二ゴロの間に1点を失いました。ここでマウンドに上がった塹江は、京田を三振に斬った後、四球と盗塁で2死2,3塁とされるも、ビシエドを三振に斬って追加点を許しませんでした。

 塹江は8回もマウンドに上がり、1死後に3連続四球で満塁のピンチを招くと、ベンチは栗林をマウンドに送り、代打の代打井領を投ゴロ併殺に斬ってピンチを脱しました。栗林は9回も続投して安打と四球で無死1,2塁のピンチを迎えましたが、滝野とビシエドを連続三振に斬り、最後は高橋周を二ゴロに打ち取って1点のリードを守り切ってチームの連敗を6で止め、中日と入れ替わって4位に浮上しました。

 

 塹江と栗林をイニング跨ぎで起用して辛くも逃げ切ったから良かったものの、疑問だらけの継投でした。まずは九里は6回で降板しましたが、球数は93球とまだ余力があったと思われ、7回の中日の打順は下位打線から始まることを考えれば、7回の打席では無死1塁で九里の代打堂林に犠打をさせるなら、九里をそのまま打席に送り犠打をさせて、7回も続投という選択肢もあったと思います。

 また九里が降板した7回のマウンドに中田を送りましたが、中日打線はほぼ左打者が並ぶ打順であることを考えれば、森浦を起用するべきだったと思います。さらに中田から塹江への交代も左の大島の二ゴロで1点を失った後でした。その前に代打福留に四球を与えたところで代えるべきだったと思います。

 さらに塹江にはイニング跨ぎをさせて、1死から急に制球を乱して3連続四球を与えてから栗林に交代しましたが、連続四球を与えたところで代えるべきだったと思います。

 今の中継ぎ陣は、森浦と大道の状態が落ちてきたことから、塹江と栗林しか頼れると投手がいないのは分かりますが、2人とも厳しい場面で登板させてピンチを脱した後にイニング跨ぎをさせるのは、心身ともきつくて潰れてしまうと思うので、長いシーズンを考えれば絶対にやめてほしいです。

 もし他の投手に1イニングを任せるのに不安があるのであれば、原監督のように1人1殺として1イニングに3人又は4人の投手を起用して乗り切るくらいの起用をしても良いと思います。7回を森浦、大道、中田、菊池保らを総動員して抑えて、8回を塹江、9回を栗林という継投もできたはずです。若しくは、コルニエルが好投しているので、そろそろ勝ちパターン入りさせて7回を任せることもできると思います。

 今日は塹江と栗林の頑張りで何とか逃げ切りましたが、2度と今日のような起用はしないでほしいですね。今日の継投は6連敗中で判断が狂ってしまっただけだと思いたいです。

コメント

大瀬良が復帰へ向けて順調に回復

2021年05月07日 21時25分02秒 | 日記

 右腓腹筋筋挫傷で3軍でリハビリ中の大瀬良が、大野練習場で練習を公開しました。

 午前9時から残留組の投手とともに、ウォーミングアップ、最長40mの距離でキャッチボールを行った後、平地で捕手を座らせて投球練習を行い、内野ノック、けん制練習、縄跳び、30mの往復ダッシュなど、フルメニューをこなしました。

 既に2回、ブルペンにも入って投球練習を行っており、4日には100%の力で83球を投げ込んだそうで、本人も「今はもう不安なく走ることができているし、通常メニューもこなせている。一日でも早く帰りたいなと思う」と早期の1軍復帰に意欲を見せているようです。

 近日中には2軍戦で実戦復帰する見込みと、順調に復帰へのステップを踏んでいるようで、思ったより早く1軍に合流できそうですね。

 大瀬良の離脱後は先発投手の駒不足もあり、不安定な戦いが続き、打線の状態が低調なことも重なってチームは6連敗中とどん底の状態となっています。エースが復帰するとチームの雰囲気も締まって流れが変わり、浮上のきっかけになると思われます。

 早く戻ってきてほしい気持ちがありますが、焦らずに万全の状態で1軍に戻ってきてほしいです。それまでは何とか現有戦力で踏ん張ってほしいですね。

コメント

高橋昂が6回1失点の好投も打線が零封され6連敗

2021年05月05日 20時30分53秒 | 試合結果

巨人 000 100 102 4
広島 000 000 000 0
勝利投手:サンチェス2勝2敗
敗戦投手:高橋昂1勝1敗

 

 低調な打線は、2番中堅羽月、4番1塁松山、5番左翼西川、6番三塁安部と打順を入れ替えました。初回に安打で無死1塁とするも、羽月が犠打失敗、鈴木誠が併殺に倒れて不安定なサンチェスを捉えられず、3回には1死後に小園の3塁打で1死3塁の先制機を作るも、高橋昂が三振、菊池涼が一飛と得点を奪えませんでした。

 中3日で先発した高橋昂は、初回と2回は走者を出すも、石原が盗塁を刺すなど後続を断ち、3回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませんでした。しかし、4回1死後に連続短長打で無死2,3塁のピンチを招くと、1死後に中島の犠飛で1点を失うも、続く丸を二飛に打ち取って最少失点で切り抜けました。

 6回にも1死後に2塁打を打たれるも、ウィーラーと岡本を抑えて、6回を投げて4安打1四球1失点の好投でマウンドを降りました。

 7回からは中田が登板すると、2死1塁から丸の中堅への飛球が太陽と重なり、羽月が打球を見失って適時打としてしまい、痛恨の追加点を与えてしまいました。

 8回はコルニエルが1四球無失点に抑えるも、9回に登板した大道が、四球と安打などで無死1,3塁とされ、1死後に盗塁を決められて2,3塁となり、2死後に代打の2点適時2塁打を浴びて、試合が決してしまいました。

 打線は、4回から8回まで毎回安打で走者を出すも後続が続かず、6回には安打と盗塁で1死2塁としながら、鈴木誠が右飛、松山が捕ゴロに倒れるなど得点を挙げあれず、巨人の継投の前に7安打を放ちながら零封されて、チームは引き分けを挟んで6連敗となってしまいました。

 

 今日の試合は、初回に不安定だったサンチェスを攻略できなかったことが最後まで響きました。先頭の菊池涼が安打で出塁し、2番羽月も2-0と打者有利のカウントながらも、犠打を試みてファールとなりました。さらに続けて犠打をさせると、捕ゴロとなり犠打失敗となりました。さらに続く鈴木誠は、難しい球に手を出して遊ゴロ併殺と最悪の結果となり、サンチェスを助けて立ち直るきっかけを与えてしまいました。

 無死1塁の場面は、羽月であれば空振りが少ないのでエンドランを仕掛けたり、もっと球を見させてファールで粘り四球を勝ち取るなど、サンチェスに揺さぶりをかけて、立ち直るきっかけを与えず一気に攻めたててほしかったです。

 9連戦も終わり2日間は試合が無いので、ここで一旦リセットして明後日からの試合に臨んでほしいですね。

コメント

栗林が初登板から14試合連続無失点の新記録達成もチームは引き分け

2021年05月04日 20時17分03秒 | 日記

巨人 000 100 000 1
広島 000 010 000 1

 

 先発の床田は、初回に2安打で1,2塁のピンチを招くも、スモークを右飛に打ち取って無失点で切り抜けると、3回には四球と安打で1死1,2塁とされながら、丸と岡本を抑えて無失点に抑えました。

 しかし4回1死後に連打で1死1,2塁とされると、炭谷に適時打を浴びて1点を失い、なおも犠打で2死2,3塁のピンチでしたが、梶谷の当たりを菊池涼が好捕して1失点で凌ぎました。

 打線は、會澤が下半身のコンディション不良で1軍登録を抹消される苦しい状況となり、2番3塁堂林、5番左翼長野、6番捕手石原を起用しました。3回に安打と2四球で2死満塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が三振に倒れて無得点に終わると、高橋優に4回まで1安打の抑えられました。

 しかし、5回に2塁打などで1死3塁として、床田の犠飛で同点に追いつき、さらに連打で2死1,3塁の勝ち越し機を作りましたが、鈴木誠が中飛に倒れて勝ち越すことはできませんでした。

 

 床田は、6回に2安打で2死1,2塁とされるも、高橋優を三振に斬り、7回には2四球などで1死1,2塁のピンチを招くも、岡本を鈴木誠の好捕により右飛、スモークを三振に斬って、7回を投げて8安打3四球1失点に抑える粘投でマウンドを降りました。

 8回は塹江がマウンドに上がり三者凡退に抑えると、9回は栗林が登板して代打亀井を三振、梶谷には2塁打を浴びて1死2塁のピンチを迎えるも、坂本勇を三ゴロ、丸を三振に斬って、デビューから14試合連続無失点として、プロ野球新記録を達成しました。

 打線は、7回に安打などで2死2塁のチャンスを作りましたが、菊池涼が三邪飛に倒れるなど、得点を奪うことができず引き分けに終わり、チームの連敗を止めることができず、中日と入れ替わって5位に転落しました。

 

 打線が低調な中、正捕手の會澤が登録を抹消される緊急事態となり、自慢の強打の捕手陣でしたが磯村も降格しており、坂倉だけになってしまいました。その苦境の中、左腕の高橋優対策として石原がスタメンマスクを被りました。

 本業の捕手としては、床田が2回と5回を除き7回まで毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球でしたが、1失点に抑える好リードを見せてくれました。一方の打撃では3打数無安打と快音は聞かれず、打線全体を見ても、3番の鈴木誠から西川、長野、6番石原の中軸が15打数1安打と沈黙して、床田を援護することができず、會澤不在の影響の大きさを感じました。

 エース大瀬良、正捕手會澤を欠く厳しい状況ですが、明日は9連戦の最後となりますので、チーム一丸で奮起して連敗を止めて、良い雰囲気で締めくくってほしいですね。

 

コメント

森下が巨人の一発攻勢に沈み5連敗

2021年05月03日 22時52分13秒 | 試合結果

巨人 100 001 100 3
広島 002 000 000 2
勝利投手:鍵谷1勝
敗戦投手:森下3勝3敗
セーブ:高梨1S
本塁打:[巨人]坂本5号、丸2号、ウィーラー4号
    [広島]鈴木誠7号

 

 7回7安打3失点で降板。要所で手痛い一発を浴び、プロ入りワーストの1試合3被弾で今季4勝目はお預けとなった。

 先発の森下は、初回1死で坂本勇に本塁打を浴びて先制を許しましたが、2回から5回まで1安打に封じて、巨人打線に付け入る隙を与えませんでした。

 打線は、初回2死後に連打で1,3塁の同点機を作るも、坂倉が三振に倒れてしまいましたが、3回に敵失で1死2塁のチャンスを貰うと、2死後に鈴木誠が2点本塁打を放って逆転に成功しました。

 しかし、4回1死1塁ではクロンが併殺、5回2死2塁は羽月が中飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 森下は、6回2死後に丸に本塁打を浴びて同点に追いつかれると、続く7回には先頭のウィーラーに本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、7回を投げて7安打12奪三振3失点でマウンドを降りました。

 8回は塹江が登板して坂倉が盗塁を刺したこともあり1安打1四球無失点に抑えると、9回は劣勢ながら栗林がマウンドに上がり三者凡退に抑えて、新人の初登板から13試合連続無失点のプロ野球タイ記録を達成しました。

 打線は、6回1死1塁で西川が盗塁死しながら、その後四球と安打で1,3塁の勝ち越し機を作りましたが、クロンが遊ゴロに倒れて得点を奪えず、7回と8回は無安打に抑えられてしまいました。

 9回1死後に連打と暴投で1死2,3塁の一打サヨナラのチャンスを作りましたが、石原が三振、菊池涼が敬遠されて満塁となり、代打田中広が二ゴロに倒れてしまい、巨人に競り負けてチームは5連敗となってしまいました。

 

 打線は、2回と7回を除いて毎回走者を出し、9安打は巨人より多いにも関わらず、得点は鈴木誠の本塁打による2点のみに終わりました。今日もチャンスであと1本が出ない展開が続き、森下を援護することができませんでした。

 ポイントとなったのは6回の攻撃で、丸の本塁打で同点に追いつかれた直後であり、1死1塁で西川が盗塁を読まれてアウトになりながら、四球と安打で1,3塁と好機を拡大させました。ここで巨人は先発の畠を諦めて鍵谷に交代しましたが、カープはクロンをそのまま打席に送り遊ゴロに倒れて勝ち越しは成りませんでした。ここでカープも勝負を掛けて代打松山を送ってほしかったです。この場面は一発長打は要らないので、安打が出る確率の高い松山で勝負して1点を奪っていれば、7回のウィーラーの勝ち越し本塁打も無かったように思うだけに残念な場面でした。

 森下で星を落としての5連敗は、かなり堪える敗戦となりましたが、このままズルズルと落ちていく訳にはいかないので、明日は打線が奮起して連敗を止めてほしいですね。

 

コメント

佐藤輝に逆転満塁弾を浴びて阪神戦5連敗

2021年05月02日 23時00分13秒 | 試合結果

広島 001 110 000 3
阪神 001 042 00X 7
勝利投手:ガンケル5勝
敗戦投手:野村3敗
本塁打:[阪神]佐藤輝8号

 

 初回に2安打で2死1,2塁の先制機を作るも、會澤が三ゴロに倒れて得点を奪えませんでしたが、3回に安打と犠打で1死2塁として鈴木誠が適時2塁打を放ち先制点を挙げました。しかし、続く1死3塁の追加点機では、西川と會澤が倒れて得点を奪えませんでした。

 先発の野村は、初回に3四死球で2死満塁のピンチを招きながら、陽川を二飛に打ち取って無失点で凌ぎましたが、先制した直後の3回裏に安打と盗塁で1死2塁とされ、マルテに適時打を浴びて同点に追いつかれました。

 しかし、直後の4回に2四球と安打で1死満塁として、菊池涼の併殺崩れに間に1点を勝ち越し、続く5回には2四球で2死1,2塁のチャンスを貰い、クロンが適時打を放って1点を加えました。

 ところが5回に、2安打と四球で無死満塁の大ピンチを招くと、4番に入った佐藤輝に満塁弾を浴びて逆転を許してしまい、ここでマウンドを降り、5回0/3を投げて5安打5四死球5失点でした。

 代わった中田が後続を断つと、6回にはコルニエルがマウンドに上がりましたが、2安打に自らの野選で無死満塁機として、1死後に捕逸で1点を失い、さらに四球で再び満塁として、佐藤輝に適時打を浴びて、この回痛恨の2点を失いました。

 7回は森浦、8回は菊池保がそれぞれ無失点で抑えるも、打線が6回の1死1,2塁は代打堂林とクロンがそれぞれ二ゴロに倒れるなど、阪神中継ぎ陣の前に無得点に抑えられて、阪神に逆転負けを喫して、阪神戦は5連敗となり、チームは今季最長の4連敗で借金も最多の3となりました。

 

 序盤は優位に試合を進めながら5回に暗転して、阪神戦は5連敗と完全に苦手としてしまいました。今日の敗因は、野村が修正できず5回に逆転満塁本塁打を浴びてしまったことです。しかも一番打たれてはいけない佐藤輝に打たれたことで、阪神がを勢い付かせてしまいました。その結果、6回にコルニエルが痛恨の2点を失って試合が決まってしまいました。

 野村の状態が悪く5四死球とリズムが悪かったこともありますが、打線も明らかに状態が良くないガンケルを完全に攻略することができず、5回まで投げさせてしまったことで、徐々に試合の流れが変わりかけていたと思います。

 初回の先制機は無得点、3回に1点を先制した後の1死3塁では4番西川と5番會澤が凡退と一気に攻めきれず、1イニング1得点ずつしか奪えなかったことも5回の逆転劇に繋がっているように思います。

 阪神は前回対戦時に苦手の森下を攻略した試合から、カープに対する苦手意識が完全に無くなり、むしろ自信をもって戦っているように感じます。一方のカープは、毎回のように西勇と秋山に苦しめられて調子を崩しています。早く西勇と秋山への対策を取らない限り、阪神戦は苦しい戦いになりそうですね。

コメント

3回表終了後に降雨ノーゲーム

2021年05月01日 20時14分55秒 | 日記

 今日の阪神戦は、3回表終了後に降雨ノーゲームとなりました。

 先発した高橋昂は、2回を投げて好調阪神打線をパーフェクトに抑える好投で、本人もこの3戦で一番良い球が投げられたと手応えを感じていただけに、ノーゲームになったのは残念でしたが、天候には敵わないので仕方ありませんね。

 佐々岡監督は、試合後に高橋昂が24球で終わったことから、3日からの巨人3連戦の 5日の第3戦に高橋昂を先発させる可能性を示唆しました。当初の予定では玉村が先発予定でしたが、借金2と苦しいチーム状況を考えて、状態が良い高橋昂を無駄にしないため中3日で起用するプランのようですが、高橋昂は復帰して間もないので、あまり無理をさせないでほしいです。肩の状態なども考慮して慎重に検討してほしいですね。

コメント