「イチゴの葉かぎ」ってなんで雨降りにしないのかなって思った人いますか?
雨降りの日にイチゴのランナー(苗)の切り離しとか葉かぎって作業を終わらせるためにずいぶん前はやってました。
でも…雨降りにすると人間にとっては涼しくて良いんですが、実はイチゴにはものすごく悪いんですよね^^;
ランナーを切ったり、イチゴの葉っぱをかぐと、どうしてもその場所が傷ついているわけですよ。
人間もケガをしたあと、そのままの状態だと治りが悪くなったり、ひどい時は傷口が広がったりして化膿したりしますよね。
いちごもそれと同じなんです。
切り離したり葉かぎをしたあとが、いつまでも雨でジメジメして乾かなかったらそこから病気が入ったりするんです。
人間の場合は、傷口を洗ってガーゼを当てたり、消毒したりってできるけどすごい数のイチゴの苗にそのようなことは、はっきり言ってできません。
お天気がいい日だと葉かぎをしたあともスグに一度は乾くのでそこに蓋ができるような感じです。
なので、雨降りの日には涼しくてもイチゴの葉かぎはしないんです。
もちろん、作業が終わったら菌が入らないように消石灰などで消毒をしたりします。
※写真は葉かぎ前と葉かぎ後です。