午後の気怠い大気
夢がその扉を開けて待っている
ときおり車が通う
道側の部屋で
高橋巌先生の「神秘学講義」をめくり
夢の世界へと誘われ
夜はヘルダーリンの詩を読もう
などと考えているうちに
微睡みが
優しい風とともにやってきて
夢が大空を駆けてゆく
夢がその扉を開けて待っている
ときおり車が通う
道側の部屋で
高橋巌先生の「神秘学講義」をめくり
夢の世界へと誘われ
夜はヘルダーリンの詩を読もう
などと考えているうちに
微睡みが
優しい風とともにやってきて
夢が大空を駆けてゆく