いのちと詩のあいだには、一体化へのあらがい得ない衝撃があり、
詩人は、その一体化への資格が回復される時を待ちのぞんでいる。
「詩は、ふたたび資格を得た人間の内部に宿る、未来のいのち」
(『蛇の健康を祝して』26)。そして、その一体化こそ、詩人に、
やみと圧制との共同の圧力に対して、攻撃の武器、自由の武器を
ふるうことを、可能にするものなのである。
<セリ・ポエティック>Ⅲ『ルネ・シャール』ピエール・ゲール著
詩人は、その一体化への資格が回復される時を待ちのぞんでいる。
「詩は、ふたたび資格を得た人間の内部に宿る、未来のいのち」
(『蛇の健康を祝して』26)。そして、その一体化こそ、詩人に、
やみと圧制との共同の圧力に対して、攻撃の武器、自由の武器を
ふるうことを、可能にするものなのである。
<セリ・ポエティック>Ⅲ『ルネ・シャール』ピエール・ゲール著