かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

トショッタ( 歳をとった)

2010-11-17 08:05:30 | みちのく号の車窓から
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今朝の鹿角は放射冷却で-1度と冷え込みました。

朝寝坊でバタバタと忙しく出勤です。目覚まし時計を止めて二度寝・・気が付くと5時40分・・慌てましたね・・・

トショッタ(歳をとった)と感じています。

事あるごとに、何かが今までとちがうと身体が感じるのですねぇ・・困ったものですが、仕方のない現実ですかね・・・

50代半ばといえば昔、そう自分の親の時代は定年を迎えて、家事は子供に譲り年金生活となっていました。

亡き母は定年後の年金とそのお金で旅行する事を楽しみに、私が小さい頃から町工場の賄いや掃除、下働きをしていました。

そんな母が病に倒れて亡くなったのは、定年し年金受給がされる1年前の54才の時でした。

父は母と同い年、やはり定年、年金と同じ思いでいた二人にとっては、言葉にならないほどの悲しい別れでした。

あれから四半世紀が経ち、私は母親の生きた歳を越えました。

50の歳を越えた頃からやっと当時の父の気持ちをはかる事が出来るようになりました。

今この歳で苦労を共にして来た伴侶の不治の病に苦しむ姿を見て、失う事に・・・自分には考えも及ばない日々を過ごしたのだろう。

今、定年、年金は65才からとなり、まだまだ一つも二つも頑張りが必要な50半ばです。

ストレス社会をあと10年過ごさないとリタイア出来ない現実。

やはり心身とも健康で暮らすことを一番にと改めて思うのです。