西大寺は初めて訪れました。
駅からこれだけ近いのに、なぜか今まで未踏…。
創建は764年、東大寺と並んで、当時はかなり広大な寺院だったそうです。
まずは本堂を訪れました。
広く、薄暗いお堂の中には、たくさんの燈籠が並べられ、なんとも神秘的な厳かな雰囲気!
それほど参拝者もいないので、ゆっくりとお参りできるのも嬉しいです。
本尊は釈迦如来立像で、1249年に京都清涼寺の釈迦如来像を模刻したものだそうです。
その横には、私の大好きな文殊菩薩騎獅像と四侍者像。
こちらも鎌倉1302年に文殊五尊像として作られたもの。
お寺の由緒自体は古いものの、仏様たちは鎌倉時代の仏教再興時のものが多いのですね。
そのため、どちらかというと力強い印象のものが多いです。
本堂の正面には、巨大な石組みの塔の跡があります。
これを見るだけでも、当時の西大寺の勢力が偲ばれました。
そして、今回の参拝目的である愛染堂へ!
秘仏である愛染明王の秋季特別開扉に訪れたのでした!
愛染堂は、もともと京都の近衛政所御殿を1762年に移築したものだそうです。
いろんな時代にわたって変化があるんですね。
北の客殿の障壁画が公開されていましたが、どれも古い味があって見ごたえあります。
野鳥の画が多かったです。
中央が愛染堂で、秘仏の愛染明王を囲むように、いくつもの愛染明王像が置かれています。
秘仏は、勝手な私の想像よりもずっと小さく、像高34センチ。
憤怒の表情はとっても印象的で、愛染明王というと赤いイメージがありますが、
衣紋には色彩が残っています。
こちらは1225年の作であることが、近年像内から発見された造立願文によって分かっています。
密教系の仏様は本当に強い力を放っているように感じます。
元寇の役の際には、叡尊が愛染尊勝法をこの像に祈祷したそうです。
小雨降る中でしたが、良いお参りができました。
駅からこれだけ近いのに、なぜか今まで未踏…。
創建は764年、東大寺と並んで、当時はかなり広大な寺院だったそうです。
まずは本堂を訪れました。
広く、薄暗いお堂の中には、たくさんの燈籠が並べられ、なんとも神秘的な厳かな雰囲気!
それほど参拝者もいないので、ゆっくりとお参りできるのも嬉しいです。
本尊は釈迦如来立像で、1249年に京都清涼寺の釈迦如来像を模刻したものだそうです。
その横には、私の大好きな文殊菩薩騎獅像と四侍者像。
こちらも鎌倉1302年に文殊五尊像として作られたもの。
お寺の由緒自体は古いものの、仏様たちは鎌倉時代の仏教再興時のものが多いのですね。
そのため、どちらかというと力強い印象のものが多いです。
本堂の正面には、巨大な石組みの塔の跡があります。
これを見るだけでも、当時の西大寺の勢力が偲ばれました。
そして、今回の参拝目的である愛染堂へ!
秘仏である愛染明王の秋季特別開扉に訪れたのでした!
愛染堂は、もともと京都の近衛政所御殿を1762年に移築したものだそうです。
いろんな時代にわたって変化があるんですね。
北の客殿の障壁画が公開されていましたが、どれも古い味があって見ごたえあります。
野鳥の画が多かったです。
中央が愛染堂で、秘仏の愛染明王を囲むように、いくつもの愛染明王像が置かれています。
秘仏は、勝手な私の想像よりもずっと小さく、像高34センチ。
憤怒の表情はとっても印象的で、愛染明王というと赤いイメージがありますが、
衣紋には色彩が残っています。
こちらは1225年の作であることが、近年像内から発見された造立願文によって分かっています。
密教系の仏様は本当に強い力を放っているように感じます。
元寇の役の際には、叡尊が愛染尊勝法をこの像に祈祷したそうです。
小雨降る中でしたが、良いお参りができました。