歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

えっ!!声を出さないで歌の練習が出来るの??

2019年11月26日 09時15分32秒 | ワンポイントpart2

神奈川県相模原市のカヌマミュージックスクールです。

 

何だろうと思うでしょう?

ありえない!!

 

最近の質問に対する答えとして

「メロディにことば(声)を乗せて」と

言い続けています。

 

カヌマの教室のレッスンでも

口をすっぱくして指導しています。

 

一語、一語、音程をとりながら、メロディにことばを

あてはめて歌うと、“口先”になり、

力めば“のど声”になることは前にも書きました。

 

やはり“合わせなきゃ”“間違えまい”が

口先にしてしまうのです。

 

 

では、どうすればメロディにことばを乗せられるの??

 

 

まず、歌手のCD,テープをかけて、

“絶対に”声を出さず、頭の中で

一緒に歌いましょう。

 

全く聴いたことのない歌では出来ませんが、

知っている歌でやってください。

 

何度も繰り返すと、頭の中の歌は

スムースにメロディに乗ってきます。

 

 

 

声は出さなくても“もうことばで歌っているんですよ”

 

 

 

音程をとりながら声を出して歌うと

「あっ、いけない」「あっ、間違えた」「声が苦しい」なんてことが、

頭の中で歌う時には起こりません。

乱暴な歌い方もしていません。

 

 

そして、頭の中の“どのあたり”で自分の歌(声)を感じているか、

これが大切なんです。

 

そして、いざ声を出す時、口からというより、

頭の中で感じた場所で声を出しているつもりになって

歌ってください。

 

もう口先でなく“口とハナ”両方で共鳴した声が出ます。

 

やってみてください。

 

繰り返せば、その歌を歌うイメージも固まり(表現)、

口は自然に動いてくれます。

声をはりあげたり、ふりしぼったりしなくても

歌えるようになりますよ。