2024年は今までになく「個人的な年」になった。
誰にでも共通する世の中に向いていた目が、人のことや世の中より、自分ばかりを見ていた。
といってもワタシというアイデンティティを見るんじゃなくて、むしろその逆で、ワタシを無くして世の中を見ながら、そんな自分を観察するような、言葉にすると難しいことをやっていた。
ただ言葉にするのが難しいだけで、やったことはめちゃくちゃ簡単でシンプルなこと。
一言で言うと、家の中の不用品を捨てるように、頭の中の不用品を捨てた感じ?
家の中のモノと違うのは、永遠に捨てるんじゃなくて、必要な時は取り出せるんだけど、それ以外はいつも完全に捨てた状態にしていられることで、それがなんとも合理的で感心した。
余計なものが無いので、常に頭がスッキリしている。
頭の中が断捨離されて、風が吹き抜けるような爽快感に私がハマらないはずがなく🤣
夏に家の中も断捨離したので、いつになくあっさりした年の暮れを迎えている。
狂ったようにしか思えなかった世の中も底をついて、これから霧が晴れていくようによくなっていくみたいだ。
それを辛抱強く待って、いつかいつかと楽しみにしていたはずが、世の中より意識の変容の方がずっと面白くなってしまったという意外な顛末を感じながら。