神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
高い音が続くフレーズの“練習法”は前にも述べましたが、
もう一つ、簡単な方法があります。
今回はそれを紹介しますね。
高い音から始まる、または続くフレーズの最初のことばの前に、
声になるか、ならないかの「ン」をつけてみる。
また「酒と泪と男と女」のサビですが、
いきなり「飲んでー」と入ると、声を張り上げることになり、
声がかすれたり、裏返ったり・・・
それでは「飲んで」の「の」の前に、
「ン飲んでー」と軽く「ン」を入れるか、
入れて歌うイメージを作ってください。
「ン」が入ることで ハナで声を響かせる(ハナに抜く)ことが出来、
のど声から解放されます。
試してください。
ただし楽になるからと言って、あまり強く
「ン」を発音すると“うなる声”になり、
言い方は悪いですが、ど演歌調になりますから
ほどほどに。
僕の場合、
言うか、言わないかの「ン」を意識してます。