今日も、南寄りの風が強く吹く予報になっている。
天気予報では、南西の風になっているのだが、実際に吹いて来るのは、南東の風。
南が入る分、風に寄るウネリも出て来る。
その風が吹く前に、釣果を上げたい。
ベイト反応も、良い感じで出ている。
上り潮が0.5ノット前後と、釣り易い潮になっている。
ベイトの出ている範囲も、適当な距離がある。
その中を流せれば、何かがヒットして来ないだろうか。
期待を持って、船を流していく。
出足のアタリは、カサゴが多かった。

目玉の出ていないカサゴは、海に帰す。
カサゴのアタリに「他のアタリが欲しい」と思い始めた。
強いアタリが来た。


この走りは、青物の走りだ。
ゆっくりと巻き上げて行く。
やがて、鰤の姿が見えて来た。

丸々と太った体形をしている。
この鰤を境にして、鯵のアタリが出始めた。
型も良型だ。


午前10時を回ると、やはり南寄りの風が強くなって来た。
風のウネリも立ち始め、白波が目立ち始めた。
アタリの中には、鰤と思われる当たれも来るのだが、針に乗らない。
「そろそろ引き上げ時かな」
そう考え始めた時、色々なアタリが出始めた。




チダイ、鯵、アヤメカサゴ、真鯛と、ポツポツとヒットして来る。
しかし、益々風が強くなって来た。
白波が高く成って、引き上げ時と納竿とした。