私は職業柄、そして性格上、人の話を聞かせてもらうことは多いですが、
自分の話をするということはほとんどありません。
働いている時からずっと「聞く」練習をしてきました。
だからなのか、逆に自分の話を聞いてくれていないのを瞬時に感じ取ってしまいます。
「この人、私の話を聞いてくれていないな。」と思った瞬間、自分の話はやめます。
話を聞いてもらえないと妙に傷つくので、
傷つかないように話すことをやめてしまうんですね。
だから、自分の話をちゃんと聞いてもらう機会って、
結婚してから全くと言っていいほどなくなっていました。
学生時代はよく友達と語り合ったけど
。
今日、耳鳴り・難聴の治療に行って、
自分の話を聞いてもらうって、こんなに癒されるものなのぉ
話したら楽になるって、本当なんだ~って思いました。
初めての経験でした。
そこには何の否定もない、
何の不安も恐れも身構えもない・・
なんとも温かく、楽しく、居心地のいい空間に身を置いていた感じ。
そんなにしゃべる方ではない私が、
自分の話を今日初めて会った人にベラベラと
こんなにもしゃべってる
とっても不思議でした。
この人ならちゃんと聞いてくれるという安心感が、
私をあんなにおしゃべりにしたのでしょう。
先生は穏やかにご自分の話も交えながら
決して相手に押し付ける「どうやー!」っていう話じゃなくて、
私の今の心に栄養を与える、
問題のカギとなるのにピッタリの内容の話をしてこられるんです。
それがまたあまりにピッタリなので、
やっぱりこの人はちゃんと聞いてくれて、わかってくれている、
そういう気持ちにさせるんですね~。
この安心感がリラックスであり、癒しなんですね~。
聞き方の勉強にもなったし、
話を聞いてもらう喜びを体験させてもらい、
世界が広がりました
。
感謝です
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