徒然に色々な日々

日々の色々を徒然と

大号泣

2020年01月14日 22時58分00秒 | 茶子のこと

うん、自分一人でなんとかしなきゃと思ってた。

人に話したら、すごく気を使わせちゃうデリケートな話題だし、誰かに話す気もなかった。
 
知り合いではない第三者で、私自身をサポートしてくれるところは、無いのかなぁ。
 
ターミナル期の過ごし方といっても、猫と自分だけでなく、自分自身も疎かにしないで大事にしましょう的な件が、誰にも言われたことなくて泣いてしまった。
あと、やはり皆さん似た思いを持つんだろうなぁという思いが、それだけで「1人じゃない、みんな同じなんだ」と思わせてくれて孤独からも救われた気持ちになった。
 
QOLの考え方も、正に私が欲しかったことだ。
ほんとに、さっきまで、ずーっと悩んでた、でも決心がついた。
延命ではない、QOLを上げるために、強制給餌、皮下点滴、必要ならしよう。


ちなみに、この本にも後ろの方に書いてあった。
↓プレビューで途中まで読めます。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

猫とさいごの日まで幸せに暮らす本 [ 加藤由子 ]
価格:1,430円(税込、送料無料) (2023/8/31時点)


 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皮下点滴を教わる

2020年01月14日 18時55分00秒 | 茶子のこと
1/14夕方②
病院に着くと、待合室には4組ほどの患者さんが待ってた。
一つ前のブログは、診察待ちの時に書いたんだけど、もう気持ちが鬱々しちゃってダメだった。

後から来る患者さんも、私を飛び越して呼ばれて診察を受けてる。
皮下点滴の指導など時間がかかるので、先生の手が本格的に空くまで、茶子は待ちなのです。
でも、それは気にならない、私も後ろに待ってる人がいるより、ゆっくり診てもらった方がいいとは思う。
(ここにも人間のエゴ?が?待ってる間の茶子は、たまったもんじゃないかも)

待合室に患者さんが居なくなって、ほどなくして呼ばれた。
昨日、今日の様子を聞かれたので話して、吐いてないかを念入りに聞かれた。
いつも親身に、でもテキパキと、素敵な女医さんなんです。
話してると気が引き締まって、そして、どこか癒される。

皮下点滴について手順を教わったんだけど、診察台の上に置いてた茶子入りのキャリーを下に下ろした。
???と思ってると、点滴の注射針やら用意し、手順を説明しつつ「なるべくこの用意は見えないとこでやってください」「覚えちゃうんですか?」「そうなんです」「やっぱり痛いものなんですよね」「うーん、まぁ、気持ちの良いものではないかな」
なるほど。

手順のマニュアルもらって、先生のお手本を見ながら教わったんだけど。。
まず背中の毛を刈り、そこを大きくギュッと掴んで針を刺す(ひー!鳴いたり暴れたりするのかなぁ!)と思ったら、全くの無反応、、、あれ?
全然平気そうで拍子抜け。
見せない方がいい、と言うくらいだから大騒ぎするのかと思ってた。
てか、先生が上手なだけ?
注射器の先にチューブ、その先に針、ゆっくり押して皮下点滴剤を茶子の背中に入れてゆく。
ものの1分くらい?早い。
針を抜く時も無反応、あらま。
使用後の針他の処理を教わる。
自宅で使用したものは病院で処分するから必ず持ってきて下さい、とのこと。
次は木曜日に来ることになったので、皮下点滴を3回分、出してもらうことになった。

注射の間、先生に「腸が本格的に詰まってしまうと、飲んだ水はオシッコにならないんですか?」と聞いたら、「胃や、詰まってるとこの前の部分の腸で吸収されてオシッコになりますよ」「そうですか、じゃあオシッコが出ないのはバロメーターにならないんですね」「そうですねぇ」
みたいな話をした。
(先生の口調を文章で書くの難しい、なんか冷たい素っ気ない感じに見えるかもしれませんが、とっても温かくて良い先生なんです)

皮下点滴後、明日からの飲み薬の説明もあった。
シロップだから錠剤より飲ませやすいらしい。

「昨日は凄く食欲あったけど、今日は全く食べなくて、、、一昨日の点滴で強い吐き気止めとステロイドをいれておいた、と言ってましたが、その薬の効き目が無くなってきて吐いちゃうんでしょうか?」
と言ったら「そうですね、一日以上経って切れてきたのかもしれませんね、良ければこれからシロップ薬を飲ませるのもやりましょうか?」「え!ほんとですか!ぜひお願いします!」「分かりました、薬の準備をするので待合室でお待ち下さい」

てことで、茶子を連れてまた待合室へ。
茶子は相変わらず小さい声でニャーニャー鳴いてる。
と、思ったら、、
ケポッ!ケポッ!ケポッ!
と聞こえてきて、また吐いてしまった。
吐いたあとは、もう鳴かない。
吐くというのは人間でも疲れるものだけど、体力の無い茶子にとっては物凄い重労働なのだろう。

名前を呼ばれて診察室に入りがてら「いま、また吐いちゃいました💦」と言ったら、「分かりました、シロップ薬のほかに注射もしますね」
対応早い。
まずはシロップを強制給餌と同じ要領で飲ませてくれた。
続いて注射、、うわぁまた血管注射!?
と思ったら、人間のインフルエンザ予防接種のような筋肉注射だった。
看護師さんがガッシリ押さえて、先生がお尻に2本、茶子はさすがに痛かったらしく、弱いながらにもいつもより大きな声で鳴いていた。
「これで、明日から少しは食べられるようになるかもしれませんね」「はい、ありがとうございます」
看護師さんと先生、見事な連携だった。
そして側で見てる研修の女の子?みたいな白衣の子、先輩がガッシリ押さえるとこ見て、ちょっとビビってた。
そうだよね、そりゃ最初は驚くよね。
色んな患者さんを見て、経験して、ここの先生みたいな素敵な先生になってくれたらいいな、と思う。

さて、これにて全て終わり。
ああ、、疲れた、、。
でも茶子はきっともっと疲れてる。
お会計したら、日帰り入院と点滴が無いだけで、ずいぶん安くなってた。

家に帰って来たけど、茶子さんもうゲッソリ、グッタリ、元気ない、、膝に乗せてお腹撫で撫でしまくり。
お腹撫で撫で要求はいつものようにあるけど、ボンヤリして、動きも更に緩慢で、一気に歳を取ったような印象。

強制給餌と皮下点滴、ステロイドに吐き気止め、、、。
延命させるためのもの?
穏やかな予後を過ごすためのもの?
人間のエゴは、どこまでエゴ?

私は父を癌で看取ってる。
人間の場合もそうだ。
あれでいいの?
こうした方が良かったの?
闘病中も亡くなった後も、そして今でも、罪悪感や後悔はある、、年月で小さくはなってもやはり、ある。

猫にしても同じなのかな。
何が正解かって、答えはないのかもしれない。
ただ人と違って、茶子のことを決めるのは私だから。
物言わぬ動物にとっての最良が何なのか分からなくて、同じ立場の飼い主さんは常に葛藤が尽きないのだろう。
私は葛藤の真っ只中。
そして葛藤してる間に、確実に愛する茶子の命は短くなっていく。

末期癌の人が、緩和ケアで痛みを取り、食べたり、体を動かしたり、旅行に行ったり、余生を楽しむ。
痛みをとってはいるけど、体は確実に蝕まれて、いよいよ動けなくなって、亡くなっていく。

茶子も、それに近いことをしてる。
それが良いのか悪いのか、分からない。
もう一度、、猫の看取り本、読んでみよう。

ふぅ、、。
生き物の、生き死には、奥深すぎて考えだすと頭も心も疲れてしまう。
でも考えるのを止められない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動物病院、みんなが幸せに見えて、、

2020年01月14日 16時41分00秒 | 茶子のこと
1/14夕方
お昼にフードを温めてあげたけど、ニオイはかぐけど、食べない。
今日は朝から何も口にしていない。
水は飲んでいる。
オシッコは、まだしてないかな?
少なくとも朝からだと、した形跡は見当たらない。

茶子をコタツに誘導して、午後も仕事をし、時間になったので病院に行く支度を始めた。
ところが。。
茶子がコタツから出てこない。
何度も呼んで出てきたところを捕まえてキャリーに入れたんだけど、入れて蓋をした途端に吐いてしまった。。
相当なストレスなんじゃないかな。
でも病院から遠ざかるほど、寿命は縮む。
ふぅ、なんという難題。
自然の摂理なら、もう生きてないかもしれない。
注射をし、無理矢理食べさせ、嫌な病院に乗り慣れない車で外出し、吐くほどストレスで。
緩和ケアならお薬だけもらって、あとは茶子の余命に任せるのがいいのかもしれない。
生きてて欲しい、元気な姿で、っていうのは、人間のエゴだよね。
そして、強い強い愛情があるから。
でも、強い愛情は、こういった難しい選択を迫られた時、おかしな方向へ動いてしまう場合もあること、忘れずにいなきゃ。

ところでタイトルですが。。
非常に不謹慎なタイトルだと思います。
病院というくらいだから、みんな何かしら具合が悪くて来てることだってあるのに。
でも、ワクチンとか、健康診断とか、命に関わらないワンちゃん、ネコちゃんもいて、飼い主さん同士が待合室で笑って話してたり、飼い主さんと看護師さんが楽しそうに笑ってるのが診察室から漏れ聞こえて来ると、、なんとも切ない気持ちになる。

そんな中で、キャリーに入った茶子は小さい声で鳴いている。
そういえば、車に乗せてからも、キャリーの中で立っていられなくて座り込んでたな。
前は、すごく鳴いてたけど、今回は少し鳴いたら黙ってしまった。
体重減少、腸が詰まって栄養が体に行き渡らないから元気も出ないのだろう。

昨日「食べた!」って喜んでたのに、今日は朝から何だか落ち込んじゃうね。
こうやって、末期の飼い主さんは、その時ごとに喜んだり悲しみのどん底だったり、気持ちがジェットコースターみたいに物凄く浮き沈みするんだろうな。

これから皮下点滴、、。
これも、必要なのか、延命治療なのか。
なんだか分からなくなってきた。
茶子が楽になるなら、やってあげたい。
茶子が話せればいいのになぁ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳴かずに枕元で待つ

2020年01月14日 13時18分00秒 | 茶子のこと
1/14朝〜昼
今朝は茶子に起こされる前に6:00にトイレで目が覚めた。
茶子はコタツにいる。
布団に戻って、ふと横を見ると茶子が座って、ジーっと私を見ていた。
少し前までは「いれろー!なでろー!」って、寝てても起きちゃうくらいの大声で鳴いてたんだけど、、、でも今は病気だから。。

布団をめくって「入るか?どうぞ?」と声をかけると、よっこいしょ、という感じで布団に上がってくる(高さ15cmほどのベッドマットの上に布団を敷いてる)
書いてて思ったけど、ここにもスロープが必要になるのかな。
猫の看取り本の中では、ステップを作って設置したり、トイレにスロープを設置したりしてたな。
末期癌患者用のバリアフリー。

布団に入ると、中でぐるっと回って反対側の腕に両手をちょこんと乗せて、腕枕で寛いでくれる。
可愛い、、「ふぅ〜よかよか」みたいな。
穏やかに目をつぶった顔が、何度見ても本当に可愛い。

いつかこの顔も見れなくな、、、
と、考えかけて止めた。
考えても想像しても絶対に来るんだから、今を見よう。
今の茶子のこの穏やかな顔を、今この時を、堪能しなくちゃね。

6:30に起き、茶子のご飯皿を見たらニュルニュルフードは全部無くなっていた。
食べたね〜
えらいね〜
朝ごはんいま用意するね〜
と頭を撫でてから食事の支度です。
といっても温めるだけなんだけどね。

台所で温めたフードをまぜまぜしてたら、茶子がフンフンフンフン=3とニオイをかぎながら来た!びっくり!
そんなに待ち切れなかった?
ご飯皿に移して、どうぞ、と出すと、、、食べない。
あら、、そうですか。
トイレに行って戻ると、フード食べてた。

ねぇ、なんであたしがいると、ご飯食べないの?
というか、正確には、ご飯どうぞって出すと食べない。
近くにいても、私がよそ見してると食べる。

排便は、、ないね。
オシッコはしてる。
ご飯は、、食べてるけど、昨日より少ない気もする。

本日から3日間はテレワークで自宅勤務。
朝昼晩と茶子と一緒に過ごせるし、食事や体調の管理や観察もできる。

今日は16:00から病院なので、少し早めに始業した。
三連休明けだからメールもたくさん、対応しなきゃいけない仕事もたくさん。

デスクに座ってると、、、来た来た。
さて、自宅勤務はいいんだけど、問題は茶子。
昔から、なにかと側にいたい茶子さん、デスクに座ってても必ずやってきて、隣に座らせろー!と騒ぐ。
でも、今はやはり声を出しても小さい。
かそけき声で鳴かれたら断れない。
お年寄りで末期癌患者の要望には応えねば!

膝に乗せるも、手足を伸ばすにはスペースが足りない。
別なソファの薄手のクッションを持ってきて膝に乗せ、凸凹にならないように調整したら、あら!ピッタリ!
茶子さん、お腹撫で撫でなしで爆睡です。
助かる〜、お腹撫で撫でしてたら片手で仕事しなきゃならなかった💦

お昼になったので自分のご飯、茶子のご飯も用意。
茶子はすぐ食べたけど量は少ない。

昼休みはコタツで茶子さんのお腹撫で撫で。
膝に置く猫ベッドを買って使ってるうちに、そうか!コタツ布団を上にかければホカホカだ!と、やってみたら茶子爆睡。
寝てしまえばお腹撫で撫でしなくてもいいので、両手が空くから、この間に少し身体を休められる。

↓これは左手を布団の中に入れて、お腹撫で撫でしてます。


さて、午後の仕事して、後は病院か。
皮下点滴の見学をして、自分でもやれるようにならなくては。

また、後で報告します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする