オペラ大好き

オペラ合唱団をコロナや親の介護で休団中です。親の介護について書いています。

青の炎

2006-06-03 23:54:23 | 小説
ダンボールをガラガラ引っ張りながら駅へ向かう人がいます。

何を運んでいるのかしら?

頻繁に見かけます。
たいてい10時半頃。
電車の時刻に合わせているのでしょう。
まあ、どうでもいいですが(笑

3歳児のシュー君がきょうはおしゃべりでした。
でも、何を言っているのかわからない(笑

帰るとき保育所で言っているご挨拶
「てんてい、みなたん、ちゃよーなら」と帰って行きました。
なんなんでしょう、このカワイらしさ!

貴志裕介著「青の炎」一気に読みました。
男子高校生がスピードが出るロードレーサー(自転車)で国道を走る描写から始まります。
疾走感に引き込まれます。

青の炎は瞋恚(しんい)の炎を意味するようです。

瞋恚の炎[燃え上がる炎のような激しい怒り・憎しみ、または恨み。瞋恚のほむら。ー大辞泉ー]

作中、主人公の友人が「一度火をつけてしまうと、瞋り(いかり)の炎は際限なく燃え広がり、やがては、自分自身をも焼き尽くすことになるって」と語ります。

主人公は家族に害する男に瞋恚(しんい)の炎を燃やします。
そして殺します。
一度は病死として処理されるのですが・・・
殺人を犯してからの悩みや不安、後悔・・・気持ちが主人公に同化して、胸が痛くなります。

これから読む方の為に、これ以上の内容は書かないことにしますが、最後の部分はご自宅でお読みください。
私は電車の中で読み、nose3nose3nose3大変なことになりましたnose3nose3nose3


コメント (3)
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