発火した蛇 燃え滓白く皮を脱ぐ
カッと眼が見開く歴史 事の怪
幹の乳が白く蔓と蛇が垂れ下がる
眼球にカミソリが細く息する
冬晴れに昏い街もあるのだな
骨粉 白き体育の都市
三日月が夕空を透明に斬る
明星や現存在も住む街に
壁にもたれて退廃など味わって
淫靡なしっぽを撫でて街の人となる
拳闘やつぶれた眼球に句集など
巨木ながめる快楽の日々 再び
カッと眼が見開く歴史 事の怪
幹の乳が白く蔓と蛇が垂れ下がる
眼球にカミソリが細く息する
冬晴れに昏い街もあるのだな
骨粉 白き体育の都市
三日月が夕空を透明に斬る
明星や現存在も住む街に
壁にもたれて退廃など味わって
淫靡なしっぽを撫でて街の人となる
拳闘やつぶれた眼球に句集など
巨木ながめる快楽の日々 再び