ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

瞑想により満月を出現させるの法

2007-02-06 20:48:01 | Weblog
深々と 寄せてくる
夜の 間に
下弦の月が 静かだから

開かれた 秘密の扉
漏れくる 天界の光

倦む事を知らない 瞑想だから
月の鍵穴を そっと 覗く
幽かな 天空の序曲に 耳をそばだてる

飛翔して 羽音は 疲れを知らないから
龍神のごとく 焼香の紫煙は 立ち出でて
結跏趺坐の足元をのた打ち回る
霊気で床が冷たく張り詰める

弱まる 月の身を乗り越え
我が精神の躍動は 
この 夜を照らすほど 活発だ

月の軌道を自在に変化させ
いま 満月とともに 在る
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そっと  遅く訪れた 朝に

2007-02-06 10:04:34 | Weblog
遅れてくる 朝に
日輪の再生が 静かに 遠く

密やかな冬至は 過ぎて
節をも分け 春分に 向かう

風もなく 穏やかな 一日なのだが
澄んだ 透明な陽光 麗らかな
味の無い 真空の時に 落とし込まれたような世界

きっと 私の上げる 絶叫は
不思議な明るさへ 溶け込み 響くだろう

地球が 自転し 公転しても
風は 本の一ページも めくりはしない

そっと 遅く訪れた 朝に
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