1/12夕方〜夜
茶子を迎えに行く途中で、買い物する予定だったんだけど、部屋で涙モードに飲み込まれ、出発が病院着に少し余裕くらいの時間になってしまった。
約束の時間の20分前に着く。
気持ちが落ちてて、やるせないので大好きなスマホゲームしてみるけど、全く気分転換にならない。
疲れてるから、と、車の中でめをつぶってみるけど、すぐ考え事してしまって休まらない。
そうだ!これから先生とお話しするから、書き出してきた質問を見て、おさらいしておこう!!
、、って。
読んでたら、末期症状の心配事の羅列で、また涙して気持ちが落ちてしまった。
だめだなぁ、、。
こんなんじゃ!スーパー看護人(※)になんか、なれないじゃないか!!
と、自分を奮い立たせたところで時間になったので病院へ。
※スーパー看護人とは、女優であり漫画家でもある井上彩名さんが描かれた「シゲチヨ日記」の中から拝借した言葉です。
※スーパー看護人とは、女優であり漫画家でもある井上彩名さんが描かれた「シゲチヨ日記」の中から拝借した言葉です。
愛猫のシゲチヨくんとの出会いから看取り、ペットロスの乗り越えまでが描かれた漫画です。
ドアには「午後休診」とあった。
よかった、他の患者さんがいると気を使ってしまう(時間使いすぎるの申し訳ないから)
インターフォンを押して、15:30に来る予定でした、と伝えると、ほどなくしてカーテンが開き、ドアを開けてもらえた。
茶子の点滴をはずすため少し待ち。
ほどなくして診察室に呼ばれる。
早く茶子に会いたい、姿を見たい。
診察室に入るとキャリーに入った茶子は、またもやニャーニャー騒いでいた。
声が小さくて何だか可愛い声で鳴いてる。
先生が今回は、茶子がカリカリを食べてる動画を見せてくれた。
驚愕!!
家では一粒も食べてくれないのに!
先日も、病院で出してるご飯を少し分けてもらって、あげだけど全然食べないのに!
「量は多くはないけど、けっこうしっかり食べてて、、ほら、こんなに周りにこぼすくらいに」
「えええー!なんで!?うちでは全然食べないんですよ!?(笑)」
笑ってしまった。
というか食べてることで、かなりホッとした。
本当にもう酷い末期で食べられなくて、点滴やめたら数日ですぐ死んじゃうのかと思ってた。。
朝早くウンチしたし、昼は食べてる、、点滴やめてもまだ少し生きられる??
そんな、わずかな希望が私の心に光を与えてくれた。
それが、いつか終わる光だとしても、今だけですぐ消えてしまう光でも、本当に本当に嬉しかった。
強制給餌を教わりながらやってみた。
でも、指につけてあげても食べる。
あっという間にシリンジ1本完食。
余計に嬉しくなってしまった。
たとえこの先、腸が詰まって食べられなくなるとしても、今は食べてる、それが嬉しい。
ここからは先生への質問タイム。
ノートに書き出したものを見つつ質問。
先生は誠実に、実にハッキリと色々なことに答えてくれた。
ちなみに腫瘍の位置は以下です。
赤斜線の部分。
まぁなんて言いますか、教科書に載ってるような、お手本?のような消化器型リンパ腫の位置と形状とのことです。
以下が書き出した質問と、先生の回答や説明(赤字)
言いにくいことでも、こちらに配慮しつつキチンと答えて下さいました。
皮下点滴のマニュアルもくれましたよ、火曜日に先生のお手本を見学予定です。
仙台近郊の方は、夜間にペットの様子がおかしかったら、こちらの病院があります。
電話して症状を伝えてから行くとよろしいかと。
かかりつけの病院がある場合は、症状が分かるものを持参するといいそうです。
また、どんな処置をしたかキチンと記録して、本来の主治医に知らせてくれるので、体制がしっかりしている、とのことでした。
茶子が夜中に何度も嘔吐して苦しんでる時に電話したところです。
看護師さんが電話口で、丁寧に優しく症状を聞いてくれます。
茶子は点滴のチューブもはずれて、点滴・点滴針+チューブ+バンド、カラー、などから今後は開放されることになります。
特にカラーはプラスチックで硬くて、横になっても寛げないみたいで見てて本当に可哀想だったから、よかった。
ネットで柔らかいカラーを買って届いてたんですが、届いた日にカラーいらなくなりました
ただ、強制給餌の時にエプロン替わりに使えるそうなので、今後も活用していこうと思います。
ペースト状ですが、意外とポロポロこぼれるので。
◆猫・小型犬用のエリザベルカラーです。
薄手で障害物にぶつかると一緒に変形するので、とても良いです。
うちの茶子ちゃんは小さめ猫なので、付けてもライオンぽくはならなかったけど、給餌やお薬の時などとても助けられました。
あと、ライオンの耳もついててカワイイ(笑)
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◆スーパー看護人を目指すきっかけになった「シゲチヨ日記」絵柄が可愛くてコミカルで、重たいお話だけど読みやすいです。
そしてこの漫画の中に出てきたペット霊園ソウルメイト(新潟県のお寺)で、茶子はお経上げてもらい火葬してもらいました。
そしてこの漫画の中に出てきたペット霊園ソウルメイト(新潟県のお寺)で、茶子はお経上げてもらい火葬してもらいました。
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◆猫介護について詳しく載っています。
他の本と併用して活用し、読むことで道が開けたり、安心したり、覚悟が決まったり、こういった本は終末期の猫ちゃんを持つ方なら何冊あってもいいですよね。
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