だまされたと思ってやってみろ！

小学６年生の時の学級担任が口癖のように言っていた。
「だまされたと思ってやってみろ！」

具体的に何をどう？という話は忘れた。
たぶんドリル的なことだったのだろう。

「だまされたと思ってやってみろ！」
このことばを５０年以上ずっと覚えている。

退職した今、「だまされたと思ってやって」いることがある。
素振りだ！

「ゴルフの基礎は振ることにあり！」
そう痛感するからだ。

野球、テニス、卓球、剣道・・・
これらのスポーツには振るという運動が共通してある。

ゴルフと基礎が共通しているのだ。
ワタクシのやった走り幅跳びにはこの基礎がない！

素振ぶらなければ！
素振るんだよ！

課したノルマは素振り１００回！
量販店で買った棒を毎日、１００回、素振っている。
振り抜くのは１１時の方向だ！

３０回、３０回、４０回でもいい！
毎日素振る！
一か月後が楽しみだ！

パー３は２オン、パー４は３オン、パー５は４オン？

ゴルフは欲との戦いだ。
欲に対して自分をコントロールするゲームなのだ。

ワタクシの欲とはピンを見ると、それをガムシャラにねらってしまうことだ。
まわりが見えなくなるのだ。
これは大きな欠点だ。

「パー３は２オン、パー４は３オン、パー５は４オン」でいいのだ。
グリーン手前でいいのだ。
そして、２オン、３オン、４オンのアプローチはワンピンに寄ればよしとする。

欲とは本能なのかもしれない！
だとすると、前頭葉が劣っていることになる（笑）

「パー３は２オン、パー４は３オン、パー５は４オン」
呪文のように繰り返す！
本能に打ち勝つためだ！

左手もフィンガーグリップ？

左手は手の腹で握っている。
その方が飛ぶと聞いたからだ。
自分でもしっくりくると思っていた。

しかし、どうも左手と右手との相性がよくない。
ずっとそうだ。

ダフリ、トップ、ミートの悪さ・・・
グリップを見直してみよう・・・

フィンガーグリップは手の小さい人、指の短い人向けだ。
では、左手も右手と同じようにフィンガーグリップで握ってみよう！

ん？
前傾がしっくりくる。

グリップの角度がそのまま前傾になっているのだ。
姿勢にムリがない。

テイクバックでは左手と右手がしっかり連動している。
ワキがしまるのだ。
内藤雄士スイングにうまく合う。

ところが、ところが、残念ながら・・・
球筋が暴れる！

当たりはいい。
しかし、左にストレートに飛んでいく球筋はあきらかにＯＢだ。
コントロールが難しいのだ。
これは使えない・・・

ケッキョク、右手も左手も手のひらにかかるグリップに修正した。
「いつでもどこでもどんな時でもそこそこスイング」の旅はまだ続く。