熱波が通り過ぎてゆき
アスファルトの割れ目から
雑草は伸びて
風に揺れていた
胸を開けば
青空と白い雲
会話を交わして
大空を行く
家々の軒先に
風が降りてきて
音が風の音が切るように漏れる
熱波が街を通り過ぎて
太古の影が蘇る
あの時のあの日と同じ風が吹く
貴方は私を待って
防波堤の日陰で
昼食を広げている
強い風が汗を乾かし
一時の涼を与えて過ぎた
何もかも過ぎてゆく
午後に氷入りの冷水を飲む
アスファルトの割れ目から
雑草は伸びて
風に揺れていた
胸を開けば
青空と白い雲
会話を交わして
大空を行く
家々の軒先に
風が降りてきて
音が風の音が切るように漏れる
熱波が街を通り過ぎて
太古の影が蘇る
あの時のあの日と同じ風が吹く
貴方は私を待って
防波堤の日陰で
昼食を広げている
強い風が汗を乾かし
一時の涼を与えて過ぎた
何もかも過ぎてゆく
午後に氷入りの冷水を飲む