陽だまりの
秋日が過ぎていった
書籍に目を落とし
その味を楽しんでいる
空が明るく
たおやかな空気
目に映る全てが透明に
秋 過ぎて
心に通う 想いも
涼しげに
魂に薄絹のように
触れてゆく
何度も何度も
空を見詰める
名もなき
放たれた小鳥たち
帰化鳥の聴きなれぬ鳴き方で…
野性に回路を合わせて
満喫しなさい
謳歌しなさい
可憐に鳴き続けている
秋の空気を
仙人のように
味わって
夢見がちな心をまとめながら
ノートに向かう
綴る言葉に
淡くなった想いを乗せて
秋はしんみりと
深まりを増しながら過ぎて
ひっそりと
柿の実は色づく
秋日が過ぎていった
書籍に目を落とし
その味を楽しんでいる
空が明るく
たおやかな空気
目に映る全てが透明に
秋 過ぎて
心に通う 想いも
涼しげに
魂に薄絹のように
触れてゆく
何度も何度も
空を見詰める
名もなき
放たれた小鳥たち
帰化鳥の聴きなれぬ鳴き方で…
野性に回路を合わせて
満喫しなさい
謳歌しなさい
可憐に鳴き続けている
秋の空気を
仙人のように
味わって
夢見がちな心をまとめながら
ノートに向かう
綴る言葉に
淡くなった想いを乗せて
秋はしんみりと
深まりを増しながら過ぎて
ひっそりと
柿の実は色づく