釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月24日 指8本のドラゴン

2022年05月25日 | 日記







風が、変わる予報。

昼前から、風が南寄りに変わる予報の中、ポイントを目指して船を走らせる。

走りながら、海面を注視する。

「潮色は、良いですね。潮が動いている気がしますね」

期待感を持って、竿を準備する。

「最近のベイトは、何ですか」

「ベイトは、小イワシや小鯖、鰺子が多いですね」

「何か付いていると、良いですけどね」

「昨日は、ブリが付いていましたね」


今日も、青物を期待して、船を急がせる。


ポイントに入ると、風は北西が吹いていた。

ベイト反応も、まずまずと言った反応が出ている。

船の流れは0.7ノット前後で、南に流れる下り潮になっていた。

透明感のある、下り潮だ。


最初のヒットは、良型の真鰺。




真鰺が居れば、何かが居そうな気がする。

予感的中。




真下に突っ込みを見せる、強い引き。

「青物ですね」

相手の走りに合わせて、ゆっくりと巻き上げる。




上がってきたのは、70センチ超の太ったブリ。


「良い出足になったですね」

「付いていましたね。嬉しいですね」

釣り人の笑顔が、朝日に映える。


2匹目も、直ぐに来た。




「最初よりも、強いですね」

スリリングなやり取りを、傍で見ているのもドキドキする。

海面に、姿が見えた。




80センチ超のブリが、上がってきた。

朝間詰めの時間に、良いスタートが切れた。


「これで、今日はリラックスできますね」

「そうですね。後は、ゆっくりで良いですね」


少しずつ、流すコースを変えながら、ベイトの中を探っていく。

「食べたい」と思ってきた、イサキも良型がヒット。






ガンゾウヒラメも、ヒットしてきた。





重い引きは、ニベだった。



「ハタかと思いましたね」

「ニベも、美味しいですよ」

楽しい会話が、続く。


「少し走って、ポイントを変えます」


船を少し走らせて、風が出る前に、次のポイントに移動する。


「ベイトは、少し少ないですね。やってみましようか」

海底付近を主にして、探っていく。

「何か来ました」

「根魚かな」

「走りませんね。重いだけですね」

根魚と思って、タモを準備して待つ。

「あっ、タチウオだ。デカイですよ」





上がってきたタチウオは、釣り人の身長を超している。

「ドラゴンですね」

指を当ててみた。

「8本くらい有りますね」




正に、ドラゴンがヒットしてきた。

「これは、ビックリですね」

船上に、笑い声が響く。


風が、北東に変わってきた。

「余り、長くはやれないかも」

移動前の、流しに入る。

アタリは、直ぐに来た。

「今度は、根魚だと思います」




上がってきたのは、キジハタ。

「この時期になると、キジハタが増える気がしますね」


白波は出ていない。

「バタバタ成る前に、帰りますか」

強くなり始めた、東よりの風を警戒して、納竿とした。