松田氏「なるほど…詳しく先生の書かれた本をお読み頂ければよいと思いますが、ただ今もアメリカでは新型コロナでの死者数が増えている。世界的にも180万くらいですかね、現時点で。ヨーロッパでも増えている。あれはどういう現象が起こっているのと見たらよろしんでしょうか?」
PCR検査で陽性になった方が、何らかの原因で亡くなったということですね。
なんで亡くなったかということはわかりません。新型コロナで亡くなったという因果関係ですね。これで証明できるかという問題なんですが、そういう形で因果関係を証明するには、やはり解剖しなければいけない。
解剖した例が中国、イタリア、ドイツという国々では例があるんですけど、特にドイツの例が論文にまとめられていまして、その検死の結果から見ますと、ウイルスで亡くなったと断定できるものは一つもないということなんですよね。
PCR陽性で亡くなったという方がその数いるということで。
松田氏「この本(「コロナパンデミックは本当か?」)の最初に書かれているんですが、相関関係と因果関係を混同してはいけない。私も経済学を学んでいたので、その通りでピンときたのですが、亡くなった方が陽性というのは統計的には出てはいるけれども、コロナが原因で亡くなったのは別問題だと。そういうことなんですかね」
よくテレビの視聴率と感染症の逆相関というものが言われますよね。そういう感じで、たまたま「相関関係がある」とか「逆相関がある」とかはたくさんあるわけですが、因果関係を証明するのはやはり実験的なアプローチで確かめるということが必要ですね。
松田氏「なるほど。じゃあたくさん犠牲者が出ているように見えてるけれも、いわゆる新型コロナかはわからない」
特定できるという方は現在いらしゃらないということですね。
まずウイルスが特定できるかわからない。これも厚生労働省に問い合わせておりますし、名古屋市の市民の方が公開請求されまして、厚生労働省が示したのは国立感染研究所のホームページでしてね。
ホームページっていうのは根拠になるかという問題なんですが、審査されていないという問題がありますし、実験方法が書かれていないというのがあります。そこには「ウイルスを分離した」と書いてあるんですが、どのような方法で分離して、どんな状況であるかということがわからないわけですね。
通常の科学的根拠というのは、論文を以て科学的根拠というのが多いんですよ。論文には、どんな材料を使ってどんな実験をして、どんな結果を得たというところを必ず記載しなければいけないということと、もう一つはその論文自体を同じような研究者の中で審査をするという過程がありましてね。自然の法則に従ってこの遺伝子が起こったということを明らかにするんですけども、他の人がやっても同じようなことが起こるということが必要なわけです。
ここが書かれてないものは科学的根拠にならないわけでしてね。ならないと言ってしまうとアレなんで「非常に科学的根拠に乏しい」と。
事実上、海外の方から見たら科学的根拠にならないと言われる方が多いと思うんですよ。
ということで、厚生労働省というのは我が国で感染症に関する知識とか、いろんな意味で優れた方々が、最高峰の方がいらしゃるところでしてね。厚生労働省ですら、この新型コロナウイルスに関する科学的エビデンスが事実上、証明できないということが解りまして、私もずっと調べていましたからそれは解っていたんですけれども。
だから、世界の誰もがまだ新型コロナウイルスを証明できていないと。
松田氏「科学的には存在すら証明されていない?」
科学的にはそういうことなんです。
「紙の上での話では」存在するけれど、それとPCR陽性というものには隔たりがあると、そういうことですね。このPCR陽性になっている人が感染させる元になっているか?ということもエビデンスがないと。
今の感染者は無症状感染者が主でして、無症状感染者が他の方に感染させるエビデンスもない。これは大田区の区議会で答弁された中にもありますし、厚生労働省に問い合わせた結果「そんなエビデンスはない」という回答でした。
松田氏「日本は人口当たりの死者数が欧米に比べて数十分の1という原因はどこにあるんでしょうか」
死者数をどのようにカウントするかについては、日本の医療の中で成されるやり方と、欧米なんかの習慣の違いがあると思うんですよね。
例えば今回、海の向こうの大統領選挙の話がありましたが、まあ不正投票の話がありましたが、これなんかも日本で不正投票があっても僅かなものでしょうから、桁違いですよね。こういう文化的な背景の違いもあるかなと思います。
(つづく)