【ギンサカズキイチゲ(銀盃一華:ニリンソウの八重咲き種)】
【ヤワゲフウロ(柔毛風露:フウロソウ科フウロソウ属の越年草)】
【オキナグサ(翁草:キンポウゲ科オキナグサ属の多年草)】
2月の末頃、3月17日には東京において桜の開花が見込まれる、なんて記事が大手を振ってまかり通っていた。
今年の春は早いぞ、いまからうきうきするなぁ~なんて思っていたのだが・・・・・・。
今日も雨である。かなり強い雨が降っている。所在がない。アップするネタとてなく、ちょっと前のアーカイブをめくっていた。
えっ、コロナ禍の前年、2019年3月26日には、すでにギンサカズキイチゲが咲き、ヤワゲフウロやオキナグサまでが春の柔らかな光の中でほころんでいたではないか。
「おい、おい、気象会社の皆さん、日本の春はどこへ行ってしまったんだい」などと、炬燵に入りながらこのブログを綴っている。おぉ~、寒い、寒い。
昨日までは、まだそれとわかるつぼみなどなかったはずだが・・・・・・。
傘を差し、坪庭に出てみる。雨の日に、庭に出るのは骨が折れる。いや、傘の骨がじゃないよ。殊の外狭いので、あっちにぶつかり、こっちに打ち当たりながら、矯めつ眇めつギンサカズキイチゲの塩梅を見て回る。
氷雨のなかでたった一輪だけ、ひょいと花茎を伸ばしてはいるものの、2019年同月同日の姿とは比べるべくもない。
東京の桜、いまだに開花宣言はなされていない。早い春なんて、ぬか喜びだったのか? なんと、平年より遅いではないか。
猫の額でも、ユキザサ、ハルトラノオ、キバナホトトギス、タマノカンザシ、・・・・・・、etc. 数え上げればきりがないが、何から何まで総じて芽出しが遅い。
は~るよ こい♪ は~やく こい♪
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