釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月29日 鰤のアタリ

2022年12月30日 | 日記







「今日が、今年の釣納めです」

「そうですか。今年は、ありがとう御座いました。今日も、釣れると良いですね」

「これまで、時化中止が続いていましたから、頑張りますよ」

もうすぐ、今年も終わる。

正月用の魚を、何とか手にしたい。

楽しみを抱いて、沖に出て行く。


今日の予報では、北西の風がやや強くなっていたが、海上では、そんなに強く吹いていない。

潮行は、下り潮が沖に祓い出す様に流れている。

流速は、0.5ノット前後と、緩い流れに成っている。

風に押される分、流れが速くなっている。

しかし、上と下では、流れの速さが違う感覚を感じる。


最初のアタリは、満潮の潮止まり前に来た。


ベイト反応の切れた辺りで、強いアタリ。




重量感の有るアタリだが、強烈に走る感じではない。

「根魚かな」

ゆっくりと、巻き上げて行く。

船底が見え始める処で、暴れ始めた。

「鰤ですね」




丸々と、太っている。

ベイトを、沢山食べてるのかも、知れない。


船を戻して、次の流しに入ると、次のアタリが直ぐに来た。




最初のアタリは、小さかった。

「カサゴかな」位の、アタリだったが。

巻き上げ途中から、抵抗が強く成って来た。

慌てずに、ゆっくりと巻き上げる。

「鰤ですね」




「正月用の、魚が出来ました」

「一匹で、充分です」

満足の笑顔が、輝いて見える。


風が、段々と北東に変わり始めた。

しかし、波が出るような強さではない。

ポイントを移動して、ベイト反応を確認。

海底から、浮き上がったベイト柱が出て来た。

「ベイトが浮いています」

状況を伝えた時と、アタリが出た時が、同じタイミングだった。




「アタリは、どんな感じですか」

「さっきと同じですね。鰤ですね」

「ベイトに付いていましたね」


姿を見せた鰤は、お腹がパンパンに太っていた。





今年の釣納め。

鰤の確保で、楽しい釣納めにできた。