徒然に色々な日々

日々の色々を徒然と

ご飯を病院では食べてる!?

2020年01月12日 22時07分29秒 | 茶子のこと
1/12夕方〜夜
茶子を迎えに行く途中で、買い物する予定だったんだけど、部屋で涙モードに飲み込まれ、出発が病院着に少し余裕くらいの時間になってしまった。
 
約束の時間の20分前に着く。
気持ちが落ちてて、やるせないので大好きなスマホゲームしてみるけど、全く気分転換にならない。
疲れてるから、と、車の中でめをつぶってみるけど、すぐ考え事してしまって休まらない。
 
そうだ!これから先生とお話しするから、書き出してきた質問を見て、おさらいしておこう!!
、、って。
読んでたら、末期症状の心配事の羅列で、また涙して気持ちが落ちてしまった。
 
だめだなぁ、、。
こんなんじゃ!スーパー看護人(※)になんか、なれないじゃないか!!
と、自分を奮い立たせたところで時間になったので病院へ。
※スーパー看護人とは、女優であり漫画家でもある井上彩名さんが描かれた「シゲチヨ日記」の中から拝借した言葉です。
 愛猫のシゲチヨくんとの出会いから看取り、ペットロスの乗り越えまでが描かれた漫画です。
 
ドアには「午後休診」とあった。
よかった、他の患者さんがいると気を使ってしまう(時間使いすぎるの申し訳ないから)
 
インターフォンを押して、15:30に来る予定でした、と伝えると、ほどなくしてカーテンが開き、ドアを開けてもらえた。
 
茶子の点滴をはずすため少し待ち。
ほどなくして診察室に呼ばれる。
早く茶子に会いたい、姿を見たい。
 
診察室に入るとキャリーに入った茶子は、またもやニャーニャー騒いでいた。
声が小さくて何だか可愛い声で鳴いてる。
 
先生が今回は、茶子がカリカリを食べてる動画を見せてくれた。
驚愕!!
家では一粒も食べてくれないのに!
先日も、病院で出してるご飯を少し分けてもらって、あげだけど全然食べないのに!
 
「量は多くはないけど、けっこうしっかり食べてて、、ほら、こんなに周りにこぼすくらいに」
 
「えええー!なんで!?うちでは全然食べないんですよ!?(笑)」
 
笑ってしまった。
というか食べてることで、かなりホッとした。
本当にもう酷い末期で食べられなくて、点滴やめたら数日ですぐ死んじゃうのかと思ってた。。
 
朝早くウンチしたし、昼は食べてる、、点滴やめてもまだ少し生きられる??
そんな、わずかな希望が私の心に光を与えてくれた。
それが、いつか終わる光だとしても、今だけですぐ消えてしまう光でも、本当に本当に嬉しかった。
 
強制給餌を教わりながらやってみた。
でも、指につけてあげても食べる。
あっという間にシリンジ1本完食。
余計に嬉しくなってしまった。
たとえこの先、腸が詰まって食べられなくなるとしても、今は食べてる、それが嬉しい。
 
ここからは先生への質問タイム。
ノートに書き出したものを見つつ質問。
先生は誠実に、実にハッキリと色々なことに答えてくれた。
 
ちなみに腫瘍の位置は以下です。
赤斜線の部分。
まぁなんて言いますか、教科書に載ってるような、お手本?のような消化器型リンパ腫の位置と形状とのことです。


以下が書き出した質問と、先生の回答や説明(赤字)
言いにくいことでも、こちらに配慮しつつキチンと答えて下さいました。



皮下点滴のマニュアルもくれましたよ、火曜日に先生のお手本を見学予定です。


仙台近郊の方は、夜間にペットの様子がおかしかったら、こちらの病院があります。
電話して症状を伝えてから行くとよろしいかと。
かかりつけの病院がある場合は、症状が分かるものを持参するといいそうです。
また、どんな処置をしたかキチンと記録して、本来の主治医に知らせてくれるので、体制がしっかりしている、とのことでした。
茶子が夜中に何度も嘔吐して苦しんでる時に電話したところです。
看護師さんが電話口で、丁寧に優しく症状を聞いてくれます。


茶子は点滴のチューブもはずれて、点滴・点滴針+チューブ+バンド、カラー、などから今後は開放されることになります。
特にカラーはプラスチックで硬くて、横になっても寛げないみたいで見てて本当に可哀想だったから、よかった。
 
ネットで柔らかいカラーを買って届いてたんですが、届いた日にカラーいらなくなりました
ただ、強制給餌の時にエプロン替わりに使えるそうなので、今後も活用していこうと思います。
ペースト状ですが、意外とポロポロこぼれるので。
 
◆猫・小型犬用のエリザベルカラーです。
薄手で障害物にぶつかると一緒に変形するので、とても良いです。
うちの茶子ちゃんは小さめ猫なので、付けてもライオンぽくはならなかったけど、給餌やお薬の時などとても助けられました。
あと、ライオンの耳もついててカワイイ(笑)
 
◆スーパー看護人を目指すきっかけになった「シゲチヨ日記」絵柄が可愛くてコミカルで、重たいお話だけど読みやすいです。
そしてこの漫画の中に出てきたペット霊園ソウルメイト(新潟県のお寺)で、茶子はお経上げてもらい火葬してもらいました。

 

 
◆猫介護について詳しく載っています。
 他の本と併用して活用し、読むことで道が開けたり、安心したり、覚悟が決まったり、こういった本は終末期の猫ちゃんを持つ方なら何冊あってもいいですよね。

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へなちょこ漫画「銀歯の中が虫歯・炎症」

2020年01月12日 14時52分04秒 |  ├自作マンガ


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涙は突然やってくる

2020年01月12日 14時16分00秒 | 茶子のこと
昨日は一日中、何かにつけて泣いてたけど、今日は朝から少し違うな、覚悟できつつあるからかな?
なぁんて思ってたんだけど甘かった。

ダメだね。

出かけようとして準備万端にしてたけど、ちょっと疲れてるみたいだからと、ソファにグッタリ座り込んじゃって。

そこから茶子のこと考え出しちゃって。
だって、、。
ついこないだまで走ったり飛んだり跳ねたり、鳴き声だってうるさいくらい元気だったじゃん。
それが、こんな急に、、。
もう一人で窓辺にジャンプして外を見る姿を見れないのかな。
違う窓辺では日向ぼっこして気持ち良さそうで、帰ってくるとトロンとした目でニャーって、可愛かったな。
バリバリ!力強く爪を研いだら、麻縄に引っかかって「とれなーい!とってー!」と、よくニャーニャー鳴いてたな、はいはい、って取ってあげるけど、なかなか取れないとニャー!って怒られて、ごめんごめん(笑)とか、、、でも、爪研ぎももう出来なくなるんだな。

なんてさぁ。
考えちゃってさぁ。

見回すと部屋のあちこちに、元気な頃の茶子がチョロチョロ動き回ってるのが見えてもう、、、

だめだよ、こんなの。
大号泣。

やだやだやだ!!
18年もずーっと一緒で、2人で暮らしてきたんじゃん!
なんで!?
なんで今なの!?
なんでこんな突然なの!?

やだよー茶子ーうあーーん!!


と、まぁ、部屋で大泣きです。

でもきっと、こうして大泣きする方がいいよね、我慢して本音も押し殺してたら、心が壊れちゃう。

やだよ!
あーそーだよ!
もう助からないから、穏やかな最後のために尽力するよ!
でも、ほんとは、、、いやだよっ!!


はぁはぁ、、、
すみません、本音の叫びでした。
誰にも言えないから、ここに書いた。

さ、ほんとに出掛けなきゃ。
がんばれ!あたし!!

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猫のリンパ腫 終末期、緩和ケアについて

2020年01月12日 13時48分00秒 | 茶子のこと
1/12朝
早朝、茶子に起こされる。
これは子供の頃からで、最近もいつも。
5:00とかニャーニャー鳴いて起こすから、仕事がある日はチト辛い💦
でも呼び寄せて布団に入れて腕枕をしてやると、気持ち良さそうにスヤスヤ寝ちゃうのが、私たちのお決まりだった。

そして今朝も同じことをしようと、カラーを外して布団の中へ、、、なかなか入ってこない。
やっと入って来て腕枕、お腹撫で撫でもしてるのに、どうにも落ち着かない。
スクッと座り直して、じっと私の目を見る、目を見る、、じっと。
何か言いたいのかな?
どうしたんだろ?
少し戸惑う。
もう一度、腕枕を試みる、、、少しするとまた起き上がってしまう。
うーむ、どこか居心地悪い(か、身体のどこかに不調があって痛い?)のかな。
観念して起きて、コタツでお腹を撫で撫で。
昨晩と同じく、何度かやり直して、やっと落ち着いて撫で撫でさせてくれた。
目も、はふぅ〜ん、と、閉じて気持ち良さそう、、良かった。

そうこうしてる間に病院に行く時間が迫って来た。
茶子を下ろしてコタツの中へ誘導し、自分の身支度、、、を、してたら茶子がコタツから出てきてトイレの方向へ向かった。
こっそり覗き見。
音を聞くとオシッコではない。
シーンとしてるから、更に見てみるとウンチをする体制になって頑張ってる!
かなり長く、、頑張ってる。。
結局出ずに部屋に戻ってきてしまった。
ああ、あんなにいきんでも出ないなんて、、。
コタツに入った茶子、またすぐ出てきて、またもやトイレに!?
同じく頑張って頑張って、、、3cmほどのウンチを2つ産み落とせました!
病院に持って行きたかったので、慌てて拾ってティッシュにくるんだ。

痛がらずにウンチ出た?
ウンチする時に痛いんじゃないんだね。
じゃあ最初に吐いた時の、あの痛がりようは何だったんだろう?

さぁ、その後はドタバタと。
茶子をキャリーケースに入れ、ウンチとカラーと昨日買った猫の看取り本を持ち、車で動物病院へGO!
茶子さん、ニャーニャー鳴き通し。
でも、やはり弱ってきてるのか声が弱々しくて、、、でも、それがまた、とても可愛い声だ。

ニャー
はいはーい大丈夫よー
ニャー
うん、やだよね、ごめんねー
ニャー
大丈夫、大丈夫、茶子ちゃん可愛いねー

などと会話?声かけ?しながら20分ほどで病院へ到着。

待合室にはキャリーケースに入った猫ちゃんが元気に鳴いてて、茶子も感化されて2人で交互に鳴き始めてちょっと笑ってしまった。

診察室に入り、どうですか?と聞かれたので、ご飯は家では全く食べません、ウンチは今朝ものすごく頑張って出ました(先生に渡す)、オシッコは出てるからちょっと今回は分かり辛くて、、。
元気は、、?
全然ないです、ボンヤリして、あまり動きませんし、、ただソファに座ってると膝に乗りたい時はビョーンと飛んでくるから、動けないわけじゃないのか、気力や元気がないのか、、。

そして、点滴のこと、緩和ケアについて軽く先生と話をし、病院での点滴は今日までとなった。
自宅療養での食事や注意点について、少しでもいいのでお時間割いて相談させて頂けないですか?と聞いてみたら、今日の15:30はどうですか?となって、その時間にまた来ることになった(茶子は点滴入院で預けたまま)

聞きたいことをまとめて来なくては。
しっかりしなくては。
聞きたいことはでも、昨日、スマホのメモにかなり細かくまとめてたんだけど、一旦家に帰って、また猫の看取り本を読み返して、抜け漏れがないかだけ確認しよう。

ということで一旦帰宅。

家に帰ってスマホメモをノートに書き出しつつ、過不足を補填していく。
今後についての治療方針の希望、腫瘍の位置を書くところも追加した。




ほか、今後の療養で部屋を少し整理したり、改造が必要な部分もあるし、療養食で試したいものもあるので、買い物リストとして書き出した、これらも先生に見せてみよう。

さて、時間には少し早いけど、買い物もあるからもう出よう。
行ってきます。


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余命1・2ヶ月は確定

2020年01月12日 00時11分00秒 | 茶子のこと

1/11夜

動物病院に茶子を迎えに来た。
今日は患者さん多めのようで、たぶん先生の手が空く一番最後に診察になると思う。
18:30の約束ではあったけど、駐車場から待合室が見えるので、空いてきたら入ろうと車の中で待機。


人が少なくなってきて、入ったのが19:00くらいだったかな?
やはり患者さん多いんだね。
呼ばれたのは19:15だった。
 
キャリーケースに入れられて診察台の上にいる茶子。
やたらニャーニャー大きな声で鳴いてる(元気?)
 
先生が茶子にシリンジでご飯をあげてる動画を見せてくれた。
カリカリは少し食べて、あとはペースト状のフードをこうしてあげると食べるし、その後、吐いたりもしていない、とのこと。
 
続いてエコーを見せてもらった。
横からの映像で、腸の位置や細さ、腫瘍の位置と大きさを見ながら説明してくれた。
何も入ってない腸管が3mmほどなのに対して、腸の途中にドドンとある腫瘍は約16mmとのこと。
腸管を圧迫して塞いでしまっているのが分かる。


先生は色々説明してくれた。
リンパというのは血液と同じで全身を巡ってて、リンパに腫瘍ができると、今この腫瘍を取っても、また次、取ってもまた次と、腫瘍の塊りがあちこちにボコボコとでてくる、と。
 
思わず口を挟んで、、
いたちごっこというか、、キリがないんですね、、そして高齢だから手術するごとに体力が衰えていくから、手術はなるべくしない方がいい、と。
先生、人間でいうところの末期癌で、緩和ケアに入った、ということなんですよね。
 
先生は、そうそう、そうですね、そう認識してもらって間違いないです。
 
分かりました、、、
と言ったところで突然目の前が赤くなって、嗚咽して泣いていました。
 
そこからはエグエグと泣きながら説明を聞き、質問し、といった感じ。
キャリーケースでは茶子がガリガリ、ニャーニャーと賑やかに騒いでる。
 
お礼を言って、明日もまた来ることになったので、またお世話になりますと言い、病院を出た。
 
家に帰り、茶子を部屋に入れてカラーを一時はずしてあげた。
お腹撫で撫でタイムです!
ソファに座ると、いつものように撫で撫で要求してきたので、ハイハイと膝に乗せ、ひっくり返して仰向けにして撫で撫で。
夜の22:00過ぎまで、撫で撫で。


 
いつもと違って気持ち良さそうにはするけど、どこか気持ち悪さもあるのか、何度も起き上がっては、また要求、撫で撫でするとまたすぐ起き上がり、また要求、、の繰り返し。
いつもと同じにしてるのに、どうしたのかな。
具合悪い?痛いところある?
右手が点滴バンドで曲がらないから、顔を洗えないから気持ち悪いのかな?
と、顔やら頭、首の後ろ、喉を撫で撫で。
お腹と並行して施術すると、うっとりして夢見るくらい眠る場合もあれば、「なんか違うわ!」と言わんばかりにすぐ起き上がる時もありで、なんだか気を遣ってとても疲れてしまった。
 
ほんと今日は朝から、考えて、頭も使って、ストレスフルで、泣いて、、何だか目と頭が熱っぽいしジンジン痛い、、とても疲れた。。
 
明日も早くに病院だ。
布団に入ると茶子も来たので、布団でいつものお腹撫で撫でをした。
ここでも居心地悪そうに、すぐ起き上がってしまう。
何度か繰り返してる内に、茶子には本当に申し訳ないんだけど疲れがマックスになってしまい、目をつぶってしばしじっとしてると、諦めたのか茶子はコタツへ歩いていった。
 
しばらくすると、ざり、、、ざり、、
パッと飛び起き、カラーを持ってコタツへ。
目が行き届かない時はカラーしないと、やっぱダメだ。
点滴のバンドをザリザリ舐める音がした。
気が付いたら食いちぎってはずして、点滴の針やチューブまで抜いてしまったら、、、明日の茶子はまたもや腕に針を刺すという地獄の苦しみを味わうことになってしまう!!
そうなった時の方が可哀想だから、点滴バンドは死守せねば!
カラー無事装着。
 
で、、やっと2人とも寝床へ。
ふへー、、参った、疲れた、眠い。
 
 
施す手はない。
腫瘍と共存できるとこまでしていくしかない、痛みや苦しみを取りつつの緩和ケアで。
 
幸い人間の腫瘍と違って、猫の腫瘍は痛みがあまりない場合が多いらしい。
人間は腫瘍の痛みを緩和するのに、大量の痛み止めを打ち死んでゆく。
 
しかし猫の場合はちょっと違う。
ようは食べられない、水分も取れない、ということで衰弱して死に至るか、茶子の場合だと腫瘍が肥大して圧迫していた腸がやぶれてショックで死に至るか。
もしくは他に転移した場所が悪くて、そちらが原因で死に至るか(これはでも、茶子の場合そこまで生きるのは難しそうだから可能性は薄い)
 
腸が破けて中身が腹腔内に出てショック死、というのがかなりアレですね。
その時の痛みや苦しみはどうなのか、対処法はあるのか、そんな爆弾を抱えて強制給餌をしてもいいのか、など、聞きたいことが出てくる。
明日、病院に行ったら先生に聞いてみよう。
他にも聞きたいことがたくさんある。
 
まずは寝よう。
食べて寝て、運動もして、私が倒れたら元も子もないのだから。

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