歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

【コメントをいただいてふと思い出しました】

2019年11月04日 07時35分31秒 | 今は昔

神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。

 

Mさんからコメントをいただいてふと思い出したことを書いてみます。

Mさんは楽器をおやりになっているのですが歌は歌えない、とのことです。

 

カヌマが弾き語りをしている頃、御徒町の大きなサパークラブでバンドと

対バン(弾き語り30分、バンド30分交代)で歌っていたことがありました。

普段は交代でやっているので顔は合わせますが挨拶程度で話をすることはありません。

 

ある時 仕事のあとバンドのギタリストと話す機会がありました。

すご腕のギタリストでカヌマは休憩中 よくバンドの演奏、特にギタリストの

ギターテクニックを注目して見ていました。

 

話はギターテクニックの話から。特に彼の練習法など興味ぶかいもので

後々一生懸命まねしたものです。

そして話は歌のことになり彼いわく「歌えるっていいですね。僕も歌えれば

弾き語りやりたいなー」彼は歌が苦手、それでバンドでギターを弾いているのです。

 

下世話な話になりますがギャラ(給料)の話になりカヌマは月20万(ン十年前の20万、

かなり高額です)バンドのギャラは皆で60万、5人編成でバンマスが半分取り、

残りを4人で分けるとのこと。これでは食べていけません。

彼の奥さんが頑張って仕事をし生活費を稼いでいるんです。

カヌマはサパークラブの仕事の後すぐ六本木に行き深夜は朝4時まで歌います。

そこでも月20万のギャラです。彼が羨ましがるのは当然です。

バンドにもボーカルがいますがボーカリストは楽器がひけません。

そこで彼がギターを教えているそうです。

 

カヌマ「歌、練習したら」

彼は苦笑い。

 

歌ってすごいですね。

あれだけのギタリストですから今頃どこかでギターを教えているかも?