「美」を生きた利休

映画「利休にたずねよ」を見て来ました！

高校生の時、永平寺に一泊二日の修行に行った時のことを思い出しました。
修行僧の美しさに物凄い憧れを抱いたことを。

利休の所作一つ一つが美しい…。
生き様が美しい…。

決して権力や金に屈しない。
物の価値は自分自身で決める。
利休がかしづくのは美しいもののみ。

自分の命をかけてまで、美しいものを守る…

信念を貫き通した「潔い死に様」「潔い生き様」だと思う。

違う道もあったと思う。

●権力にかしづかせたい秀吉の元を離れる

●とりあえず秀吉をたてて頭を下げておく

どの道が正しいとか、間違っているとか言えない…

けど、死んでも曲げられない信念がある というのは凄いことだと思う。

違う価値観の中で、自分の価値観を貫き通すのは辛い。必ず誰かが傷つく。

自分の価値観を押し付けあわない、それぞれがそれぞれの価値観で生きられる、いつかそんな時代がくるといいなぁ。