スイングは回転！

ゴルフスイングというと、まず捻転のことが頭に浮かぶ。

上体をぎゅ～っと捻じって深い捻転で飛ばせ！　と言われた。

スイングとはそんなものだとしか思わなかったから、素直に習ってみたが、正直、やりにくくて仕方がなかった。

タイミングを合わせるのが難しかった。

力みが取れなかった。

しかし、それも過去のことだ。

もう捻転のことはどこかに吹き飛んでしまった。

ねじるとか、ひねるとか、もうそんな考えはない。

捻転タイプではなかったのだ。

今は回転だ！

足で回転する！

上体のことは腕や肩を含め、どうこうしようとは考えていない。

どちらかというと、固めてワンセットに振っている感じだ。

リズムがとりやすくなった。

ミート率が上がった。

疲れや痛みがない。

体が楽だ。

回転で行く！

ダイナミックに振り切れ！

インサイドから右腰を回してヘッドをストレートに押し出す。

ダイナミック！

今までのスイングに比べてかなり大振りだ。

テイクバックは小さいのだが、フォローが大きい。

フォローは肩も、腕も、腰も、ぜ～んぶターゲット方向へ向ける。

ヘッドを放り投げるようなイメージだ。

ちょっと勇気がいる。

こんなので当たるのか、飛ぶのかという不安がある。

しかし、ダイジョウブだ。

ボールは思ったよりも高く上がっていく。

右腰が回らないと、ボールは右方向へ飛んでいく。

ヘッドがインサイドからアウトに抜けるからだ。

これを小細工してストレイトに戻そうとすると、ヘッドが返って左にひっかける。

あるいは、手前をダフってしまう。

思い切れ！

邪念を排して振り切れ！