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関東学院小学校 オリブの若木

関東学院小学校オリブの会のブログです。「あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。」(詩編 128:3)

【開催報告】2019年度 第6回 聖書をひもとく集い

2019-11-12 08:46:33 | 聖書をひもとく集い

日 時:2019年11月5日(火)10時~11時30分
場 所:小学校3階 会議室
講 師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:29名
奏 楽:田喜さん
讃美歌:258番 貴きみかみよ
聖 書:ヨブ記 1~2、42
    テーマ『苦しみと感謝』

 

 

・本年度第6回目の「聖書をひもとく集い」が開催されました。

 

【讃美歌】

・最初に、校長先生が、ブックフェアに関連して、父兄が聖書を学んでいく上で参考となる図書を6冊ほど推薦して下さいました。 

・今日の讃美歌はルターによるもので、讃美歌が現在の形になったそのルーツとされています。先生からルターが行った宗教改革の概要についてご教授頂いたのち、「讃美歌258番:貴きみかみよ」の解説がありました。

・それまでのグレゴリオ聖歌は、専門的に訓練を重ねた司祭がラテン語で歌い、民衆はただ聞くだけの特別なものだったそうですが、ルターが初めて、民衆が歌うための讃美歌を、民衆に分かるドイツ語で作ったのです。その際、ルターは、旋律の繰り返しに、聖句(聖書の言葉)を当てはめると言う、讃美歌における新たな発明も行いました。

・そう語る校長先生のお話は、静かな口調の中に、いつにも増して熱を帯びていました。

 

 

【聖書】

・後半は、冨田先生による聖書のお話です。

・今回のテーマは、『苦しみと感謝』で、聖書の箇所は、-ヨブ記 1~2章、42章です。

・「苦しみ」や「死」は生きていることの一部です。聖書では、苦しみは、人間をただ単に苦しめるだけのものではなく、苦しみに意味を与えてくれる。苦しみの中で神に出会えるとします。

・どんな苦しみであっても、それを感謝して生きることが可能なのだと、聖書は教えている訳です。

・最後は、冨田先生のお祈りで、「集い」を締めくくりました。

・「集い」では、毎回、時間のある方だけが残って、思い思いの感想や意見を述べる場があります。今日は、先生から「しつけ」というキーワードがありましたが、皆さんそれぞれ、ご自身がご両親からどのように育てられたか、またご家庭でどのようにお子さんを育てておられるかの話で、盛況となりました。

・この時間は、「集い」のテーマと緩やかにリンクしており、肩ひじ張らず自由に発言もできるので、有意義なものです。

 

  

 

【次回】

・次回は、12月3日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。
 集いのあと、クリスマスの簡単なお楽しみ会もありますので、奮ってご参加ください。

・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。


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【開催報告】2019年度 第5回 聖書をひもとく集い

2019-11-12 08:36:10 | 聖書をひもとく集い

日 時:2019年10月1日(火)10時~11時30分
場 所:小学校3階 会議室
講 師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:26名

奏 楽:秋山さん
讃美歌:213番 みどりの牧場に
    234A 昔 主イエスの播きたまいし
聖 書:ルカによる福音書 10:25-37
    テーマ『善きサマリヤ人』

 

 

・本年度第5回目の「聖書をひもとく集い」が開催されました。

 

【讃美歌】

・集いの最初は、校長先生による讃美歌です。

・今日は最初に、創立記念のお話がありました。

・関東学院の前身である横浜バプテスト神学校が創設されたのが1884年10月6日のことで、今年は135周年に当たります。そのため10月6日を創立記念日としており、創設者であるベンネット先生が1909年10月12日に召天されたことから、毎年10月の6日から12日の間を創立記念週間と位置付けています。

・横浜バプテスト神学校は一旦、築地時代を経て、横浜の三春台に改めてテンネー先生により「関東学院」という名の学校ができたのが1919年1月27日であり、今年はちょうど100周年に当たります。

・ちなみに関東学院小学校は今年、67周年を迎えます。

・讃美歌213番は、ベンネット先生のことを歌ったものです。作詞者の藤本伝吉氏は、関東学院の先生もなされた方ですが、氏はベンネット先生に深く感化され、この詞を書きました。但し、讃美歌では人間を讃えることはしないため、いくつかの点で改訂が加えられたと言います。関東学院の創立記念日には必ず歌われる非常に大切な讃美歌です。

・他方、234Aは、他のキリスト教系の学校の創立記念日でよく歌われている讃美歌です。1920年代に従来の大和言葉の讃美歌から、積極的に漢語を取り入れるようになった時代に作られた詞で、「神様が播かれた本当に小さな種が大きく育っていくのだ。」という意味が込められた、格調の高さが感じられる讃美歌です。

 

【聖書】

・後半は、冨田先生による聖書のお話です。

・今回のテーマは、『善きサマリヤ人』で、聖書の箇所は、-ルカによる福音書10章25節~37節です。

・サマリア人のエピソードは、聖書の中でも非常に有名な部分の一つです。

・国を追われたサマリア人は、ユダヤ人とは犬猿の仲であった訳ですが、にも拘わらず、「強盗に襲われ道端で半死半生で倒れていた人を助けたのは、ユダヤ人でもレビ人でもなく、サマリア人であった。」というこの逸話が教えるところは、「困っている人、助けを必要としている人を見たら、誰であっても手を差し伸べて、慈しむように。」というものです。

・聖書の“隣人“とは、単に隣に座っている人、隣りに住んでいる人ではありません。私たちは、ともすれ自分が大切にしている人にだけ善くしたいと思いがちですが、聖書では、全ての人が隣人であり、出会ったことのない人にまで隣人であることを求めています。

・この話に関連して、現在、アメリカ合衆国などでは『善きサマリア人の法』という、「窮地の人を救うために善意の行動をとった場合、救助の結果につき重過失がなければ責任を問われない。」とする法律が存在することも紹介されました。

・「汝の隣人を愛せよ」の意味を、「善きサマリア人」のエピソードを通じ、改めて深く学び直すよい会となりました。

・最後は、いつもの通り、冨田先生のお祈りで、「集い」を無事に終えることができました。

 

 

【次回】

・次回は、11月5日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。

・今回、参加できなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。

・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。


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【開催報告】2019年度 第4回 聖書をひもとく集い

2019-10-06 22:09:46 | 聖書をひもとく集い

日   時:2019年9月17日(火)10時~11時30分
場   所:小学校3階 会議室
講   師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:33名

奏 楽:田喜さん
讃美歌:520番 しずけき河のきしべを

 

・本年度第4回目の「聖書をひもとく集い」が開催されました。

・多くの父兄の皆さんが集まり、なごやかな会になりまし

【讃美歌】

・校長先生のご指導で、讃美歌を歌うことから「集い」が始まります。 

・今回の讃美歌は、『オリブの若木』2019.9.27 第80号(p8-9)の記事「若木の守り手~好きな讃美歌とその理由~」で、校長先生があげられた讃美歌でもあるとのことです。(是非、この記事もご覧ください。)

 ・校長先生は、ご自身が小学生のころ、既に大人の讃美歌集を使っておられたそうで、その中でも「しずけき河のきしべを」は、最もよく歌われていた讃美歌の一つだそうです。

・『オリブの若木』にある通り、「集い」でも先生がこの讃美歌をお好きだった理由を明かしてくださいました。その後、実際に皆さんで歌ってみると、それを実感することができました。

 ①ハ長調で、子どもにとっても楽譜が読みやすかったこと。
 ②途中で#(シャープ)が入る箇所などが、とてもメロディアスで美しいこと。
 ③二部合唱の部分を歌うのが楽しいものであること。
 ④ラストがドラマティックで華やかさがあること。

・また詞の解説を通じ、この作詞者が、ご家族やご自身の仕事で度重なる不幸や不運に見舞われ、絶望する中、神の臨在体験(平たく言えば、神様から語りかけてくること)を得て、この讃美歌を作ったこと、そして作詞者の強い信仰と祈りがこの詩の中に込められていることなどを、深く学びました。

 

【聖書】

・後半は、冨田先生による聖書のお話です。

・今回のテーマは、『見えないものと岩』で、聖書の箇所は、
  ―マタイによる福音書7章24節~27節
  ―コリント第2 4章18節
 です。

・聖書ではしばしば、「岩」という言葉が、神を表す言葉として登場します。例えば、旧約聖書の詩篇18篇32節には、「主のほかに神はない。/神のほかに我らの岩はない。」とあり、また同じ62篇7節では「神はわたしの岩、わたしの救い、砦の塔。/わたしは動揺しない。」とあります。

・聖書は、神という揺るぎない支えを持って生きることの大切さを人に説いている訳です。

・関東学院の校訓「人になれ 奉仕せよ」は、初代院長坂田祐先生の言葉ですが、先生は後年、この校訓に「その土台はイエス・キリスト也」という言葉を書き添えました。人は神という土台を持つことが必要なのです。

・人間はともすれ問題を早く解決しようと急ぎます。しかしその前に、基礎・基盤である土台を、じっくり時間をかけて作るべきです。土台は目に見えないので、軽視しがちですが、目に見えないからこそ、土台である神さまを大切にする必要があります。

・人は神さまをよりどころにして生きる特権があります。神さまは、人が持っているアドバンテージなのです。もっと力を抜いて、揺るぎない自信を持って、神さまと生きて欲しいと思います。という勇気づけられるメッセージで、先生は講義を結ばれました。

 ・最後は、いつもの通り、冨田先生のお祈りで、「集い」を無事に終えることができました。

 

【次回】

・次回は、10月1日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。

・今回、参加できなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。

・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。


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【開催報告】2019年度 第3回 聖書をひもとく集い

2019-09-17 14:23:39 | 聖書をひもとく集い

日時:2019年7月2日(火)10時~11時30分
場所:小学校3階 会議室
講師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
奏楽:武田さん

 

讃美歌:43-3番  主よ、おいでください
 ・本年度第3回目の「聖書をひもとく集い」が開催されました。
 ・今回も多くの父兄の皆さんが集まり、たいへん盛況な会になりました。

 

【讃美歌】
・「集い」はいつも、校長先生のご指導で、讃美歌を歌うことから始まります。

・冒頭、先生が、「讃美歌の中には、これも讃美歌なの?と、思われる讃美歌もあります」と切り出されました。今日は、敢えてそのような讃美歌の一つ、「主よ、おいでください」を選ばれたとのことです。

・日本の讃美歌集には大きく3つの変遷があり、第一が『明治版』、第二が『昭和版』、そして戦争の反省に踏まえて作られたのが第三の『1954年版』です。1967年には、米国の公民権運動やベトナム反戦運動の影響を受けて、米国の歌が多く取り入れられ、その第二編が出されました。その後も10年に一度程度の頻度で改訂が重ねられ、現在の『讃美歌21』に至ります。

・讃美歌「主よ、」は、第二編から収載された歌です。讃美歌の本質の一つに、「時代によって収録されている歌が変化する」という点があります。まさしく「主は、」は、1960年代のアメリカ社会を反映しつつ、現代においても歌うべき歌であるとの考えから、『讃美歌21』に収載されている訳です。

・「自分のとなり人には、様々なひとがいますが、どうか神さま、そこに来てください」という黒人の祈りがベースにあるこの讃美歌は、キャンプファイヤなどでも替え歌で歌われ、なじみの深い曲です。「主よ、おいでください」というその印象的なフレーズは、2000年の間、ずっと人の心を捉えて離さなかったメッセージなのでしょう。

・「集い」では、会議室にロの字に並べられた机を取り囲むようにして座るのですが、参加者の中にはキャンプファイヤを思い浮かべた方も多かったのではないでしょうか、ともに讃美歌を歌い、神さまを囲むひと時を過ごしました。

 

【聖書】
・後半は、冨田先生による聖書のお話です。

・今回のテーマは、『神の赦しと、私たちの赦し』です。聖書の箇所は、―マタイによる福音書18章21節~35節です。

・先生から、学びのための副教材として、「神と人間の間の決算」というタイトルの資料が配られました。これは「赦し」の概念を、会計報告書を喩えに分かりやすく説明したものです。

・①神は人間への投資(神は、いのち、身体、家族や仲間、自然、時間などを与えてくれている)として、例えば、1兆円を支出しているとする。②すると、人間には神に負債(人間は神に感謝しない、神の作品である自分や他者や自然を傷つけている)が1兆円残っている。③しかし人間は、イエスキリストの血、すなわちイエスの命と引き換えに、その負債が赦されて、借金を帳消しにしてもらった。という考え方を、キリスト教ではします。

・あなたは神に払いきれないほどの大きな負債を負っているにも拘らず、神はあなたを赦している。それに比べて、あなたが他人から受けているとる負債など取るに足らないものなのだから、あなたも他人を赦しなさい。と聖書は教えるのです。

・「『赦す』とは、ひとの積極的な意思によるものです。他人を赦す局面としては、①相手が既に謝っている場合と、②相手が絶対に謝ろうとしない状況とが考えられますが、後者の場合であっても、他人を赦した方がよい。赦すことができれば分の怒りも治まって楽になる。赦すとは、自分のためのものでもあるのです。他人を赦すことは本当に難しい。だからこそ聖書「マタイによる福音書」のこの逸話は、キリスト教らしいと言えるのです」と、先生は講義を結ばれました。

・最後は、冨田先生のお祈りで、充実した「集い」を無事に終えることができました。

 

 

【次回】
・次回は、9月17日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。
・今回、参加できなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。
・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。


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【開催報告】2019年度 第2回 聖書をひもとく集い

2019-06-12 15:39:13 | 聖書をひもとく集い

日時:2019年6月4日(火)10時~11時30分
場所:小学校3階 会議室
講師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:38名
奏楽:武藤さん

 

讃美歌: 26番 ちいさなかごに
    463番 ささやかなる

・本年度第2回目の「聖書をひもとく集い」が開催されました。

・多くの父兄の方々が参加され、先生方のお話に真剣に聞き入るなど、静かな熱気にあふれる会になりました。

 

 【讃美歌】

・「集い」では最初に、校長先生が選ばれた讃美歌を歌いました。

・一曲目は、週末の「花の日礼拝」で、子どもたちが歌う「讃美歌26番 ちいさなかごに」です。
・子どもたちが礼拝堂で実際に練習している様子が、動画でホワイトボードに映し出されました。日頃の子どもたちの姿を目の当たりにして、神様を賛美する子どもたちの歌声が愛らしくも美しく、感動的なひとときになりました。

・この讃美歌や花の日礼拝は、「美しい花をありがとう」という単純なことではもちろんなく、「神様から与えられたものへの感謝として花や歌を捧げる」ためのものであり、「小さな行いが神様には喜ばれる」ということを意味しています。

・二曲目は、「讃美歌463番 ささやかなる」です。
・この讃美歌の作詞家は、明治・大正期に活躍された永井ゑい子さん。女性解放運動など女性の活躍が始まった時代に讃美歌の翻訳を手掛けました。このほかにも彼女は、新聞草創期の女性記者として足尾鉱毒事件を糾弾、また米国に渡ると保険代理店として商才を発揮するなど、日米で多才な能力を発揮された方です。
・この讃美歌の歌詞は5番まであり、1番は比較的、当たり障りのない内容なのですが、2番、3番と進むにつれ、次第に深い言葉へと変化し、最後の5番では「あいのちさき わざすらも 地をば神の 国となさん」と、前の「讃美歌26番 ちいさなかごに」に相通じる言葉で締め括られます。 

・一曲目、二曲目いずれも「花の日子どもの日」を控えた今回の「集い」に相応しい讃美歌でした。

 

【聖書】

・後半は、冨田先生による聖書のお話です。 

・最初に先生から、「既に聖書をご存知の方もおられますが、初めての方も多いので、聖書が近寄りがたくならないよう、今日は大まかにみていきましょう」とのお言葉がありました。

 ・今回のテーマは、ずばり『聖書について』でした。題材として、
   ―出エジプト記20章
   ―マルコによる福音書12章30節
  が取り上げられました。

 

・旧約聖書の「出エジプト記20章」は、有名な『十戒』の部分で、その一節に「あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。」とあります。一方、新約聖書の「マルコによる福音書12章30節」には、「最も重要な二つの掟」として、『わたしたちの神である主は、唯一の主である。(中略)あなたの神である主を愛しなさい。』、『隣人を自分のように愛しなさい。』という、いずれもキリスト教の核心部分が示されています。
・このように旧約聖書と新約聖書は、互いに密接につながっており、イエス・キリストは、旧約聖書を、身をもって人々に教えたと言えるでしょう、と先生は話を結ばれました。

・また資料を用いた学びでは、先生が大学の講義でも使用している「手作り教材」が配られ、旧約聖書と新約聖書における主な出来事と、それらを題材とする絵画とを対応づける簡単なゲームを通じ、聖書への理解を深めました。
・例えば、旧約聖書では、「天地創造」、「エデンの園」、「アダムとエバ」、「カインとアベル」、「バベルの塔」、「ノアの箱舟」、「アブラハム」、「モーゼ」、‥‥‥、「預言者」。新約聖書では、「イエス・キリストの降誕」、「イエスの生涯と教え」、「十字架」、「イエスの復活」、「昇天」、「ペンテコステ」、・‥(我々のいる現在)・‥、「イエスの再臨」、「A New Heaven, A New Earth」、といった具合です。
・答え合わせをしながら、楽しく旧約聖書と新約聖書の流れをなぞることができました。

・最後は、冨田先生のお祈りで、実りある「集い」を無事に終えることができました。

 

 

 

【次回】
・次回は、7月2日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です
・今回、参加できなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。
・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。


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【開催報告】2019年度 第1回 聖書をひもとく集い

2019-05-24 12:45:42 | 聖書をひもとく集い

日時:2019年5月7日(火)10時~11時30分
場所:小学校3階 会議室
講師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:28名
奏楽:武田さん
讃美歌:517番 「われに来よ」と主は今、

・本年度最初の「聖書をひもとく集い」が開催されました。
・新たに入学されたお子さんのご父兄の皆さんも加わって、晴れがましく有意義な会となりました。この「
集い」は、決して堅苦しい雰囲気ではないので、初めての方々もリラックスして楽しんでおられるようでし
た。


【讃美歌】
・「集い」では、毎回、最初に、校長先生が選ばれた讃美歌を歌います。

・讃美歌にまつわるエピソードの数々を校長先生が披露して下さるので、興味が尽きることなく、讃美歌への理解が深まれば深まるほど、歌う喜びもまた一層高まります。

・今回は、第1回目ということもあって、讃美歌の基礎知識についてもいくつか学びました。
ー楽譜の左上に作詞者の名前、右上に作曲家の名前が書かれている。
―讃美歌では、旋律(メロディー)はもちろん重要だが、それ以上に歌詞を大切にしている。

・今回の讃美歌517番の作詞者は、盲目の女流歌人Frances Jane(Crosby)Van Alstyne。生涯で8,000以上の詞を作ったと言われていますが、苦難の人生の中で、讃美歌と出会って“回心”し、最も多作な讃美歌作家の一人になりました。

・彼女に限らず、人生の最初に出会った讃美歌が、その人にとっての讃美歌のデファクトになると言います。

・今回の「集い」での重要な学びのポイントの一つは、聖書と讃美歌の関係についてでした。いずれも神様と人間が対話するためのものですが、聖書が、神様から人間へのメッセージであり、(解釈の多少の変更はあったとしても)、時代によらず不変であるのに対し、讃美歌は、人間が神様をその時代や環境に合わせ賛美するものであり、実際に「讃美歌集」も20年に1度ぐらいの頻度で改訂されるのだそうです。


【聖書】
・「集い」の後半は、冨田先生による聖書のお話です。

・冨田先生は毎回、主題やテーマを決めて、言葉通り「聖書をひもとき」ながら、日々の生活や子育てに、キリスト教の教えを活かしていくためのヒントや知恵についてお話しをして下さいます。

・今回は、聖書 マタイ25章:35節~46節で、テーマは「You did it to me」でした。

・「小さな者に対して親切にしたことは、神に対して親切にしたことと同じである」というメッセージが込められており、マザーテレサほか、キリスト教の多くの実践者が重視してきたフレーズです。

・冨田先生は、「聖書」の他にも、プリント教材を使用しながら、学びを深めて下さいます。

・今日は、『この一冊で聖書が分かる』(白取春彦著)の序文のコピーが配布され、聖書の全体像を俯瞰することができました。聖書が始めての方にも分かりやすかったのではないでしょうか。

・最後に先生から、聖書を学ぶ意義として、
   ①聖書は長い歴史に渡り世界に影響を及ぼしてきたものであること
   ②子どもたちが学んでいる聖書について理解を深めること
  があるのではないでしょうか、と話を結ばれました。

 

【次回】
・次回の「集い」の開催は、6月4日(火)10時~11時30分 小学校3階 会議室 です。
・今回、参加できなかった方も、どうぞお気軽にお越しください。
・聖書や讃美歌は、お部屋に用意してあります。


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【開催報告】2018年度 第8回 聖書をひもとく集い

2019-02-13 14:00:47 | 聖書をひもとく集い
日時:2019年2月5日(火)10時~
場所:3階 会議室
講師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:25名
奏楽:武田さん
 
 
 
最初は校長先生による讃美歌のお話です。
 
讃美歌439 はるかなる望みを胸に
讃美歌465 神ともにいまして
 
 
「讃美歌439  はるかなる望みを胸に」は、関東学院と切っても切れない関係である友井楨(ともいこずえ)先生の作詞で、戦後によく歌われるようになりました。
二番の歌詞「出でゆくは青き海原、荒波も乗りて行かまし、はやてをも突きてぞ進まん」の箇所は、横浜の港をイメージして書かれたものとなっています。
歌詞は少々難しいものとなっていますが、六年生が卒業時に歌う讃美歌です。
 
今回は、岡崎校長先生ご自身の小学校卒業時の式次第を見せて下さいました。
校長先生のお母様が、岡崎校長先生の通知表はもちろんのこと、学校から配布された全てのお便りや式次第を全て大切に保管されていて、小学校卒業時にプレゼントしてくれたそうです。
素晴らしいですね!!
参加者の皆様が見習いたいと思いました。
 
 
 
 
 
次は、冨田先生による聖書のお話です。
 
コリントの信徒への手紙Ⅱ  11章21〜30節、12章9〜10節
使徒言行録  22章26節
フィリピの信徒への手紙 4章11節
 
今回は、「弱さ」がテーマでした。
弱い時こそ強い。
神は弱い私を強くしてくれるから、克服できないことはない。
ピンチは神の力を確かめることができる最高のチャンスでさえある。
だから、自分に弱さがあっても良いというお話をして下さいました。
 
2月の開催もちまして、今年度の集いは終了となりました。
今年度も校長先生のお話で讃美歌の背景を学ぶことができましたし、冨田先生のお話で様々なテーマの聖書のお話を伺うことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
校長先生、冨田先生、ありがとうございました。
毎回お部屋の準備をして下さった辻先生、奏楽の武田さん、武藤さん、そしてお手伝いをしてくださった皆さま、ありがとうございました。
 
詳しい日程等はまだ決まっておりませんが、来年度は5月から開催予定となっております。
来年度も引き続き皆さまのご参加をお待ちしております。
一年間、ありがとうございました。

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【開催報告】2018年度 第7回 聖書をひもとく集い

2019-01-31 17:57:03 | 聖書をひもとく集い
 

日時:2019年1月15日(火)10時~
場所:3階 会議室
講師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:27名
奏楽:武田さん 

 
最初は校長先生による讃美歌のお話です。
 
讃美歌226番 輝く日を仰ぐとき
 
この讃美歌は2つの特色があります。
 
1つ目は、旅する讃美歌であること。
2つ目は、2大ポピュラー讃美歌の一つであること。
 
スウェーデンの牧師さんが書いた詞が元で、その詞に心惹かれた人たちが、スウェーデンの民謡に合わせて歌っていたのが発端です。
それを耳にした外国から来た人々も同様に心惹かれ、ドイツ語→ロシア語と訳され、イギリスの宣教師がロシア語から英語に翻訳してイギリスに持ち帰ったのです。
そして、当時イギリスにおいて大衆伝道の代表的な人であったビリー・グラハムが、自身のラジオ番組のテーマ曲にしたり等もあって、広く知れ渡るようになりました。

エルビス・プレスリーも歌っていたこともあり、アメリカで有名な2大ポピュラー讃美歌の一つとなっています。(もう一方はアメイジング・グレイス)
このようにあまりに大衆的になり過ぎたので、保守的な人たちは、しっかりと詞を理解して歌わないようになってしまうことを危惧するほどでした。
 
 
 
 
次は冨田先生による聖書のお話です。
 
今回は、「目を上げて生きる生き方」をテーマに「詩篇121篇 目を上げるということ」についてお話して下さいました。

目線を上にする事で、世界観が変わり、生き方が変わります。
八方塞がりになったときに上(神)を見ることで、自分を理解してくれる神がいるということを聖書では教えてくれています。
 
また、現代の人たちが詩篇をどのように歌い上げているのか、動画を鑑賞しながら詩篇の内容についてもお話を伺いました。
 
詩篇  22篇 イエスの死の予言
        42篇 自分を鹿に例えている
       104篇 神を褒め称える歌
       115篇 神は偶像ではない(聖書では神が生きていることが前提だから)
       119篇 アルファベット順で書かれている
 
 
次回は2月5日(火)10時から、3階会議室で行います。
今年度最終となりますので、ぜひご参加下さい。
聖書等はこちらで用意しておりますので初めての方もぜひお越しください。

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【開催報告】2018年度 第6回 聖書をひもとく集い

2018-12-16 12:19:20 | 聖書をひもとく集い
日時:2018年12月4日(火)10時~
場所:3階 会議室
講師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
参加者:32名
 
奏楽:武田さん


 
まずは、校長先生が撮って下さった、子ども達のクリスマス礼拝の讃美歌練習の様子を見ました。
クリスマス礼拝では、「讃美歌111番 神の御子は今宵しも」の1番と4番を歌います。
 
 
 
校長先生による讃美歌のお話は、「讃美歌178番 あがめます主を」についてでした。
 
この讃美歌も、クリスマスにまつわる讃美歌で、マリアの賛歌です。
 
ビートルズの「Let it be」の曲を例に、「Let it be」にも、背景に聖書の意味が含まれているというお話をして下さいました。

日本では、「なすがまま」にと訳され、どちらかと言えば、諦め、どうにでもなれという受け身的な印象を持つ言葉ですが、実は「(Let it be) to me according to your word」という意味が含まれています。
神様の言葉を受け入れて神様のお言葉の通りこの身になりますようにという聖書の意味が「Let it be」の背景にあったのです。
 
 
 
冨田先生による聖書のお話のテーマは「無償の愛」でした。
 
聖書の箇所は、
「ルカによる福音書 2章8節〜12節」
「フィリピの信徒への手紙 2章6節〜7節」です。
 
人間が神のようになるために、神が人間になってくださったというお話でした。
 
また、最近はキャンドルに代わって火事の危険もないイルミネーションが主流ですが、キャンドルはイエス・キリストのシンボルとして、世界を照らすという意味がある等、クリスマス飾りの変遷についても教えて下さいました。
 
お話の後は、讃美歌を歌って小さなクリスマス会の始まりです。
 
讃美歌103 牧人ひつじを
         106 あら野のはてに
         109 きよしこのよる
         112 諸人こぞりて
 
 
 
 
お菓子を食べながらお話したり、冨田先生考案のゲームで大盛況でした。
 
ジェスチャーゲームのお題がユニークなものばかり。「原宿」という難題まで!!
私自身もゲームに熱中しすぎてしまい、ゲーム中の写真を撮影し忘れてしまうほどでした。
 
 
 
今年も冨田先生が手作りのお菓子をたくさん用意して下さいました!
とても美味しかったです!!
 
富田先生手作りのお菓子↓

参加者全員に、クリスマスカードとお菓子のプレゼント♪
クリスマスカードは島田さん手作りの素敵なカードでした!
 
 
 
一年に一度の特別な会となりました。
 
次回以降の開催予定は以下の通りです。
 
1月15日(火)10時〜
2月5日(火)10時〜(今年度最後)
場所は3階会議室です。
 
聖書等はこちらで用意しておりますので、初めての方もぜひお越し下さい。

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【開催報告】2018年度 第5回 聖書をひもとく集い

2018-12-05 16:34:29 | 聖書をひもとく集い
日時:2018年11月13日(火) 10時~
場所:3階 会議室
講師:アメリカンバプテスト協力宣教師 冨田茂美先生
奏楽:武藤さん 
参加者:24名
 
 
 
まずは校長先生による讃美歌のお話です。
 
校長先生が録画して下さった、生徒たちが礼拝堂で収穫感謝礼拝に向けて讃美歌の練習をしている動画を見るところから始まりました。
一生懸命歌っている姿がとても微笑ましく、和やかな雰囲気に包まれました。


続いて私たちも、「讃美歌714番 わたしのように」を讃美しました。

「かんしゃします」の箇所の「か」をはっきりと発音することが美しく歌うポイントとのことです。
 
 
次に、「讃美歌285番 主よ、み手もて」についてです。
 
良い事ばかりではなく、暗い道、病や悩みであっても神から与えられたものとし、自分自身が選ぶ道ではなく、神が選んで下さった道を進みますという神への信頼を表している讃美歌とお話して下さいました。
 
冨田先生の聖書のお話のテーマは「仕事」でした。
 
聖書の箇所は以下の通りです。
 
創世記 1章27〜28節、3章1〜19節
マタイによる福音書 11章28節、25章15〜34節
イザヤ書 40章26節、42章6節、45章22節
マルコによる福音書2章17節
 
 
「マタイによる福音書25章15〜34節」の「タラントンのたとえ」のお話からです。
 
タラントンとはお金の単位ですが、神からのたまもの、才能という意味を持つことから、現在の「タレント(才能)」の語源となっています。
タラントンのたとえでは、挑戦して自分の持っている才能を生かすことの大切さをを説いています。

 

仕事とは喜びの源として神が与えたもの。
それ故に、才能を持っている分野で働くことは楽しいが、才能を持っていない分野で働くことは大変である。
とはいえ常に才能あることを仕事にできるとは限らない。
しかしながらその仕事に目的や価値を見出すことができれば、才能が無くとも楽しく仕事ができるとお話して下さいました。
 
 
次回は12月4日(火)10時から3階会議室にて開催します。
小さなクリスマス会を行います。
去年に引き続き今年も楽しい会になるといいですね!
初めての方もこの機会にぜひお越し下さい。
聖書等は用意してありますのでご心配なく。
では、次回お待ちしております。

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