横浜駅西口はどこまで進化していくのだろう。
老舗デパートは半世紀、不動の貫禄でたたずんでいる。
隣には高層ホテルが肩を寄せ、地下はどんどん勢いを伸ばして広がりを見せていく。
私たちの10代のころから「西口でね」と言えば横浜駅の西口を指した。
生まれ育った浅草から横浜に引っ越してきた年「ブルーライトヨコハマ」が町に流れていた。
「街の明かりがとてもきれいね・・・」と歌っていたが、 西口の駅前には広場がどーんとあり、暗かった。
私にはどうしても横浜に「ブルー」の印象は持てなかった。
それより、デパート脇の路地に点在する雑貨、用品、飲食店に下町の匂いを感じていた。
でも、そこは横浜、元町辺りに足を延ばせば、それは素敵な輸入品の洋服、雑貨の宝庫だった。
今の元町に昔のあの、独特な匂いはありません。
そう、町に匂いが無くなってきている、
何だか同じ建物ばかりが林立して、個性が薄れてきている気がします。
何が寂しいって、子どもたちの「僕の」「私の」町の匂いも薄れてきているということです。
そうなると益々「家庭」という「家族」というステーションが大切になります。
幼い日の家庭の、幸せな団欒の匂いは、長い人生の柱となります。
少なくとも、私は。