鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

本の価

2018年12月07日 | 日記

紙の本・・・、などという言い方が悲しい。

本は紙で出来ている。

幼い子供もスマホを作動している現在、近い将来紙の本が消えてしまうのだろうか?

そんなことはない、あってはならない。

もう一度言おう、本は紙で出来ている。

本には匂いがある。

文章の行間から、芳しい香りが立ち上る。

紙だから、紙に打ち込まれた文字だから心に届く。

そんな風に思うのは私だけだろうか?

辞書を引くのも、地図を見るのもスマホ頼み、パソコン依存・・・、

とても怖い気がする。

「りんご、赤」「お空は青ね」絵本から、お父さん、お母さんの読み聞かせで

子供は豊かな言語と、豊潤な色彩の海へと泳ぎ出す。

そんな大事な時間を奪わないで!

無機質な画面を操作する、ベビーカーの中の幼い子に何度も出会う。

怖いのです。
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