釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月15日 速い下り潮

2022年05月16日 | 日記
朝間詰めの潮は、濁りが取れて、青みが戻っている様に見えていた。

「この潮なら、良い感じですね」

「アタリが出ると良いですね」

少しだけ、潮に対して期待感が、戻ってきた気がする。


ベイト反応も、船を進めるポイントに出ている。

益々、期待感が出てくる。


しかし、意に反して、アタリが来ない。

ベイトの正体は、鯖子と鰯の子。


貴重な朝間詰めの時間。

手を変え、品を変えて攻めてみるが、アタリが来ない。

仲間にも連絡してみた。

「下潮が動いていない」

「何も、アタリが来ない」

元気のでなくなる返事が、返ってきた。


色々と、ポイントを変えてみる。


最初のアタリは、福田さんに来た。





良型の真鰺が、上がってきた。

「これで、口火は切れましたね」

すこし、気持ちが上向いてくる。


福田さんに、アタリが続いた。

「このアタリは、今日一ですよ」





上がってきたのは、56センチのオオモンハタ。

「これは、嬉しいですね」

福田さんの笑顔が、輝く。


船首では、四月一日さんが、アタリを捕らえ始めている。







イトヨリダイ、真鰺と、アタリが続く。


小田さんも、ポツポツとアタリを引き出しているが…。

アラカブ等の、根魚が多い。

針を外して、海に帰す。


この日の潮は、下り潮が南に流れていた。

時間経過と共に、その流れが速くなってきた。

「2ノットで、下り潮が流れています」

沖からは、潮目も入ってきて、良い感じに見えるのだが…。

「着底が、取れませんね」

徐々に、浅場へと移動していく。


そんな、苦戦必至の速い潮の中、福田さんがアタリを捕らえる。

「多分、ハタだと思う」

上がってきたのは、久し振りのキジハタ。





「おおーっ、キジハタや」

皆さんから、驚きや羨望の声が上がる。


しかし、速くなった潮は止まる気配がない。

速い下り潮に、苦戦を強いられた釣りになった。

5月12~13日 時化の後

2022年05月16日 | 日記
雨が続いた後、風が出ないか気にしながらの、出船となった。

港の出口は長雨の影響で、茶色に濁っていた。

海面には、沢山の漂流物が流れている。

竹や流木には、特に気を付けなくては危ない。


南東からのウネリに気を付けながら、沖合に出てみる。

思ったよりも、波が出ていない。

「意外と静かだな」が、朝の印象。


魚探にも、良い感じのベイト反応が出ている。


浅場から、気になるところを流していく。

ベイト反応が良いと感じる割には、アタリが出てこない。


沖に出ていく流れに乗せて、船を流していく。

金丸さんに、アタリが来た。

竿先を、ゴンゴンと叩く独特のアタリ。

「真鯛ですね」

海面に姿が見えるのを、楽しみに待つ。




2キロクラスの、綺麗な真鯛が姿を見せた。


時化が続いた後に、真鯛が出るのは嬉しい。

沖に払い出す流れに乗せて、2度目の流し。


金丸さんに、又してもアタリが来た。




上がってきたのは、オジサンだった。

「逃がします」と、針を外して海に帰す。





オジサンの他にも、小さい獲物は、全て海に帰す。


心配している風が、北東に変わってきた。

徐々に強くなって、ウネリも高くなり始めている。

「余り長くは、沖にいられないかも…」


鬼束さんに、アタリが来た。





ゆっくりと、巻き上げていく。

アタリが少ない分、巻き上げは慎重にする。





上がってきたのは、オオモンハタ。

重量感のある、重々しい引きが楽しい。


ポツポツだが、真鰺のアタリも出始める。




35センチ前後と、良型の真鰺。

これから、チャンスタイムか…と思ったが、天気が変わってきた。

北東の風が強くなって、波も立ち始めてきた。


沖を諦めて、風が避けられる内場へと移動する。


しかし、北東の風が回り込んでくる。

「引き上げしょうか」

時化のウネリが残っているだけに、安全を第一とした。