風の宮で
静かな午後を
眠ろうとしている
木々の緑が透けている
木漏れ日に
汗をふく白いタオルを持つ君は
長い夏休みの読書計画を語り
風の中で聴いていた 私
蝉やら希望やらの
行き着く先を見定めて
沈黙を楽しむように
読み挿しのページをめくっていた 君
綺麗な場所
追憶の憧れる瞳らが
見詰め続ける場所で
二人机を並べて
各々が挑戦する世界観の
見取り図を
ノートに走り書きしていた
夏の青い空と休みが
始まる
長い長い小説を読もう
人生の輝くときに
僕と君の滅びざる世界に
*実年齢マイナス30は学会指導*
静かな午後を
眠ろうとしている
木々の緑が透けている
木漏れ日に
汗をふく白いタオルを持つ君は
長い夏休みの読書計画を語り
風の中で聴いていた 私
蝉やら希望やらの
行き着く先を見定めて
沈黙を楽しむように
読み挿しのページをめくっていた 君
綺麗な場所
追憶の憧れる瞳らが
見詰め続ける場所で
二人机を並べて
各々が挑戦する世界観の
見取り図を
ノートに走り書きしていた
夏の青い空と休みが
始まる
長い長い小説を読もう
人生の輝くときに
僕と君の滅びざる世界に
*実年齢マイナス30は学会指導*