16日の釣りは、活性の感じられない潮に悩まされた。

ゆっくりとした下り潮が、沖に払い出す感じで流れていた。
時間経過と共に、流れる方向は南に変わっていく。
「潮の色は、可成り改善していますね」
青みが、戻って来ている。
魚探には、ベイト柱が出てくる。
ベイトの正体は、鰯や鯖子。
「これなら、良いアタリが来るかも」と、期待が膨らんだのだが…。
どれだけ、探ってもアタリが出ない。
2,3度竿先に反応が出たが、直ぐに外れてしまった。
「今日は、激シブな釣りになった」
海上は西風が吹いて、凪になっている。
「こんな好条件は、久し振りなのにな」
朝間詰めの、強いアタリが外れたのが痛かったかな。
17日は、天気予報に振り回された感がある。
午前中の早い時間から、風が強くなる予報になっていた。
「北東の風が強くなるのは、嫌だな…」
そんな思いから、中止としたが…。
「意外と、風は吹かなかったですよ」
後輩から連絡が来て「しまった…」と思ったが、時既に遅し…だった。