歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

「レガートとスタッカート」そして「何気ない日常の景色から」

2024年04月17日 06時49分30秒 | 今日のカヌマ

「声はくちから」と思っている方に“ ハナの音 ” の重要性を述べてきましたが、

〈神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです〉

ここで“ レガート ”と“ スタッカート ”のお話しをします。

レガートは“ なめらかに、スタッカートは“ 歯切れよく ”という意味ですが、一語一語に音程、音の長短をつけて言葉を並べると、どうしてもスタッカート気味の歌になります。

もちろん 曲の中で 言葉をスタッカートで歌う場所もありますが、すべてそれでは全くなめらかさのない固い歌になってしまいます。

そして、一語一語ですから、高い音には力が入ったり、長い音は伸ばさなきゃと力んでしまうため、その後に続く言葉が不安定になります。

ここで 今回のポイントです。

「あなたの」という言葉を使ってみましょう。

「あなたの」を 一語一語 ゆっくり あの と切っていってみてください。

口からしか 音(声)が出ないでしょう。・・・スタッカート

では、 次に“  あなたの  ” と言葉をつないで言ってみてください。

どうですか。

口とハナ 両方が響いているでしょう。特に 「な」 なんかは、完全にハナで響いているはずです。

言葉をなめらかに レガートで歌える人は、口、ハナ 両方から 音(声)が出るのです。

前にも言いましたが、口は 言葉担当、ハナは 響き担当 という意味がわかっていただけたと思います。

そして、

日本のジョーンバエズと言われフォークソングの女王的存在、 

森山良子さん。

でもこの歌が収録されたアルバム(アメリカのナッシュビルで録音)あたりから、ポップスの要素が強くなり、歌謡曲的な歌や(禁じられた恋etc)、最近ではジャズも。

数ある森山さんのヒットナンバーの中でカヌマが好きなこの歌、聴いてみてくださいね。

何気ない日常の景色から人生が

 

できれば🎧

黄昏は人生が見える 森山良子(詞 山上路夫 曲 村井邦彦)

日暮れの通りを 電車が走る 明りをともして 走って行くよ

だれもみんな 家に帰るのね 今日の仕事終って 我が家に向かって行くの

 

日暮れの通りを 電車が走る 家路を目指して 走って行くよ

若い人に 年をとった人 人はみんなそれぞれ ちがった人生歩む 

いろんな人生 乗せて走るよ

 

日暮れの通りを 電車が走る 明りをともして 走って行くよ

だれもみんな明日が待っている いつも人は幸せさがして生きているの

いろんな人生 乗せて走るよ

 

注:日本のコピーは参照のために公正である。注:歌詞すべては所有者の特性そして版権である。歌詞は教育の目的のみで掲載されています。

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