マーク金井のバンパードライバは今のところ出番なしで自宅で待機している。
ゴルフパートナーで値段がつかず、価値なしの烙印を押されたばかりだ。
仕方なく自宅に引き取ったものの、新参者のネクスジェンに主役の座を奪われ、まるで隠居暮らしのようだ。
年とったワケでもないのに・・・
ふと、先日の丸五ラウンドのことを思い出した。
二度ほどラフと林の境目に打ち込んだことがあった。
大木の枝が垂れ下がって、ボールを上げることができない。
開いているのは高さ5ヤードもないくらいの空間だった。
低い弾道で打つしかない・・・
そこであまりやったことのないドライバーで低く出すだけのショットをやってみた。
グリップを短く持って、パンチショット気味に打ってみた。
結果は二回とも脱出に成功!
一つはスライスして、グリーン近くまで転がってくれた。
これだ!
バンパードライバーの生きる道はこれしかない!
チョ~低い弾道で脱出を図らなければならない状況で、バンパードライバが登場する。
パチンと小さなショットで木の枝の下を潜り抜ける。
そう頻繁に出番があるとは思えない。
しかし、バンパーにしかできない場面が必ずあるはずだ。
それまでは冷や飯食いの役立たずにいてもらうほかはない。