
遅ればせながら、明けましておめでとうございます---(^^)
今年もよろしくお願いします。
昨年は、よれよれになりながらも一年が終わりました。
さてと...今年はどんな年になることやら---(^^;
写真はソシンロウバイ、今年の冬は暖かいせいか12月の中旬にはもう
この花が咲いていました。
この花に近づくととっても良い香りがしますよ。
年の一番最初に咲く花でしょうかね。

正月ですので百人一首から
花の色は うつりにけりないたづらに わが身よにふる ながめせし間に
小野小町
「桜の花は、すっかり色あせてしまいました、むなしく長雨が降り続いている
間に、そして私の容貌も、もの思いにふけっているあいだに、すっかり
衰えてしまいました。」
百人一首って恋の歌とか多くてそして切ない歌が多いですよね。
あらざらむ この世のほかの思い出に 今ひとたびの逢うこともがな
和泉式部
「わたしは病気で、もうこの世にそう長く生きていることが出来ないと思います。
それにつけても、この世を去る思い出に、もう一度お目にかかることはできない
でしょうか?ぜひお会いしとうございます。」
この和泉式部さんの気持ちはとってもよくわかる気がします...
久方の 光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ
紀友則
これはとってもフォトジェニックな情景が浮かんできますね。
日本人の心にすうっと入ってきます。
百人一首で「坊主めくり」は定番ですがたまには歌の意味を味わってみるのも
いいなぁと思います---(^^)