神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
だいぶ前のことになりますが ななちゃん(ねこ)さんからいただいたコメントです。
NHKのど自慢の審査基準は、頭声、胸声、腹声、発声、音声、 音階、感情、ワビ、サビ、等をクリアして鐘が三つ鳴ったものです。ですから、今みたいに簡単には合格出来ませんでした。上達を目的とする生徒さんには、基礎からの指導をお願いします。
カヌマ
その通りです。
のど自慢ではありませんが
お琴、三味線を教えているかた(母親が琴、三味線の先生で小さい頃から習い今は自分が先生)がNHKの邦楽育成会を受験したい(あちこち問い合わせをしたが邦楽の受験ということですべて断られた)とカヌマにやってきたことがありました。
同じ邦楽者でも育成会卒業の肩書は絶大なものだそうで、
何年かかっても合格したいということでした。
(日本を代表する邦楽者たちが指導にあたる)
邦楽はお琴ならお琴、三味線なら三味線の楽譜(?)がありますが
育成会では数ある邦楽器を合奏するためドレミの楽譜で統一します。
彼女は琴の楽譜、三味の楽譜はおてのものですがドレミの楽譜は読めません。
そこでソルフェージュで読譜の力をつけ(1年で4冊)見事合格。
そのあとも卒業するまで(途中に何度も試験がありふるいにかけられる)
お付き合いをしました。
彼女は本当に基本中の基本からがんばりぬきました。
ななちゃんのおっしゃる審査基準、たくさんの項目が並び大変そうですが
ひとつひとつ、ものにするのではなく、基本ができていればすべてつながって
いくものです。
ヒントです。まずは声帯の訓練!