このたび、フリースクール運動の先駆者であり、不登校の子どもたちにとって最大の理解者ともいうべきNPO法人東京シューレと札幌自由が丘学園三和高等学校が教育提携の契約を行った。これはかつて私たちが「高等部」をスタートさせたときに、星槎高校と行ったことと同じことなのだが、東京シューレの「高等部生」に正規の高等学校の資格(単位や卒業資格)を保障することができるということである。 . . . 本文を読む
東大はじめとする日本の有名どころ大学は5年以内に4月入学を秋入学に切り替えたいとしている。その理由は、外国からの留学生をたくさん迎えたいということらしい。日本からの海外留学も促すことになるのだそうだが、少子化が進む中で、大きな理由は外国人を一人でも多く入学させるということなのだろう。春入試で秋入学、時には春秋の入学時期が二重に展開されることも生まれるかも知れない。まだ詳細はわからないのだが、主な大学は秋入学という方向に舵を切る動きだ。 . . . 本文を読む
昨年、この会が行われている最中に地震(東日本大震災)がおこって中止され、地方から来ている人たちも多かったので、交通に支障が生まれるかも知れないので直ちに帰宅するようにということだった。今回のこの日は、17年前の阪神淡路大震災だった。 . . . 本文を読む
岐阜大の先生で、発達障がいや引きこもり等を長年取り組んでこられた高岡先生を招いての講演会(北海道フリースクール等ネットワーク主催)。
「かでる27」の80人の部屋はほぼ満員。今回は学校の先生と思われる方がたが多かったようだ。 . . . 本文を読む
27日の朝日新聞朝刊の「教育」特集は大阪府教育基本条例案に関する[中]である。内容は「競争・成果主義」が条例案の観点であるとの報告。
「不適格教師」をあぶり出し、場合によってはクビにする。そして子どもに対しては学力を高めるために競争を強いる。教師も生徒も競争をあおることによって、ただ一生懸命に努力するだろう、という考えである。 . . . 本文を読む
3日に上田市長が記者会見し、今日の朝刊に第3次まちづくり計画素案が発表されている。札幌市のウエブサイトには、上田市長の記者会見での発言が報告されている。この中で、上田さんは次のように言う。 . . . 本文を読む
30日の午前、札幌市の手稲区のマンション9階屋上から飛び降りて自殺をした中2の男子生徒は、その自殺に追い込まれた理由をいじめと言っていたという。5月から学校を欠席がちになり、7月には担任がいじめの加害者と目される生徒たちを指導し、また本人に対しても「心を強くもつよう」伝えていたとのこと。校長は「学校としての対応を怠っていたかも知れないという反省はある」と語っている。(朝日31日記事)。 . . . 本文を読む
8月4日、文科省は平成22年度の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の結果を発表した。文科省が指摘している「調査結果の主な特徴」は次のとおりである。 . . . 本文を読む
今年の3月「日本臨床教育学会」が結成された。「生きずらい社会」を生きなければならない子どもへの可能な支援をあらゆる方法で組み立てていこうという基調にたって、現実に進められている教育的実践をさらに豊にし、そのための連携を深めていこうという趣旨である。 . . . 本文を読む
久しぶりの世界史の担当で、かつてももったことはあるだろうが、むやみに難しいと感じだしている問題が次ぎ次ぎに出てくる。
その一つが「世界宗教」の説明である。三大宗教とされる仏教、キリスト教、イスラム教の基本的なところぐらいは教えていかなければならない。当然だ。ところが、これがなかなか難しいのだ。例えば仏教。 . . . 本文を読む