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二つの集会と松前、江差

2015年04月01日 | 地域
ブログの更新がなかなかできないでいる。この3月下記の二つの集会で3月7日に上京。帰宅後11日の4年前の大震災の日、函館の叔母さんの訃報が入った。あわてて函館行き、十数年ぶりに従妹達との再会。通夜、葬儀は無事終えた翌日、初めての地松前、江差方面へドライブに誘われた。

ほとんど遠出することの少ない日常。今回の東京、函館行は天気にも恵まれず少しハードだった。帰宅後カゼにやられてしまった。一週間も咳が止まらなかったが、このごろやっと回復。

そろそろ2015年稲作の始まりだ。有機米研究会では31日から種もみの温湯消毒が始まった。

3月の「TPPに反対する人々の運動」と「アジア農民交流センター」(AFEC)年次寄合2014の開催要項、函館、松前行の一部を記録しておく。



合同シンポは「足元でTPPとたたかう」のテーマで山形・小国の「共生の村づくり」、山谷の「事業組合あうん」、労働組合「郵政産業ユニオン」、埼玉・寄合の「足元からのはTPP運動」、埼玉・秩父の「生存権が壊れる」等が報告され活発な意見交換があった。参加者は北海道から九州まで50数名。



翌日はアジア農民交流センターの年次寄合。1991年からの足取りが報告され現在110名の会員。2015年の計画として「タイツアー」、「沖縄訪問」等が話し合われた。



あわただしく出かけた函館、ニシン景気で栄えたかつての松前、江差ヘドライブは往復で約250K。北前船時代からのこの地に関心があった。松前城跡から見える日本海に古のロマンを振り返る。

松前城跡にある越後村上の藩主、長尾山樵の詩は壮大。

  海上寒拆月生潮(かいじょうのかんたくつきうしおにしょうず)
  波際連檣影動揺(はさいのれんしょうかげどうよう)
  従此五千三百里(これよりごせんさんびゃくり)
  北辰直下建銅標(ほくしんちょっかにどうしょうをたてん)



江差のかもめ島入口に繋がれている開陽丸。オランダで建造され明治元年、江差沖で暴風で座礁し沈没したという。平成2年に実物大で再現され資料館となって当時の歴史を伝えている。

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